※『コンサルタント紹介業』という少し変わったビジネスの話を毎月1回 お届けしていきます |
《今回のテーマ》 『番頭としてのコンサルタント』 |
こんにちは!コンサルジェントの小林です。
まだまだ暑い日が続いていますが、夕方なんかはなんとなく秋の気配を感じるようになりました。
スーツを着なくて良いのであれば好きな季節なので、なんとなく寂しいです(笑)
さて今回のコラムでは多くの経営者が抱える悩みについて書きます。
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■同じ年代の社長の悩み |
私の周りには何人か、社長をやっている友人がいます。たまにプライベートで会ったりすると、やっぱり仕事の話になります。
(もうそんな歳ってことなんですね。。。)
私も職業柄、経営者の悩みは日常的に聞いているので慣れているのですが、相談(グチ?)のほとんどは「社員」についてです。
たしかに本業の部分は友人とはいえ、リアルな話はできないと思いますが、それ以外だと間違いなく社員について悩みを抱えています。
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■同じ悩みでも経営者は死活問題 |
これは私の友人の話に限らず、弊社に問い合わせを下さる経営者の方からもよく聞く悩みです。
これって別に社長じゃなくても同じことだったりして、上司が部下について悩みを抱えているケースはどこにでもあります。
でも、経営者とサラリーマンでは決定的な違いがあります。それは人の問題が「生死を分ける」からです。
この問題に対するソリューションとして研修なんかが行われていたりしますが、多くは一定規模以上の企業を対象にしたものですし、そんなに頻繁に研修を行っているお金も時間もないのが中小零細企業です。
それならまずは売上に直結することにお金と時間を使いたい、というのが本音だと思います。
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■自分の会社に潤滑油はあるか? |
中小企業の場合、トップとそれ以外の間にはかなりのギャップがあります。ギャップというのは意識の面で。
よく社員に「意識を変えろ!」という経営者もいますが、そもそも立場が違うので非常に難しく、人材を選ぶにしても選択肢も少ない。
そうこうしているうちにギャップは大きくなり、悩みも深くなる・・・。
逆にうまくいっている企業には「番頭」がいます。この番頭さんはトップとそれ以外の間の潤滑油になっています。ホンダでもソニーでも、そんな話はいくらでもありますよね。
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■番頭としてのコンサルタント |
でも、番頭さんは簡単にできません。苦楽を共にしたからこそ、トップも信用することができるのであって、営業成績が良くて会社の発展に貢献した、とかじゃダメなんでしょう。
では、どうするか。
客観的に状況を把握することができ、かつ利害関係なく全員と話をすることができるコンサルタントを雇うのはひとつの手です。
もちろん全てのコンサルタントがその役割をできるわけではありません。
もしかしたらそういうタイプは少なく、機能特化、例えば集客とか財務に特化している人の方が多いと思います。
また雇うのは経営者なので、どうしても経営者寄りになりがちなのも事実です。
でも、良いコンサルタントに出会えれば、社員の悩みから解放されるかもしれませんよ!
ではまた来月お会いしましょう!
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■関連情報
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著者:荒井 裕之 出版社:ぱる出版(2005/12発行)
過去にコンサルタントに関するコラムを寄稿しています。よろしかったらこちらもご覧下さい。
「失敗しないコンサルタント利用の秘訣」@IT
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