※『コンサルタント紹介業』という少し変わったビジネスの話を毎月1回 お届けしていきます |
《今回のテーマ》 『私のすきなコンサルタント』
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こんにちは!株価も1万円を回復し、最悪の時期は過ぎた感じがしますね。
そうはいっても弊社メインクライアントである中小零細企業はまだまだ厳しい状態が続いており、相談内容も依然として後向きなテーマが多いです。
何事もそうですが手を打つのは早いに越したことはありません。時間が経てば経つほど打てる手も少なくなってきますので、ぜひ早い段階でのご相談を!
さて、この「コンサルタント紹介します」はコンサルタントの活用方法について、特に未経験の企業様にとって少しでもヒントになるようなテーマで書いておりますが、今回は思いっきり主観で「私の好きなコンサルタント」について書いてみたいと思います。
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■自分のことがよくわかっている |
強みがはっきりしているコンサルタントは好きです。
私はクライアントに「なぜこの人をオススメするのか」という理由を明確に伝えないといけない立場ですので、「これぞ!」という強みがあるコンサルタントは自信を持っておすすめ出来ますし。
またこういうタイプの方は「□□は得意だけど、◇◇の部分はちょっと弱いかも」という情報もくれるので、得意な部分がよりリアリティを増します。
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■気が利く |
例えば、何かの相談をした時の回答を比べてみると
タイプA:必要最低限の回答
タイプB:こちらのリクエストに合致した回答
タイプC:ためになる情報がプラスされた回答
タイプD:余計なことまでプラスされた回答
という感じで分類できます。
普通に考えればCが一番ですよね。
Bでも良いのですが、複数名にご相談した場合は印象に残りません。
Dは疲れていない時なら歓迎です(苦笑)
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■雰囲気がある |
抽象的ですみません。
完全に個人的な好みですが、スマートな方が好きです。
雰囲気だけで「仕事ができそう!」と思える人。
たんに外見がキチンとしていれば良いわけでもなく、その人のこれまでのご経験などが大きく影響している気がします。
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■話をよく聞く |
クライアントと話をする時に、相手の話をよく聞いてくれる人は好きです。
弊社にお問い合わせくださる企業のほとんどは「まずは悩みを話したい」と考えています。
そして、お話を伺うと依頼主が考えているものとは違った課題が出てきたりもします。
ですので、まずはじっくり話を聞き、的確な回答を返してくれるコンサルタントはとても信頼できます。
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■とにかく具体的 |
「私のコンサルティングは抽象的です!」というコンサルタントはさすがにいないと思いますが、具体性の度合いに差があるのも事実です。
プレゼンの場で「具体的に進めていきます」と言いつつ、具体例はひとつも出てこず、横で聞いていて「で、具体的に何をするの?」と突っ込みたくなることもたまにあります。
業界的にはややもすると抽象的な表現が多くなりがちですが、力のあるコンサルタントは
「○○君に対して、明日までに△△をやるように指示しろ」
「このチラシのキャッチコピーはこう直せ」
「最初にこういうツールを使って、次はこれを使う」
というように、何をすれば良いのかがよくわかります。
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■早い! |
お願いしたことがすぐに返ってくる方はいいですね。
一事が万事といいますが、こういう方は成果を出すのも早いです。
こんなに「好きです」を連発したのはいつ以来でしょうか?(笑)
弊社代表の樋笠は「変人コンサルタント」が好きなようですが、私の好みはいたって普通でしたね(笑)
では、また来月!
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■関連情報
コンサルジェントが書籍で紹介されました!
『起業家を続々と輩出するリクルート式仕事術』
著者:荒井 裕之 出版社:ぱる出版(2005/12発行)
過去にコンサルタントに関するコラムを寄稿しています。よろしかったらこちらもご覧下さい。
「失敗しないコンサルタント利用の秘訣」@IT
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