※『コンサルタント紹介業』という少し変わったビジネスの話を毎月1回 お届けしていきます |
《今回のテーマ》 『自社のブランドを上げる』 |
こんにちは!
今月の最初に中国へ行ってきました。
工業地帯と再開発真っ只中の都市部を見てきたのですが、とにかくその規模の大きさに驚きました。
中国はかなり前から注目されていて、話にはいろいろ聞いていましたが、やっぱり自分の目で見て肌で感じると違います。
現地でお会いした方が言っていた、「中国はいろんな人がいろんな話をしていて、その人なりの『中国像』があるが、その実態は誰にもわからない」という話が印象的でした。
まぁあれだけデカい国ですからねぇ。いずれにしても良い刺激だったのは確かです。
さて、今回は自社のブランディングについて書いてみます。
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■ブランディングの下準備 |
会社経営者の多くは自社や商品サービスのブランディングに興味を持っています。
例えば「あの商品(サービス)といえばA社」と世間に認知されれば、商売は楽ですからね。
もちろん楽できるようになるまでには相当の努力が必要ですが、商品・サービスのライフサイクルが終わるまで、余程のヘマをしなければ、有利なポジションでビジネスができます。
でも、ブランディングするにはNo.1を作らないといけません。何か1箇所だけ他に負けない要素をつくって、それを積極的にPRしていくわけですが、そうはいってもこれが難しい・・・。
他社との比較といいますが他社の情報を集めるだけでも大変です。
内部的な事情なんて、把握しようがないですし。
ただ、No.1の称号を得ている会社がなければ、言ったモン勝ち的な部分があるのも事実です。
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■ニーズがあるところにはサービスも増える |
B2Bの取引で最高決済者である社長が興味を持つ分野ですから、必然的にそこを手掛けるプレーヤーは多くなります。
大きいところなんかでは広告代理店のCIなんかがそうですし、細かいサービスなら相当な数があります。
もちろん我々が所属するコンサル業界でも、そういったサービスを提供している会社は少なくありません。
前述のNo.1決めからお手伝いするところもありますし、メディアに取り上げられるための方法を伝授しているコンサルタントもいます。こういったサービスを利用するのも時間短縮には有効です。
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■メディア系のブランディングサービス |
当社のような事業をやっていると、様々なメディアから協業の提案を受けます。
ビジネス系の雑誌、TV、ネットなど媒体の種類はまちまちで、有料無料など本当にいろいろあります。
ネット系は勢いがありますが、数は多いですし、常に新しいサービスが生み出されるため、効果や持続性は微妙です。それでも圧倒的にコストが安いので、やらないという選択肢はないですね。
一方、旧来型のメディアではどうでしょうか?
雑誌は部数的に相当厳しいので、超有名誌以外は効果は期待できないでしょう。
ペイドパブ(お金を払って取り上げてもらう広告)もかなり認知されてしまったので、広告だとバレると効果は激減します。
TVも厳しいとはいえ、まだまだそのパワーは健在のようで、先日もとある会社から提案を受けました。
これもペイドパブでしたが、認知度も低く、映像が作りこまれるため広告感がありません。
リーチの広さも考えれば、まだまだ効果がありそうです。
まぁ旧来メディアは「向こうから取材に来てもらう」のがベストではありますが、現実問題としてそれはハードルが高いです。
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■書籍は意外と効果的? |
経営者のビジネス書も多くなりましたね。
松下幸之助氏や稲盛和夫氏など重厚なものもありますし、今が旬な経営者本などもあります。
私なんかは職業柄よく読んだりしますが、中身もさることながら会社そのものに良い印象を持ってしまいます。出版社もネタを探しているので、こういったアプローチも考えてみるのもひとつでの手ですね。
私も「どうブランディングするか」はずっと考えているので、自分でもいろいろトライしてみたいと思います!
ではまた来月!
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