コンサルジェント代表の樋笠です。東京は今朝から雪が激しく降っていますね・・・寒い!
1月も下旬になりました。
この時期は「3月の年度末」「4月以降の来期」に向けて、企業の水面下での動きが活性化しているように感じられます。当社へのご相談も、ここ最近は増加傾向にあると感じます。
事業の経営はある意味、ゲームのようなもの。
そのカギを握るのはプレイヤーである“人材”であることは間違いないです。
しかし人材を「社内」だけでなく、外部へのアウトソーシングやコンサルタントや専門家の活用も含めて、幅広い視野でゲームを組み立てられる経営者は、非常にクレバーな方だと思います。
言い換えれば『目的達成のためなら手段を選ばない、頭がよく現実的な方』という表現のほうが、私が実際にお会いしてきた印象として的確もしれません。
当社のようなコンサルタント紹介会社へ入るご依頼の中では、成長ベンチャー企業のトップや役員からのご依頼というのがひとつの典型的なパターンだと思います。
達成したい事業ビジョン、具体的な目標に向かって、使える経営資源(とくに人材)を総動員する。そこで経営コンサルタントという資源を、上手に使える経営者は、非常にゲームを有利に進めることができると思います。
なぜコンサルタントという人的資源は、そんなに使える価値があると言えるのか?その根拠は、私なりに思うことは、
●コンサルタント市場は、全般的にまだまだ買い手市場であること、
●非常に優秀なコンサルタントの才能が、一般に知られないまま、数多く埋もれていること、
●契約形態が任意の請負契約となるため、自由度・裁量の幅が大きいこと、業務内容における交渉の余地が大きいこと、
●社員の雇用や人材派遣契約に較べて、法的制約が少なく、非常に使い勝手が良いこと、
が挙げられます。
ただ残念ながら、すべてのコンサルタントが優秀という訳ではありませんし、なかには非常にスキル&パフォーマンスの低い「自称専門家」も混じっていますから、この見極めが一番重要なポイントであり、ボトルネックになっていると思います。
また、自由に使えるという意味は、それだけ使う側の能力や力量も問われます。
コンサルタントというカードは、トランプで例えれば「ジョーカー」のような感じでしょうか。
使い方が上手ければ、恐ろしく効果を発揮しますし、働きますが、間違えば相当なマイナスをもたらす可能性もありますね・・・。
もし経営というゲームで、手詰まり感があったり、社内だけでは対応できない限界を感じたときは、コンサルタントという「とっておきのカード」を使って勝負してみるもの一法かと思います。
まぁ賢明な経営者は、私が申しあげるまでもなく、すでに淡々と実行済みかと思いますが・・・。
それでは今回はこのへんで。また来月お会いしましょう!
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