※『コンサルタント紹介業』という少し変わったビジネスの話を毎月1回 お届けしていきます |
《今回のテーマ》 『ソーシャルメディアの可能性』 |
こんにちは!代表のこばやしです。当社は今週から新オフィスに移転しました。
移転は正直かなりパワーがいるのですが、環境が変わると気分も変わるというか、なんとなくやる気が出ます(そんな気がします)。
さて、今回はソーシャルメディアについて書いてみます。
私自身の話をしますと、有名どころのアカウントは取っていますが、基本的には「受身」の立場で活用しています。
発信するにはまだ抵抗があるのですが、受信だけでも勝手に情報が集まってくるので、今のところは「まぁ便利」という印象です。
では、本題に。
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■創業当時と今を比べると |
当社の創業は2001年。
仕事でネットを使うのが普通になってきた頃ですね。
本格的にネットでサービスを開始したのが2003年なので、決して早いほうではありません。
それでも当時はひとつサイトを作るのに安くても数十万、少し凝ったものにしたら100万は軽く越えてしまうような時代でした。
それから8年。
少し前に「free」という本がベストセラーになりましたが、ネットサービスの多くが無料で活用できるようになりました。
代表的なものはブログ、SNS、ツイッター。
個人や会社のPRに活用されている読者の方も多いでしょう。
そして最近は映画も大ヒットしたfacebookが注目を集めています。
発展途上で変更も多いため、どこの企業も試行錯誤が続いていますが、今後もどんどん伸びていくのは確かです。
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■依頼側からの活用法 |
当社の提携コンサルタントで積極的に活用している方もちらほらいます。
コンサルティングの依頼で最も多いのが「紹介」ですので、人との繋がりが仕事に繋がるという訳です。
では、依頼側からするとどう活用できるのか?
情報を発信できるといっても「会社が倒産しそうなので誰か助けて下さい!」なんて打てないですよね?
(もしかしたら助けてくれる人が見つかるかもしれませんが)
重たい内容になればなるほど実名で登録するサービスは使いづらく、一方で匿名のサービスだと回答に信憑性がない。
結局、自分で探しにいくしかありません。では、あの膨大な情報の中からどうやってみつけるのか?
私は10年もやっているので勘が働きますが、それでも専門家を見つけるのはしんどいです。
正確に言うと簡単に見つかりはしますが、その人がベストかどうかはネットだけでは判断がつきません。
この先、選ぶために必要な情報が充実してネットだけで選べる時代が来るかもしれませんが、今現在ではまだ難しいでしょう。
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■ソーシャルメディアは軽い内容に |
ソーシャルメディアに対する私の考えとしては
【セミナーや本など、学ぶための情報を得ることに役立つ】
です。(受信型の場合)
例えば、自分が悩んでいることについて詳しそうな人のセミナーに参加して、その内容次第で突っ込んだ相談をするかどうかを決めるのです。
従って今すぐ相談したい人にはちょっと煩わしいですね。
我々の仕事はその「見定めのプロセス」を代行することですので、ソーシャルメディアの発達による情報量の増加は、むしろ追い風かもしれません。
ということで、今すぐ専門家に相談したい人は当社までご連絡下さい!(笑)
ではまた来月にお会いしましょう!
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■関連情報
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著者:荒井 裕之 出版社:ぱる出版(2005/12発行)
過去にコンサルタントに関するコラムを寄稿しています。よろしかったらこちらもご覧下さい。
「失敗しないコンサルタント利用の秘訣」@IT
情報マネジメント
「コンサルタント業を目指すには」All
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