※『コンサルタント紹介業』という少し変わったビジネスの話を毎月1回 お届けしていきます |
《今回のテーマ》 『エージェントが特に機能したケース』 |
こんにちは!エージェント事業責任者のこばやしです。
当社は今月から節目の10年目に突入しました!
世の中に知られていない優秀なコンサルタントと提携し、支援が必要な企業とマッチングをする、そしてコンサルティングというサービスの裾野を広げることを目指して邁進していますが、やるべきことは山ほど残っています。
それでもここまでやってこれたのは、お客様、提携パートナーを始め、いろいろな形で当社事業に関わってくださった皆様(もちろん当サイトユーザーの皆様も!)のお陰です。
この場を借りて改めて御礼申し上げます!
さて、今回のテーマは「エージェントが特に機能したケース」について。
平たく言えば自分自身が「良い仕事をした」と実感できた事例を、プチ自慢的にご紹介させていただきます(笑)。
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■エージェントの使命 |
私の仕事であるエージェントとは「お客様の代理で適任者を選ぶ」ことが最大の使命になります。
コンサルタント側の営業代行という側面がない訳ではないのですが、気持ちとしてはあくまで「お客様の代理人」です。
この後ご紹介するケースは、前提としてこの点をご理解いただけた案件になります。
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■面談の雰囲気から別の候補者を推薦 |
当初のお話に基づいて人選をし、面談をしてみるとどうも雰囲気が怪しいというか、スッキリしない時があります。
そのような面談の時は話を聞きつつも、頭の中で別の候補者のピックアップを開始し、後日のフォローで「私はこう感じましたので、こういう人の方が合うと思うのですがいかがでしょうか?」と提案します。
手間を考えれば最初の人選のまま進める方が楽なのですが悪い予感は当たるもので、この手間を惜しんだ案件は後々ややこしいことになる可能性が高いですね。
私自身も面談で初めて気づく点がありますので、事前情報に新たな情報を付加し、新しい人選を行うのです。
自分の感覚とお客様の感覚が一致し、新たな人選がピタリと当たった時の爽快感は最高です!
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■外部から適任者を見つけてくる |
数多くの専門家と提携しているとはいえ、全ての領域をカバーしているわけではありません。
ですので、リクエストに合う人選ができなかった場合は、インターネット検索で探したりします。
当社はもともと「ネット検索」で成り立っている会社ですので、検索はお手の物。
諸条件の詰めはあるものの、たいてい候補者を見つけることができます。
しかし、ここから先が意外と大変・・・。
当社のビジネススキームについて説明し、理解してもらった上で条件等を決め、ようやく実際の紹介まで到達するのです。
でも、こうして見つけたコンサルタントでマッチングがうまくいくと、いつも以上に仕事をやった感が得られます(笑)。
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■困難な依頼をまとめる |
お客様の予算や納期で「そりゃムリだろ・・・」という話も、何かと理屈をこねて成立させたりすることもあります。
ここで大事なのはコンサルタントに対して、
・ムリだと決め付けないこと
・相手(コンサルタント)の立場を尊重した上でお願いをすること
です。
まずは頼んでみるという姿勢で、頼み方を考えます。
一方的にムリを言うと相手も良い気がしないので、かなり気を遣います。
そんな悪条件にも関わらず快く協力を了承してもらえると、これまた仕事の満足感が得られます。
このムリを通す技(?)は一見さんには難しいかもしれません。
なぜならムリを言うまでのコミュニケーション量が重要だからです。
我々エージェントはいろいろなやり取りをしていますので、ここは力を発揮できるポイントのひとつです。
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■業務の一部を代わりにやる |
基本的に我々エージェントはコンサルティングの実務にはタッチしないのですが、自分ができることについては前向きにお手伝いします。
例えば関係先で見込み客になりそうな企業をご紹介したり、自分が思いついたアイデアは積極的に提案したり、場合によってはスタッフの一人としてお手伝いをしたりします。
優秀なビジネスマンならうまくビジネスにできるのでしょうが、我々の本業ではありませんので、基本的には無償です。
ご紹介した企業とビジネスが成立したりすれば当然ですが、単純に感謝されるだけで「いい仕事した感」は得られます。
今後も自分の中で気持ちの良い仕事が増えるようにしたいですね!
それではまた次回、お会いしましょう!
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■関連情報
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『起業家を続々と輩出するリクルート式仕事術』
著者:荒井 裕之 出版社:ぱる出版(2005/12発行)
過去にコンサルタントに関するコラムを寄稿しています。よろしかったらこちらもご覧下さい。
「失敗しないコンサルタント利用の秘訣」@IT
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