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お客様の声
第9回 『世間の常識と会社の常識のギャップを埋めるために
  コンサルタントをつかう』
東急建設株式会社 住宅本部
  事業推進室長 諏訪 嘉彦様
※実際に経営コンサルタントを導入した企業様の声をインタビュー形式でお届けします。
コンサルタントってどうなの?成果あるの?…とお考えの方、是非参考になさって下さい。
 
《今回のテーマ》 『世間の常識と会社の常識のギャップを埋めるためにコンサルタントを使う』
  東急建設株式会社 住宅本部 事業推進室長 諏訪 嘉彦様にインタビュー!
 
●今日はお忙しいところお時間をいただきありがとうございます!さっそくですが、今回コンサルタントを活用しようと思ったきっかけはなんですか?
 
住宅本部は協力会社も含めて30年来変わらぬ仕組みで仕事をしてきたのですが、この変化の激しい時代にこのままで良いのかという疑問が生まれたので、最新の住宅業界事情にに明るい外部の方に話をしてもらうことで意識改革のきっかけになればと思い、お願いをしました。


●どのような分野でコンサルタントを活用しましたか?
 
ちょうど自社の社員と協力会社の経営者が集まる安全大会があったので、そこでの講演をお願いしました。

人事部時代では企業風土改革、領域でいえば業務改善や人材育成、人材選抜で外部にお願いしたことがあります。基本的には社内にないノウハウ、経験、システムが必要な時に活用を考えます。


●コンサルタントを活用した効果、つまり費用対効果はいかがでしょうか?
 
まだアンケートをとっていないのではっきりとは言えませんが個人的には「単発としては効果が認められた」と思ってます。

「何をもって効果とするか」によって判断が違ってきますが、今回の件で言えば3週間後に講師の言葉がひとつでも残っていれば成功だと考えてます。


●アンケート結果を楽しみにしてます!では、コンサルタントを使って、 一番良かったと思う事はありますか?
 
会社の常識と世間の常識のズレを参加者が確認できることです。


●ちょっと聞きにくい質問ですが、コンサルタントを使って、後悔したことはありませんか?
 
今回はまったく後悔をしてませんが、人事部時代にはいくつかありました。


●具体的には?
 
自己の経験のみに頼るコンサルタントや「著名」なだけで総論ばかりの方にお願いした時です。例えば小林さんにお願いした新入社員フォロー研修とか(笑)


●そうですか。後悔されていたんですね。。。大変失礼いたしました。まぁそれは若かりし時のことということで。それではそういったご経験も踏まえて、コンサルタントを上手に使うアドバイスをお願いします!
 
まずコンサルタントを選ぶ時には「コンサルタントのコンピテンシー評価」を行うことですね。

具体的にいうと、コンサルタントが持つ成功体験の再現性を確認します。経験談だけではなくそこからある種の法則というか理論まで落とし込めてるかどうかをチェックします。

ですので、直接本人に会うことは大前提です。また、たえずインプットを怠っていないかは確認します。やっぱり最新の事例が一番欲しいので。

次にこちら側のスタンスとしてですが、「全体構想を明確にしておくこと」が重要です。1回のコンサルティングで期待成果を達成するのは難しいので。

そのためには対象者の現状と理想像を考えておく必要があると思います。もちろん、お願いする分野について任せっきりではなくこちらも勉強することが重要ですね。

最後にこれが最も重要だと思うのですが、「当社の目的とコンサルタントの意図の共有化」には時間をかけることです。


●なるほど。営業として大変参考になります。さて、最後に歴史のある大手企業にとって、どのようなタイプのコンサルタントが必要なのでしょうか?
   
まずは大企業特有の文化を理解し、見極められる方ですね。学者タイプの方はちょっと採用する気がしません。

理論と実践を兼ね備えていることも重要です。評論家は要りません。そして何より「事例の宝庫」のような方ですね。


●諏訪室長、ありがとうございました!これからも忌憚の無いご意見をお願いします!!
《担当コンサルタント》
 
加藤 正彦氏/有限会社CAP 代表取締役  ◎加藤 正彦氏/有限会社CAP 代表取締役

 「積水ハウス全国NO.1支店長/契約・売り上げ・利益・顧客満足度」
  ※詳細プロフィール


《企業プロフィール》
  
東急建設株式会社東急建設株式会社
http://const.tokyu.com/
 
創業:昭和21年3月12日/設立:平成15年4月10日。東急グループの総合建設会社。完成工事高2800億円、従業員数2400名で、拠点は全国をカバーしているが、東京南西部と横浜での知名度は抜群。住宅本部は2×4の分譲住宅が主体。大手不動産の開発物件の施工を行っている。


《まとめ:担当者より》

コンサルジェントの小林です。初登場ですので、簡単に自己紹介をさせていただきます!前職は日系のコンサルファームで営業をやっており、今年の3月にコンサルジェントに入りました。現在は東日本全域を担当してます。今後ともよろしくお願いします!

さて第9回目のクライアントインタビューは、大手ゼネコン東急建設住宅本部事業推進室の諏訪室長にご登場を頂きました。諏訪室長とはかれこれ4年ほどお付き合いさせていただいておりまして、私が転職のご挨拶をしたところ真っ先にお声掛けくださいました!(諏訪室長、ありがとうございます!後任のFさん、ごめんなさい)

今回は協力会社が集まる安全大会での講演で、住宅業界では知らない人間はいないほどの著名コンサルタントを採用のご感想と人事部時代のご経験も含めてお話を伺いました。いかがでしたでしょうか?

東急建設さんは2003年に不動産部門を分離して以来、積極的な社内改革を進めております。以前はバックに電鉄会社が控えているということもあり、どちらかというと育ちの良い印象がありましたが、だいぶ社内の雰囲気も変わってきた感じがします(私のような若輩者が言うのもなんですが)。

諏訪室長は人事部時代にも様々な改革を行い、現職でも30年間同じ仕事をしてきた住宅事業の改革に取り組んでおられます。求められるレベルは年々厳しくなってきておりますが(泣)、弊社には優秀なコンサルタントが大勢いらっしゃいますので外部のノウハウが必要なときはまたお声掛け下さい!


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