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◇◆◇ 経営革新!50人のコンサルが語る事業成功の秘訣 ◇
◆◇ 第019号【02/07/03】 ◇◆
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<今週のコンテンツ>
1.『中小建設業の環境ISOあれこれ』 江道寺 勲
2.今週のコンサルタント江道寺氏よりお知らせ
【初心者の為の経験者が語るISO構築実話】
3.「住宅営業戦略セミナー」in大阪
4.お薦めメルマガ・その1【営業マンは断ることを覚えなさい】
5.お薦めメルマガ・その2【コンサルタントのよもやま話】
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<今週のコンサルタント>
江道寺 勲(えどうじ いさお)
行政書士・ISOコンサルタント
1975年 兵庫県生まれ。神戸大学経営学部卒業後、地元中堅ゼネコ
ンにて建設業関連の一般法務を担当。またISO推進部を兼務し、
ISO14001認証取得プロジェクトにおいて構築・運用担当責
任者として同社認証取得に助力。ISO9002、14001内部
監査にてシステム改善を図る。平成14年4月 行政書士として開業。
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<今週のテーマ>
『中小建設業の環境ISOあれこれ』
■建設業は重層下請という業界の特色から、上位会社のISO取得
により下位の会社が右へ習えするという形で認証企業が増えてきま
した。また各種公共団体が認証し、暗黙の圧力というのもあるかも
しれません。
■では、企業にとって本当に必要だったのでしょうか?建設業の場
合、工事と環境とは切り離せないのですが、施工に際し低公害型の
重機や材料を導入する事は結構な費用がかかります。人件費も同
様です。内部監査を行うと、時間も費用もかかります。
それでも企業は導入します。やはり、ISOはまだパスポートという意
識が強いですし、世の流れを無視する事もできません。こんな時代
の中だからこそISOを取らない建設会社は生き残っていけません。
■では、どうすれば会社にとって運用しやすい14001になるの
か?メインはやはり現場です。一般に環境ISOの場合、とかく紙・
ごみ・電気となるのですが、建設業ではやはり騒音・振動・廃棄物
といった典型公害がメインです。
■ただこれらを抑えるのは苦労します。元々これらについてはそれ
ぞれ法律があり、基準ギリギリのところで施工しているわけです。
これをISO導入ということで自主基準を設けて更なる低減を、と
やるのですが、あまり効果は・・・(認証取得までは、これで何と
か行けますが。)
■材料にしても施工計画の中できちんと使用する数量が決められ
ていますので、たとえばコンクリートの使用量を50%削減しました
というと施主に叱られるわけです・・・。
■構築にあたっては、大手企業の文書類を模倣しようとする傾向が
あるのですが、これがなかなか難しいのです。やはり一般に売られ
ているものや、大手企業のものは非常にしっかりしていて、とても
とても中小零細には真似できないシステムが構築されています。
バックデータが完全に揃っています。特に環境14001はある基準
から何%削減という目標を立てますので、この辺はさすが大手とい
ったシステムになっているのが普通です。
■まちがってもこれを真似するというのはやめましょう。お金がか
かり過ぎて何の為のシステムかわからなくなります。できるところ
から徐々に、というのが基本スタンスですから。
■ISOのメリットって結局なんでしょうか?よく問われます。
ISO14001導入によって劇的にコストが低減できたという事はあ
まりありません。わたしの経験では環境関連の施工方法・活動に
ついて議論しやすくなりました。そんなことかと思われるかもしれ
ませんが、今までだと利益至上主義であったはずです。
それが、環境ISOもとったんだからということで、環境に配慮した
発言・施工計画が立てられました。
■この姿勢がすばらしいと思いました。わたしがいた会社の経営者
はこういう道を選んだのです。コストを犠牲にしてでも環境に配慮
できる会社である。これが社会的信用を得、更に会社は発展すると。
実際、施主に対して環境に配慮した代替の施工方法を提示するVE
なども利用されつつあり、これがひいては「経審」(経営審査=建
設業の通知簿のようなもの)に反映されている事実もあるようです。
こんな思想に触れられるだけでも価値ありだと思いますね。
■ISOを取得している会社は一般的には資力があり、つぶれにく
い会社であるという事が認識されていますので、外部へのアピール
になることは間違いないようです。保険料が安かったり、銀行の貸
出金利が少し低いといった事も聞いた事がありますが、これらは未
確認情報です・・・。
<私のお薦めビジネス書>
『ウェルチ 勝利の哲学』
著者:クレイナー・スチュアート 出版社:PHP
単にウェルチファンの私。読むほどに彼のリーダーシップに引かれて
いきます。自分が前進するにあたり力になってくれそうな人物です。
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★★編集後記★★
経営コンサルタントは40〜50代が「旬」と言われています。弊社提
携の皆さんは30〜40代が中心と若手?を自負していますが、今回の
江道寺氏はこれまでの最年少記録、26歳! 来週も若手つながり・・・
という訳でアタッカーズスクール卒業生の新規事業コンサルタント、
鈴木氏が登場します。お楽しみに〜(ひがさ)
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★★今週のコンサルタントよりお知らせ★★
【初心者の為の経験者が語るISO構築実話】
http://www.mag2.com/m/0000092831.htm
初心者の為に、ISO構築を経験(土木出身)した著者がその過程
と苦労をご説明します。小規模の認証希望企業向きです。規格は
14001と9000:2000。いろいろな業界の方と情報交換ができ
れば幸いです。
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★★「住宅営業戦略セミナー」in大阪★★
いよいよ来週開催! 住宅系の経営者・営業マネージャー必見です。
7/11(木)13:00〜17:00
日刊工業新聞社(大阪・天満橋)10階セミナー会場にて
『工務店・住宅メーカーを対象とした実践的・売上増大法』
講師:石川 一芳(石川経営研究所 所長)
※参考コラム 第15号(2002/6/5)
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000085773
<セミナー内容>
第1部 建築・住宅業界で生き残る会社
(1)いま建築・住宅業界はどうなっているか?
(2)ハッキリしてきた勝ち組・負け組
(3)こう変わってきた、販売方法の変化
(4)経営者・マネージャーはどのように対応すべきか
第2部 お客様を連続的に増やす強い営業組織
(1)経営安定法と売上増大戦略
(2)なぜ今までの営業ではダメなのか
(3)強い営業組織に変革するステップ
(4)工務店・住宅メーカー 事例紹介
<会費>
1名様 5,000円(税込み)
<詳細&お申し込みフォーム>
http://www.consulgent.co.jp/form020711.htm
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★★お薦めメルマガ★★
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(その2)
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まぐまぐhttp://www.mag2.com/m/0000013339.htm
本編は終了して続編コラム「コンサルタントのよもやま話」を月1回配
信しています。バックナンバーは下記ホームページよりご覧いただけま
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