※『コンサルタント紹介業』という少し変わったビジネスの話を毎月1回 お届けしていきます |
《今回のテーマ》 『コンサルタントの使い方を規定しない』
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こんにちは!今月から樋笠に代わり、このコラムを担当させていただくことになりました、東日本担当エージェントの小林です。
エージェントという役割で日々クライアントやコンサルタントと接しておりますので、そういう視点で皆様のお役に立つ情報を提供したいと思います。
もちろんコンサルタントを活用していただきたいというのが本音ですが。
さて、今回は「コンサルタントの使い方を規定しない」というテーマで書いてみたいと思います。
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■コンサルタントに対するイメージ |
皆さん、「コンサルタント」についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?
・頭脳を駆使してかっこよく仕事をしている人
・その分野に精通している人
・高額な報酬を受け取っている人
・グレーな世界の人(苦笑)
中にはそういう方もいらっしゃるのでしょうが、少なくとも弊社で関わりのあるコンサルタントは、もっと「普通の人」で決してカッコいい仕事をしている訳ではありません。
しかし、先のような先入観があるからか、弊社にお問合わせをくださるお客様でも、最初にものすごく警戒をされるケースが少なからずあります。
・何をしてくれるのだろうか?
・ものすごい額を請求されるのではないか?
・言いくるめられてダマされるのではないか?
困っているという状況に加えて、よくわからない人に相談する訳ですから不安はあって当然だと思います。
しかし、何かをして現状を変える必要があるならば、コンサルタントへの依頼は、ひとつの有効な手段であることは間違いありません。
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■コンサルタントの使い方 |
では、どうやって依頼をすれば良いのか。
結論としては、どのような依頼をしようが、それを受けるコンサルタントが見つかれば、それが正解です。
こんな依頼は受けてもらえないのではないか?と考える前に聞いてみることをお薦めします。
例えば
●毎月20万も払えないので必要な時に少し相談に乗って欲しい
⇒1回2時間の相談で2万のコンサルタントを探す
●プロジェクトを推進する人材がいないから、中心的な役割で支援して欲しい
⇒そのクラスの人材の人件費以下で、手伝ってくれるコンサルタントを探す
●営業戦略立案から実行まで手伝って欲しい
⇒営業代行もできるコンサルタントを探す
●こちらで叩き台をつくるからチェックだけ○円でお願いしたい
⇒その条件で良いというコンサルタントを探す
上記は一例ですが、条件が明確なら探すのは簡単です。
その条件に合致する人がいなければ条件を変えれば良いのです。ただし、手伝ってもらうからには「いくらかの報酬を支払う」という前提はお忘れないように。
コンサルタントもボランティアではなくビジネスマンですので。
それではまた来月、お会いしましょう!
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■関連情報
コンサルジェントが書籍で紹介されました!
『起業家を続々と輩出するリクルート式仕事術』
著者:荒井 裕之 出版社:ぱる出版(2005/12発行)
過去にコンサルタントに関するコラムを寄稿しています。よろしかったらこちらもご覧下さい。
「失敗しないコンサルタント利用の秘訣」@IT
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