※『コンサルタント紹介業』という少し変わったビジネスの話を毎月1回 お届けしていきます |
《今回のテーマ》 『業務によってスキルが異なる』 |
こんにちは!エージェント事業責任者の小林です。
朝はすっかり寒くなりましたが、今の季節は個人的に大好きで、いつも以上にヤル気が湧いてきます!(結局、運動はしておりませんが・・・)
さて、今日はコンサルタントに求められるスキルについて書いてみたいと思います。
|
■コンサルタントの仕事 |
突然ですが、皆さんはコンサルタントの仕事というとどのようなイメージを持たれるでしょうか?
私がこの業界に入る前は、
・支援先の戦略を立案する(カッコイイ!)
・社長の相談役として、意思決定の支援する(頼れる!)
なんて、ミーハーなイメージを持っていました(笑)
このような仕事も無くはないのですが、そんな仕事ばっかりではありません。
上記のようなものを含めてコンサルティングといわれる領域の他、研修やセミナーや調査の仕事もあります。
|
■業務によってスキルが違う |
コンサルティングだけをやっているコンサルタントは少数派で、他の仕事を組み合わせながら事業運営をしています。
コンサルタントの商売のタネは「ノウハウ」といわれるものがベースでコンサルティングも研修・セミナーも調査も極論を言えば「それをどうアウトプットするのか」の違いです。
が、そのアウトプットする際に求められるスキルは大きく異なります。
ここを間違えると、意図した結果を得られないなんてことになってしまうのです。
|
■各業務に求められるスキル |
若干荒っぽい言い方かもしれませんが、各業務についての特に必要なスキルは以下と考えています。
●コンサルティング:やらせる力、まとめる力
ノウハウを聞いたけど現場で実行できない、という話はいくらでもあります。特に中小零細企業は人員不足なので、やらせるところまでできる人でないと、なかなか成果が出ません。
●研修セミナー:話す力
1対多数で行いますので、聴き手が興味を持てるような話し方が求められます。後は聴き手の様子を感じ取りながら微修正していく柔軟性も重要ですね。
●調査・執筆:書く力
最後は書面で納品されることがほとんどですので、最終成果物が読むに耐えないレベルでは話になりません。そこまで酷いことはないでしょうが、けっこう書けないタイプのコンサルタントも多いので、事前に資料を見せてもらう等でクオリティをチェックしましょう。
|
■依頼時の注意 |
このコラムでも何度か書いておりますが、コンサルタントが行う業務は基本的に始まってみないとどんなものかはわかりません。
仕事によってスキルや適性が異なりますので、依頼内容によって確認する点も変えるべきでしょう。
くれぐれも経歴だけみて依頼なんてことは避けてください。
それではまた来月にお会いしましょう!
|
■関連情報
コンサルジェントが書籍で紹介されました!
『起業家を続々と輩出するリクルート式仕事術』
著者:荒井 裕之 出版社:ぱる出版(2005/12発行)
過去にコンサルタントに関するコラムを寄稿しています。よろしかったらこちらもご覧下さい。
「失敗しないコンサルタント利用の秘訣」@IT
情報マネジメント
「コンサルタント業を目指すには」All
about Japan フリーランス
|
■バックナンバー 一覧に戻る |