※『コンサルタント紹介業』という少し変わったビジネスの話を毎月1回 お届けしていきます |
《今回のテーマ》 『使ってはいけないタイプ』 |
こんにちは!
スポーツの秋ですが、このところまったく運動らしきものをしておりません。。。
やらない言い訳はいくらでもできるので、どこかで気合を入れてスタートしたいと思います。(次回、ご報告します)
さて、今回は【コンサルタントを頼んではいけないタイプ】について書いてみます。
以前このコラムでも書きましたが、コンサルティングには失敗例も少なからずあります。
その原因はひとつではなく、複合的な要因で結果が出ないのですが、最初の段階から「これはマズいかも・・・」と直感的に思う商談もあります。
そこでエージェント歴10年の私が「嫌な予感」を感じるときの依頼側の傾向について書いてみます。
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■コンサルタントに依存する |
これは依頼者ご自身があまり自覚していないことが多いのですが、話の端々に「コンサルタントが何とかやってくれる」という期待というより依存に近い言動や雰囲気が表れるのを感じると注意フラグが立ちます。
私の立場からも「事業の主体はお客様ですよ」と念を押しますし、そういわれれば「もちろんわかっています」という返答があります。
が、いざ始まってみると当初の予感が的中。完全にコンサルタントにおんぶに抱っこ、面倒見のよいコンサルタントだとしばらくは支援をしますが、どこからおかしい事になります。
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■意思決定できない |
コンサルタントはあくまで支援者ですので、意思決定の権限は持ちません。ですが、いくら意思決定の材料を出しても意思決定できない人もいらっしゃいます。
困難な状況になればなるほど、神風が吹かない限り、従来の継続に未来はないので、どんどん意思決定をして現状を変えていくことが重要です。
それくらいの気持ちを持ってコンサルタントを活用するならその効果も高くなるでしょう。
そうでない場合は結局高い買い物になってしまうと思います。
正直、今回の内容はコンサルタントを紹介する立場として書くべきかどうか迷いましたが、現在のコンサルティングサービスでは上記のような案件には対応が難しいのが実情です。
先の見えない状況が続いていますので今後も様々なご相談をいただくことが多いと思いますが、依頼の前に活用しきれるかどうかを考えてみることも大切かもしれません。
それではまた来月にお会いしましょう!
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著者:荒井 裕之 出版社:ぱる出版(2005/12発行)
過去にコンサルタントに関するコラムを寄稿しています。よろしかったらこちらもご覧下さい。
「失敗しないコンサルタント利用の秘訣」@IT
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「コンサルタント業を目指すには」All
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