※『コンサルタント紹介業』という少し変わったビジネスの話を毎月1回 お届けしていきます |
《今回のテーマ》 『少予算でのコンサル活用術』 |
こんにちは!エージェント事業責任者の小林です。
お盆を過ぎてもまだまだ暑いですねぇ・・・。
秋はいつやってくるのでしょうか?
サンマもまったく取れないようですし。
さて、今回は「少予算でのコンサル活用術」について書いてみます。
当社はコンサルタントの紹介エージェント事業を開始して10年目に突入しましたが、過去10年で成立した契約の金額は数千円から1千万を越えるものまであります。
百万円を超える案件はある一定以上の規模の企業からの発注(一部例外もあり)で、中小零細企業がコンサルティングに充てられる額は数十万が限界ではないでしょうか。
(コンサル倒産なんてことになったらシャレになりませんし)
そこで少額でコンサルティングを引き受けた事例をいくつかご紹介したいと思います。
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■とりあえず相談だけ |
スポットの簡易相談で、決められた時間内で疑問点や知りたいことをコンサルタントに聞いていきます。
開業前や開業間もない事業者、少人数で新しい動きを模索される方からのご依頼が多いです。
ほとんどのケースがホテルのラウンジなどで2〜3時間の相談をするという形になります。
疑問が残ったときに備えて、面談後のメールや電話での質問を受けて頂けるかお願いしてみるのも手です。内容がその時の延長であれば大抵はOKなはずです。
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■必要な時にだけ頼む |
簡易相談からの発展で、相談を受けてから自分で進めてみて、壁にぶつかった段階で再度アドバイスをもらう、というものです。
進んだといってもまだビジネスとして成立していないレベルですから、とても顧問料を払える段階ではありません。1回あたりの相談は多少割高になるかもしれませんが、固定的な支出にはなりませんので、気分的にも楽なはず。
自分でトライ&エラーを繰り返すのでノウハウが貯まるのも利点だと思います。
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■基本は自分でやる |
一定期間の契約を締結するにしても、コンサルタントに頼む業務のうち、実務面は基本的に全ては自分でやる、という形の契約内容にすれば金額は抑えられます。
依頼側からするとなるべく多くのことをやってほしいと思ってしまうのですが、そこはグッとガマン。
コンサルタントも人間ですので、アドバイスに留まらず積極的に協力してくれることも多いです。
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■割り切って電話とメールにする |
コンサルタント料が高くなる大きな理由のひとつが
「物理的に動くこと」。
つまり、コンサルタントが動かなくて済む形でアドバイスをお願いすれば安く上がるのです。
今はスカイプなどを使えば顔を見ながら話をすることもできます。
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■最後に |
コンサルティングというとどうしても敷居が高い印象を持たれがちですが、今後は上記以外にもいろいろな活用法が出てくると思っています。
それではまた来月にお会いしましょう!
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■関連情報
コンサルジェントが書籍で紹介されました!
『起業家を続々と輩出するリクルート式仕事術』
著者:荒井 裕之 出版社:ぱる出版(2005/12発行)
過去にコンサルタントに関するコラムを寄稿しています。よろしかったらこちらもご覧下さい。
「失敗しないコンサルタント利用の秘訣」@IT
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「コンサルタント業を目指すには」All
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