世間一般では、コンサルタントは、まだまだ大企業や立派な会社が使うものだという先入観があると思います。しかし現実には小さな会社がコンサルタントを使う例は非常に多いです。
当社の実際の例でも、5〜10万円あればぎりぎり最低限の顧問やアドバイザーを雇うことができますし、そういった小額での契約事例もあります。極論すれば、
「パートさんを雇える会社はコンサルタントも雇える」
と私は思っていますから、ほとんどの会社はたとえ規模が小さくともコンサルタントを導入できる可能性があると思いますね。
コンサルタントは、時給で換算すれば決して安くはありませんので、少ない予算で長時間拘束してワークをさせるのは無理でしょうが、
○発想を買う
○アイデアを買う
○判断(意思決定)を買う
ことには、長い時間は必要ありません。決まったやるべき作業があり「人手」が欲しい状態なら、まず社員・アルバイトなどの人件費を使って人手を買うでしょう。しかし、会社の経営では、
●月額15万円でパートさんを20日雇う
よりも
●月額10万円でコンサルタントを1日雇う
ほうが、ずっとその影響や費用対効果が大きいケースもあることを、少し頭の隅に置いていただければ・・・と思います。私がとくにお勧めなのは、 ◎社長自身が方向性や経営判断に迷っている
◎斬新な方法や目新しいプランが社内では浮かばない
◎新規事業などでその分野の経験や知恵を短時間で買いたい
◎定期的に役員会などでチェックを受けたり率直な意見が欲しい
◎社員向けの人材育成を定期継続して行いたい
こういった場合でしょうか。
またコンサルタント側の事務所でミーティングを行ったり、テレビ電話会議を使ったり、コンサルタントの時間を極力使わない工夫をすれば、かなり生産性も上がるはずです。
コンサルタントの時間を最小限にうまく使えば、意外に安くコンサルタントを雇える道があることを、ぜひ覚えておいて下さい!
今回はこのへんで。また来月、お会いしましょう!
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