■今月のおすすめコンサルタント（2010年3月）

＜コンサルタントプロフィール＞

1965年、大阪府生まれ。大阪在住。大学卒業後、独立系証券会社を経て、メーカー系ＩＴ企業で、中小企業提案型営業で日本一になりメーカー企業の全国代理店に対して全国講演及び代理店営業指導を行う。その後、ソフトウェア会社役員、台湾現地法人ＯＥＭ商社役員を歴任後、会社破綻などの逆境から這い上がり、営業、財務、経営の経験、そして、会社破綻の経験を、活かして少しでも逆境にある経営者の支援ができればと思い、事業再生の道に進み、新聞報道に載るような会社破綻企業を、事業リストラ、財務リストラ、業務リストラ等の手法を駆使し銀行の債権放棄、会社分割、Ｍ＆Ａで事業再生する。

その事業再生の手腕が認められ、今は亡き、世界的な建築家・黒川紀章氏の経営ブレーンとして経営、財務、秘書に携わり、晩年の黒川紀章氏を支えた一人である。最後は黒川紀章氏の個人の実印を託され“最後の金庫番”を務める。また33歳で稲盛和夫氏（京セラ名誉会長）を師事して若手経営者の経営塾（盛和塾）で経営に一番大事な【人間力】を教鞭する。

《参考コラム》
『経営者よ、安易で楽な判断をするな！─経営改善はすぐに実践』

内川昭彦先生は、大阪出身の非常に熱い思いを持った指導をされるコンサルタントです。

メーカー企業で中小企業提案型営業Ｎｏ．１になったことから、中小企業に特化した営業ノウハウを構築されました。その後２社の役員を歴任し、経営者側のポジションでの実務をこなして来られましたが、なかには会社破綻などの逆境が有ったとの事です。

内川さんの特徴は、目の前の苦しい状況に真正面から取組む姿勢であると思います。前述の破綻状況の企業を営業面、財務面、組織活性化の面で具体的な施策を優先順位をつけながら、同時並行的に改善を行ったという自信が強みですね。

それらの経験を活かして事業再生の道に進み、建設資材のニッチトップメーカー会社の破綻企業をあらゆる手法を駆使して見事に再生。現在、事業再生と営業活性化をメインに活躍されています。

お人柄は、非常に行動的で成果を出す為の執念をお持ちですね。

特に事業再生案件は「待ったなし」の厳しい局面からの反転して行く必要が有りますが、そこには短期間での改善ポイントを策定する必要があります。財務と営業業務改善、間接部門の効率改善等の諸施策を銀行への改善計画書として早急に纏めると同時に具体的アクションを速やかに行い、現実性を持たせる必要があります。

その辺の実践的ノウハウと現場の機微あるいは実行力に富んだ方で、少し強持てな感じ（笑）を受ける事も有りますが、とても真剣で誠実な方という印象です。

一口に事業再生コンサルタントといっても、様々な経験と切り口から専門家になる方がおられますし、それぞれの良さが有ると思います。

内川さんは経営者側での厳しい経験＆京セラ稲盛会長の成和塾で人間力を学び講師をされたり、黒川紀章事務所の経営を取り仕切るなど、非常に稀有なご経歴です。

また、特に最初の２ヶ月で企業の現状分析と現場改善のポイントを策定してしまうスキームには、これら様々な厳しい状況での実務経験が活きていると感じます！

実績は事業再生から営業の業務改善、企業体質の改善など５０件以上と豊富ですが、リピートが多いということもあり、評価が高いことが伺われますね。

いまは全国的に不況と言われていますが、内川さんは不況業種と言われる建設業やリフォーム業などの経験も多くあります。例えば、財務リストラと同時に速やかに企業体質を改善して生き残る！と真剣にお考えの企業様にお薦めしたく思います。

また必要に応じて弁護士、司法書士、公認会計士等の事業再生に精通したチームもお持ちですので、体質改善を同時に行う事業再生については是非、内川昭彦先生に一声お掛け下さい！！