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◇◆◇ 経営革新!50人のコンサルが語る事業成功の秘訣 ◇
◆◇ 第008号【02/04/17】 ◇◆
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<今週のコンテンツ>
1.『科学としての人事考課を考える』 湯浅 哲彦
2.セミナーのお知らせ・その1
「環境ビジネスセミナー:エコビジネスで成功する方法とは?」
2.セミナーのお知らせ・その2
「製造業を対象とした経営革新セミナー」in大阪
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<今週のコンサルタント>
湯浅 哲彦(ゆあさ てつひこ)
湯浅経営センター 主宰
経営コンサルタント
1957(昭和32)年生まれ。大学卒業後、大手会計事務所のMAS部門、
コンサルタントファームに勤務。1994(平成6)年、湯浅経営センターを
設立し独立。主に人事・賃金制度改革を専門とするがそれに伴う組織
改革やISO9001認証取得支援等中小企業経営者の相談役として活動
している。
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<今週のテーマ>
『科学としての人事考課を考える』
■最近立て続けに人事考課者訓練の講師を務めました。1社は中小
企業のメーカーで、もう1社は中堅の清掃業者です。
■中小企業は1日、中堅企業は階層別に3日間の訓練を行いました。
訓練の内容は、人事考課について説明をした後、ケーススタディとい
うことでビデオを見て登場人物の人事考課を行うというパターンです。
ビデオには一応の正解はあるのですが、考課結果が正しければいい
というのではなく、そこに到るプロセスが重要だということを口が酸っ
ぱくなるほど強調しました。
■考課はSABCDの5段階で行います。Sは優れている、Aはやや
優れている、Bは普通、Cはやや劣っている、Dは劣っているという
イメージです。
■同じビデオを見て、同じ登場人物の、同じ行動を評価するのです
が、これほど人の人に対する評価というものはバラつくのかといつ
もながら思ってしまいます。同じ人の同じ行動をある人はS(優れて
いる)と評価し、別の人はC(やや劣っている)と評価するのです。
評価がA(やや優れている)とD(劣っている)に分かれることもあり
ます。これは特別なことではなく、しっかりした人事制度を構築して
いて、人事考課もある程度機能している企業でもこういうことは日
常茶飯時のできごとです。
■今回はさすがにS(優れている)とD(劣っている)に評価が分か
れることはありませんでいたが、両極端の評価が出てくることもた
まにあります。いかがですか?一度人事考課者訓練を行ってショッ
クを受けてみませんか?それでは何故こういうことが起こるのか?
■一つの答えとしては、人が人を評価するのに理論とか科学は全く
関係ないとして、感情のおもむくまま評価していることが考えられま
す。人事考課は「観察・分析」であり、考課者は「記録係」であると
いうことを前提にして「分析」の方法・手順を徹底しなければなりま
せん。
■(1)行動の選択→(2)要素の選択→(3)段階の選択
が人事考課を正しく行うための手順です。
(1)行動の選択とは、人事考課の対象になる行動を特定することです。
基本的には、考課期間中の職務遂行行動を指します。人事考課にお
ける最大の誤りは、人事考課の時期になった時に人事考課表片手に
過去を思い出そうとすることで、普段から部下の職務行動をどれだけ
きちんと把握しているかが勝負どころです。
(2)要素の選択とは、人事考課の対象となる行動をどの考課要素で考
課するかを判断します。特に、責任性と積極性、判断力と企画力等、
考課の着眼点を整備しておかなければなりません。
(3)段階の選択とは、考課基準に対してSABCDの評価をつけること
です。ポイントはB(普通)の考え方です。期待水準を小さなミスがあり
ながらもクリアした、テストでいえば70点を取ったというイメージです。
■この、
(1)行動の選択→(2)要素の選択→(3)段階の選択
をこの順番に進めていくことが人事考課を上手にし、「ヒト」という経営
資源を十分に活かす基本になります。
勝ち残る企業の条件とも言えるでしょう。
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★★編集後記★★
今回執筆の湯浅さんは、人事制度導入などで30件以上の実績のほか、
ISOでは建設業で10件以上の実績がある「現場実践型」のコンサルタ
ントです。会計事務所でのキャリアも長く、司法書士業務、社会保険労
務士業務、行政書士業務、税務監査業務などの経験もあるから驚きで
すね。。。さて、来週号は森昭彦氏の「労働時間を基準にした利益管
理の指標」です。お楽しみに〜(^o^)(ひがさ)
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★★セミナーのお知らせ・その1★★in大阪・東京
本メルマガ第5号で「環境ビジネスで成功するポイントとは?」を
執筆いただいた栗本氏よりセミナーのお知らせです。
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000085773
当メルマガ購読者の皆様は、特典として割引料金にてご参加いただ
けます!(経営革新メルマガで見たとお申し込み下さい)。
【タイトル】
環境ビジネスセミナー『エコビジネスで成功する方法とは?』
【内容】
売れるエコ商品、正しいエコ商品の見分け方/環境ビジネスで成功
するのに必要なこととは?/『環境に優しい商品』に興味を持つ企
業や消費者をどうやればお金を掛けずに探すことが出来るか?/相
手から『購入したい』『営業に来て欲しい』と電話が掛かってくる
仕組み作り/営業マンが訪問しなくても売上げを上げる方法/営業
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ドバイス) etc
【日時】
(大阪)4月23日(火) 13:30〜16:00 大阪商工会議所 定員50名
(東京)5月16日(木) 13:30〜16:00 東京商工会議所 定員50名
【参加費】
お一人¥6,000(税別) ※読者割引特典あります!
【講師紹介】
栗本 唯 自然産業振興有限会社 代表取締役
京都産業大学外国語学部卒。岩谷産業(株)、日本サムスン(株)勤務
を経て2000年8月に自然産業振興有限会社を設立。商社勤務時代は月
商3,000万円の事業を1年で月商1億4000万円に伸ばすなど法人向けマ
ーケティングに実績あり。独立後は「資金無し」「営業マン無し」
「業界への人脈無し」という悪条件の中で省エネ機器の代理店を1年
で80社開拓。この時の経験をノウハウ化し全国のエコベンチャーに
発信している。
【ご参加方法】下記のサイトよりお申し込み下さい。
http://www.shizen-net.co.jp/eco.htm
※「経営革新メルマガで見た」とお伝え頂ければ、読者特典として
¥4,000(税別)にてご参加できます!
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★★セミナーのお知らせ・その2★★in大阪
【日時】
4月19日(金)第1部13:15〜15:00 第2部15:15〜17:00
【テーマ】
「儲かった」時代から「儲ける」時代への対応を急げ!
第1部 儲ける企業に変身する生産革新プログラム
講師 山中 宏(経営・教育研究所 所長)
(1)今、製造業が直面している問題点
(2)売上が減っても儲けるマネジメントシステムとは
(3)TOC(制約条件の理論)と金を儲ける仕組み
(4)生産革新の基本的な考え方・進め方 など
第2部 在庫低減とリードタイム短縮の具体的な進め方
講師 北村 和一(北村技術士事務所 所長)
(1)革新的生産管理の考え方・進め方
・経営環境変化の着眼点、機能革新の重要ポイント
(2)リードタイム短縮の立案と実践的進め方
・企業体質強化は在庫削減・リードタイム短縮から
【場所】
日刊工業新聞社10Fセミナー会場(大阪市中央区北浜東2-16)
京阪・地下鉄天満橋駅より土佐堀通りを西へ5分
【会費】
3000円(1部、2部、1‐2部両方参加とも同じ)
【お申し込み】
http://www.consulgent.co.jp/form03.html
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