※『コンサルタント紹介業』という少し変わったビジネスの話を毎月１回 お届けしていきます |
《今回のテーマ》 『中小零細企業の疑問にお答えします〜その２』
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こんにちは！
私の周りでもとうとう新型インフルエンザの感染者が出てきました。
話には聞いていましたが、あまり実感がないというのが正直なところだったのですが、かなり近くまで来ているようなので、もう少し気をつけたいと思います。
皆さんもお気をつけくださいね。
さて、今回は前号の続きで、中小零細企業の方からよく受ける質問についてお答えします。
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| ■どこから費用が発生するの？ |
弊社の紹介システムは「正式契約後」から費用が発生するという基本ルールになっていますが、会社（または人）によっては、最初の相談時点から少額のチャージをすることもあります。
コンサルタントは情報を商売のネタにしているので、色々聞かれて「後は自分でやります」と言われるリスクがどうしても付きまといます。
そういう点ではチャージをする気持ちもわかりますが、依頼側の立場で考えると、何もわからない状態でいきなりお金を払うのは抵抗があります。
個人的には少額チャージの意味はそれで儲けるというのではなく、あくまで依頼主の本気度を測るという意味が強いような気がしますので、本気で依頼を検討しているのなら交渉の余地は十分にあると思います。
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| ■コンサルタントに頼むと成果を出してくれる？ |
これは大きな勘違いですが、こういう認識を持たれている経営者も多いです。
置かれる状況が厳しくなればなるほど、他人への依存度があがってしまうのでしょうか？
冷静に考えれば「必ず成果が出る」ということがあり得ないのは明白です。
誤解がないように申し上げますが、成果が出ないという事ではありません。
多くの経験から成功への近道を知っているのがコンサルタントです。
ただし、様々な要素（例えば使えるお金、人材、外部環境）によって、その道を進めない場合もあります。
ここをしっかりと認識した上で依頼をしないと、コンサルタントの使い方に頭を悩ませる結果となってしまい本末転倒です。
もし成果に繋がらないと感じたら、なるべく早めに契約を解除する方が傷が小さく済むことが多いと感じています。
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| ■コンサルタントに騙される？ |
世の中に悪者コンサルタントがいることは否定しません。
が、一方で世の中に多くのコンサルタントがいるということはビジネスとして成立していることになります。
つまり、利用してかつ喜んでいるお客さんがいるこということですので、騙すようなコンサルタントは間違いなく極少数派なのでしょう。
法に触れるようなケースは別として、騙されたと感じる場合は感情的なものが先行していることも少なくありません。その大半は「成果がでなかった」ことに起因しますが、どちらか一方に責があるケースは稀です。
ずるい言い方かもしれませんが、依頼の決断をするのも、途中でやめる決断をするのも、そして上手く使うのも経営者です。
最初の数ヶ月は慎重に観察し、気になった点は早めに確認することで、大きなトラブルは回避できます。
以上、２回にわたってよくある質問について私なりの考えを書いてみました。
コンサルタントの活用をお考えの方、ぜひ参考にしてみてください！
では、また来月にお会いしましょう！
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著者：荒井 裕之 出版社：ぱる出版（2005/12発行）
過去にコンサルタントに関するコラムを寄稿しています。よろしかったらこちらもご覧下さい。
「失敗しないコンサルタント利用の秘訣」＠IT
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