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株式会社コンサルジェント

コンサルタント紹介します!
第14回 『コンサルタントの営業方法を考える』
株式会社コンサルジェント
代表取締役 樋笠 耕治
※『コンサルタント紹介業』という少し変わったビジネスの話を毎月1回 お届けしていきます

《今回のテーマ》  『コンサルタントの営業方法を考える』


コンサルジェント代表の樋笠です。
1月に入って、当社運営サイト「経営コンサルタント探しの経営堂」のアクセスが急増しています。

これまで、1日当たりの訪問者数が最高で900人台だったのが、1月に入ってすでに1000人を軽く突破する日が何日もでてきています。それに伴って、ご相談やご依頼も増えています。

当社としては有り難いことで喜んでいるんですが、アクセス分析しても、なぜそんなに増えているか、理由がよく分からないんですね、正直なところ。ちょっと落ち着かない気分ですが。

みなさんの会社のサイトはいかがでしょうか?ひょっとして日本中の商用サイトアクセスの絶対量が増えているのかも・・・?

ひとつ個人的に感じるのは、企業業績の回復が本物で、強い会社は専門家を雇ったり人材研修を行うなど、具体的なアクションを起こし始めているのでは、ということです。

そういう強い企業は、素早く意思決定をして、経営課題をクリアして、ますます強くなっていくのでしょうか。

当社へのご相談も、成長途上のベンチャー・中小企業が多いですが、誰もが強い会社と認める大企業や上場企業からのご依頼が目に見えて増えてきていると実感しています。

最近の株式市場の回復も決して一時的なものではないと、肌で感じます。まさにブーム到来、ですかね?


■紙媒体での試行錯誤と失敗
 


というわけで、当社はコンサルタントを活用していただく機会をつくる営業方法として「ホームページへのアクセス」を一番重視して活動していますが、最初からそう思っていた訳ではありません。

この事業を少しでも多くの方に知っていただくために、インターネット以外の媒体でも、いろいろな試みをやってきました。まず、失敗したと思うのがタウンページです。

私はペーイチ兄さんではありませんが、『ページ、絶対いいって言ったからやってみたけど、全然ダメだよ〜!』って泣き言をいいたくなります。(注:タウンページCMより。知らなかったら、ごめんなさい)

おまけに年間掲載のため、毎月、電話料金に上乗せされて、容赦なく請求が来るのがうらめしいですね・・・。

ちなみにインターネット上の「iタウンページ」もやっていますが、これも失敗です。知名度抜群ですし、媒体自体は素晴らしいものですが、当社に限っては、電話帳系はダメみたいです。

また、地方新聞の広告で、失敗したこともありました。けっこう値段も安いですし、多少でも効果があれば、と思いましたがさっぱりでした。やはり値段じゃないですね。

よく営業電話がかかって来るのが「芸能人の○○とインタビュー記事をやらないか?」というペイドパブ商法?です。芸能人は嫌いじゃないので、タダならぜひお願いしたいといいますが、いつも向こうから切ってくれます。

私が昔、勤めていたリクルートでは「紙媒体の情報王国」から「ネットの情報王国」に方向転換してから、もう久しいと感じます。

もはや、大きなビジネスになるのはフリーペーパー位でしょうか。

読者のみなさん、ビジネス系の紙媒体で、安価でよいものがあれば、ぜひ教えてくださいね。
日経新聞に広告だせ、とかはダメですよ。マイナーな情報、大歓迎です。



■営業=アクセスを増やす努力
 


紙に対して、ビジネスでのインターネットの勢いは、まだまだ加速していると実感します。ライブドア事件くらいでは、そもそもネットに懐疑的だったお年寄りがその思いを強めたくらいで、大勢に影響はない?のではないでしょうか。

当社のサイトも、いくつかの検索で上位表示されていますので、ネット系のSEOやら、Jワードやら、営業電話が盛んにかかってきます。GMOさんからは、もう何十回もかかってきて・・・そろそろ一巡したかな・・・と思っても、まだかかってきます・・・。さすがに人材が豊富で、うらやましい限りです。

予算をあまりかけずに効果的なのは、検索での上位表示対策、いわゆるSEO(検索エンジン最適化)だと思っています。ご存知でしょうが、例えば「経営コンサルタント」という単語をヤフーやGoogleなど検索した際に、自社サイトがいったい何番目に表示されるか、ということです。

冒頭に申し上げた「アクセスが増えている」というのは、ほとんどが、この検索によって当社のホームページに訪問してきた、という意味です。

当たり前のことですが、検索結果の第100位(たぶん誰も見ない)に表示されるよりも、誰もが目にする第1位に表示されるほうが、圧倒的に見られるチャンスが多いので有利ですね。

当社が運営している「経営堂」というサイトは、コンサルタント関係のキーワードの検索で1位〜10位くらいの上位に表示されているのですが、なぜそうなるかと言えば理由がふたつあります。

1.コンサルタント関係の文字情報が豊富にあるため
2.さまざまなビジネスサイトからリンクが貼られているため

当社サイトには、いろんなコンサルタントのプロフィール情報や、コラムなどの記事が、新しくどんどん掲載されています。それらは当然、すべて文字情報ですので、情報が豊富なサイトほど、重要度が高いと判断されて、検索結果の上位に表示されやすくなります。

またそれ以外に、サイト内の文字情報だけでなく、客観的な指標として、外部サイトからのリンクが多く貼られているサイトは、それだけ外部からの支持を受けていると見なされて、同様に、検索結果の上位に表示されやすくなります。

私はインターネットの専門家ではありませんので、難しいことやテクニックは詳しく知りませんが、この原理原則に基づいて、コツコツと地道にやってきた結果、気がつけば上位表示されていた、というのが正直な感想です。


■実際に体験できる場づくり
 


ただ、何でもインターネット万能主義ではありませんが、なんでもネットだけでできてしてしまう、というのも偏った、危険な考え方だと思っています。

そこで、この2月から、無料でコンサルタントのセミナーを実際に体験していただける試みを始めました。このメールマガジンを購読いただいている読者さま限定ですから、私たちもいろんなご意見や反応を直接聞いてみたい、という意味合いもあります。

この2月9日のセミナーはお陰さまで、すでに定員になり募集を締め切りましたが、コンサルタントの話を気軽に聞ける場面を、これからは毎月どんどん設けていきたいと思っています。

やはりコラムなどの文章で読むのと、実際に対面したセミナー等で話を聞くのとでは、印象も全然違いますからね。

コンサルタントの営業は、無理に売り込んでもダメですから、自社にとって役立つと実感していただいて、自ら進んで導入していただくのが理想的だと思います。

もっともっと、コンサルタントを身近に、上手に使っていただける機会(きっかけ)を作っていくことができれば最高です。

では、今月はこのへんで。また次回お会いしましょう!


《今日のつぶやき》

経営雑誌「近代中小企業」の2月号別冊『コンサルタントガイド』に当社が紹介されました。コンサルタントや研修講師の先生方を紹介する趣旨の本なので、私の顔写真も掲載されています。いつものことなんですが、自分の顔って、あんまり印刷物で見たくないですね。。。もっと人相が良かったら、もっと仕事も増えるのかも?(ひがさ)



■関連情報

コンサルジェントが書籍で紹介されました!

『起業家を続々と輩出するリクルート式仕事術』
著者:荒井 裕之 出版社:ぱる出版(2005/12発行)

過去にコンサルタントに関するコラムを寄稿しています。よろしかったらこちらもご覧下さい。

「失敗しないコンサルタント利用の秘訣」@IT 情報マネジメント
「コンサルタント業を目指すには」All about Japan フリーランス


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株式会社コンサルジェント/「経営堂」運営会社    代表取締役 樋笠 耕治
株式会社コンサルジェント 代表取締役 樋笠耕治
1966年大阪府生まれ。大阪外国語大学卒。株式会社リクルート、コンサルティング会社勤務を経て、有限会社コンサルジェントを設立(2004年に株式会社へ変更)。趣味は下町散策、アジア旅行。お勧めのコンサルタントは「一芸に秀でた変人?タイプ」。



メッセージ:「中小企業でも、大企業でも、コンサルタントを普通に活用できるような環境をつくっていく一助になればと思っています。聞くのもタダ、紹介もタダ、ですのでお気軽にどうぞ!無理な導入はお勧めできません。十分納得された上で、ご活用下さい」





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