※『コンサルタント紹介業』という少し変わったビジネスの話を毎月1回 お届けしていきます |
《今回のテーマ》 『今年一年を振り返る』
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こんにちは。
エージェント事業責任者(そういえばそうでした)の小林です。
秋のリーマンショック以来、暗いニュースが続いています。弊社のお取引先でも影響を受けているところがかなりあります。(そういう意味では弊社も影響を受けていますね)
そんな今年も残すところあと1週間。
ということで、お決まりではありますが、今年1年間を簡単に振り返ってみたいと思います。
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■多くの出会いと学び |
新たに62名のコンサルタントにご提携いただきました。実力派コンサルタントから超ニッチ分野のコンサルタントまで顔ぶれは様々です。
世の中には知られていない専門家がまだまだいるのでしょうね。
一方で、お客様からも多くのお問い合わせもいただきました。お話を聞いてみると
「こんなビジネスがあるのか!」
「こういうことでも悩むのか」
「そんなことを考えてるのか」
と、新たな気付きの連続。
そうやって世の中は少しずつ(たまに劇的に)変わっていくのでしょう。まだまだ知らないことばかりです。
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■ハードルはさがっている? |
弊社のお客様は規模で分類すると中堅以下の企業が圧倒的に多いのですが、今年は特にその傾向が強かったと感じました。新規でお問い合わせいただいた上場企業の数は数えるほどです。
10名以下の会社からもお問い合わせいただくことも少なくなく、コンサルタントを雇うという心理的なハードルは年々下がりつつあるのかもしれません。(もしくは緊急度が高いか?)
そうは言ってもまだまだややこしいサービス。
お問い合わせをいただく時に聞かれる質問に、今後の改善のためのヒントがありそうです。
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■実務重視の傾向 |
戦略作りのような相談は激減し、具体的に何をしてくれるのかを問われるケースが増えました。
コンサルタント会社出身の方でも「実行」部分までの支援がしたくて独立されるケースが多いです。
需給両方が「実行重視」になりつつあるということで、この流れは益々強くなるだろうと思います。
戦略、マネジメント、マーケティングなどの経営用語は、なんとなくわかったような気がしますが、よくよく詰めてみると認識が違っていたなんてことは日常茶飯事です。
そんな言葉は使わずに「自分は●●ができる」が明確になれば、もっとお願いしやすくなるような気がします。
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■コンサル業界も人材不足? |
いわゆる同業に近い企業からの問い合わせも増えました。
「案件はあるが、それができる人材がいない」という話です。
ひと通り探した後にネットで検索した結果、弊社サイトに辿りつきますのでほとんどが難しいオーダーなのですが、そこでうまく人選できるとリピートでお声がけいただけたりします。
自社でフリーランスとのネットワークを構築するのは時間もコストもかかりますので、そういう意味では弊社のサービスは利用価値があるのかもしれません。
お客様の要望は年々細かくなってきていますので、ピンポイントの紹介ができるよう更なる人材の充実化を図っていきたいですね。
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■来年は |
景気については残念ながら楽観的な見方(少なくともこの先1年くらい)は難しいのが正直なところですが、こういう時代だからこそ、新たなサービスが生まれるチャンスです。
弊社としてもコンサルティングサービスをより使いやすく、わかりやすくするために、知恵を絞って新たな取組みをしたいと思います。
それでは皆様、良いお年を!
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■関連情報
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著者:荒井 裕之 出版社:ぱる出版(2005/12発行)
過去にコンサルタントに関するコラムを寄稿しています。よろしかったらこちらもご覧下さい。
「失敗しないコンサルタント利用の秘訣」@IT
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