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第035号 『新規事業を成功させるポイント』 鹿島 啓
 

∽∽‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥∽∽
◆◇◆◇                          
◇◆◇ 経営革新!50人のコンサルが語る事業成功の秘訣    ◇
◆◇             第035号【02/10/23】          ◇◆
◇                                     ◇◆◇
                                     ◇◆◇◆
∽∽‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥∽∽
<今週のコンテンツ>
 
1.『新規事業を成功させるポイント』 鹿島 啓

2.「プロジェクトマネジメントによる経営革新セミナー」in東京

3.英国マネジメントスクール留学体験記<第1回>

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<今週のコンサルタント>

鹿島 啓(かしま ひらく) 

大阪経済法科大学 経済学部助教授、
技術士、中小企業診断士、環境カウンセラー  

1973年4月に入社し2001年12月末退職まで29年間鉄鋼
会社に勤務。主にシームレスパイプの技術関係業務に従事。その間、
7年間程外資との合弁事業の会社に在籍出向。2002年4月より
大阪経済法科大学 経済学部に勤務し、「中小企業論」の授業や
「環境問題と企業経営」及び「内外の国際化」に関してゼミを担当
するかたわら、経営・技術コンサルティングも行っている。

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<今週のテーマ>


『新規事業を成功させるポイント』


■ベンチャー企業を興して成功する確率はかなり低いが、既存の中
小企業が、新規事業開発をして第二創業を目指す場合は、経営基盤
もあるため成功する確率は高くなる。現在の不況を克服するため、
21世紀の時代の流れに沿った分野で、それぞれの目標をさだめ新規
事業に取り組む中小企業も多い。しかし、実態はなかなか成功は難
しい。新規事業を成功させるには、いくつかのポイントがある。今
回、それをもう一度確認しておこう。
       

1.新規事業の難しさはどこか?

新規事業は、「既存事業の水準を超えて、企業が新たに学習しなけ
ればならない未知の事柄が含まれる事業」と定義され、ここに難し
さの意味が示されている。限られた経営資源の中で、未知な事柄を
学習していかねばならないからである。  


2.新規事業の進出分野はどこに?

アイデアがすばらしく新技術も良ければ未知の分野に進出できると
思いがちである。しかし、未経験の分野は、たえず学習がつきまと
うのである。コア・コンピタンスの周辺に進出分野の領域(ドメイ
ン)を決めることが最も成功する可能性を高めるといえる。このた
めには、自社の経営資源を総ざらいし、コア・コンピタンスを把握
しておくこと重要と言える。

3.まずは、現行事業のたなおろしを!

「新規事業を成功させる」、つまりベンチャー企業のように新規分
野で新商品を生み出し、成功を収めるためには、自社のおかれてい
る状況と経営資源を総ざらいし、新規事業開発の共通認識のために
整理しておくことが重要である。
 

 A.事業環境分析
  現行事業の状況・市場分析と現行事業・経営資源の実情把握・事
  業分析を、総ざらいしてみる。中小企業では、特に、日々の業務
  に追われるので、このような総ざらいは、プロジェクトを組んで、
  日常業務から離れ思いきって時間をとる覚悟でないとなかなか進
  まない。
 

 B.事業の現状を把握
  まず、現行の事業を評価してみる。現行事業は、長期的にはどう
  いう形で進展して行くと考えられるか。世の中のトレンドにあっ
  ているか。例えば、新規事業開発の政府助成金対象の事業分野か
  どうかも判断の参考となる。現行事業が世の中のトレンドにあっ
  ていなければ、新規事業の進出を検討してみるのが良い。
      

 C.新規事業探索の方向と範囲
  現行の事業に主体を置いた、改良・発展型の事業に集中するのか、
  現行の事業を乗り越えるような、応用型の事業探索に集中するか
  を検討する。
   

4.自社経営資源と自社技術・能力と市場ニーズのマッチングがポ
   イント
 

 A.この意味は、自社技術・能力が市場ニーズにマッチし、しか
  も投入できる経営資源があるかということである。これが最も重
  要である。中小企業では、自社技術に誇るものがあっても、ヒト・
  モノ・金の経営資源に限界があり、また、市場開拓のノウハウが
  ない場合が多く、言うのは簡単だがこの三者の同時実現はかなり
  難しい。
   
  トップ自らが相当の覚悟で取り組まねばならず、日常業務の中で、
  とても片手間では出来るものではない。図の重なる部分のマッチ
  ングをできるだけ大きくするかが、成功する秘訣でもある。


 B.新規事業候補の選定
  上記のこれら三項目について、自社の技術・能力から見て参入す
  ることが可能か、競合企業に対して市場優位性を確保できるか、
  さらに、将来の成長性が見込める分野の事業かなどを判断して、
  新規事業候補を選定するのである。


〜ある中堅企業の新規事業開発の取組みから〜


■かって、高度経済成長時代に設備投資が盛んであった頃、重厚長
大産業から設備の発注を受けてきたある中堅のエンジニアリング企
業も、今後需要が見込まれる新規事業に進出するため、従来の大企
業依存体質を変革し、社内でプロジェクトに取り組んでいる。
 

■かねてより燃焼関係技術には定評も実績もあり、今後、伸びると
思われるエネルギー・環境分野の新規事業に取り組んでいる。しか
し、課題は、いかに、自社の経営資源と自社技術・能力と市場ニー
ズのマッチングを図るかである。日常の事業もこなしながら、いか
に新技術を開発し、限られた経営資源、特にマンパワーを効果的に
投入し、しかも新規のマーケットに参入するかである。
 

■専門家やコンサルタントの意見を聞きながら、以下のような取組
を行っている。
 

1.主要機種の市場・商品・業界・競争相手の比較整理

   ◎トップ企業との比較(ベンチマーキング)
   ◎主力機種の商品比較(差別化できる項目の整理)
   ◎市場及び産業構造の変化分析  

2.新規事業分野探索と新規事業開発計画検討

   ◎主力機種周辺での新規事業と新技術の可能性検討
   ◎無新規事業の市場・商品・業界・競争相手に対する、優位経
   営資源・優位技術の確保
 

3.新規事業開発推進のための施策活用

   ◎中小企業創造活動促進法や中小企業経営革新法の認定企業と
   なり、資金面での支援策として助成金活用も考えている。



<私のお薦めビジネス書>
『外資の企業戦略がわかる本』 著者:三田村蕗子  成美文庫

文庫なので気楽に読める。外資の企業戦略について具体的にエピソー
ドもまじえて書かれている。ユニークな戦略・ビジネスモデルで、日
本といううるさいマーケットにいかに浸透するか外資の腐心する様子
は、日本の中小企業が新たに事業を展開する上でも、大いに参考とな
るので紹介する。

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★★編集後記★★

鹿島氏は勤務時代の経験や技術士・診断士の資格を活かして独立した
コンサルタントです。

今回のテーマは「新規事業」ですが、産業構造が猛スピードで変化し
ていく中、自社のドメインの見直し、戦略の見直し、そして新規事業
の立案は、もはや常時考えていかなければならないテーマです。そし
てその中で、経済産業省などの支援策、例えば「経営革新支援法」や
「中小企業創造活動促進法」をうまく手段として組み込んでいくのが
良いやり方だと思います。

来週30日(水)に東京でプロジェクトマネジメントのセミナーを開
催します。講師の好川氏はPMに精通したスペシャリスト。終了後に
懇親会も実施します。ご興味のある方はぜひご参加ください (^_^)/

また今週号より『短期特別連載』として、弊社の夏季インターンシッ
プ生・渡辺くんの「留学体験記」を連載します。ぜひお読みください↓
(ひがさ)

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★★「プロジェクトマネジメントによる経営革新セミナー」in東京★★

【日時】
  2002年10月30日(水) 前半:13:20〜14:50
            後半:15:05〜16:35  16:50終了
            ※居酒屋で懇親会(オフ会)あります

【会場】
  グローバルステージ7階 会議室D室にて(渋谷区渋谷1-13-5)

【テーマ】
     
  「プロジェクトマネジメントによる経営革新!」
    〜IT時代の企業経営とプロジェクトマネジメント〜

【内容】
    
    第1部 『顧客主導に変わるプロジェクトマネジメント』
    第2部 『企業経営を支えるプロジェクトマネジメント』

【講師】 好川 哲人  (技術経営コンサルタント・技術士)  

【定員】45名 ※先着順です。定員に達し次第、締め切ります。

【会費】5、000円(税込) 事前振込→4、000円(税込)

【お申し込み・詳細情報】下記の専用フォームよりお申し込み下さい  
  http://www.consulgent.co.jp/form021030.htm

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★★短期特別連載・英国マネジメントスクール留学体験記★★第1回


渡辺 統一郎(わたなべ とういちろう)

1977年生まれ。大学卒業後、イギリスUniversity of Wales, Cardiff
(Cardiff University)で経営学Postgraduate Diplomaを取得。現在、同
じくイギリスのReading University でMSc International Consultancy
and Accountingを修学中(2002年9月、修了)。夏期休暇中にコンサルジ
ェントにて、インターンシップとして勤務。


■はじめに

このたび、私がこの2年間のイギリス留学で経験したことをwebに乗せて、
発行するはこびとなりました。大学を卒業したばかりの私が、イギリスの
大学院でビジネスを勉強するにあたって直面したトラブルから、日常の生
活に関することまで、ざっくばらんに皆さんにお伝えできれば、と思って
います。海外でビジネスを勉強しようと思っておられる方からイギリスに
興味がある方まで、気楽に読んで頂ければうれしいです。


■動機、留学理由、目標。

いままで、中学、高校、大学と普通に日本で育ってきた人にとっては、い
きなり海外の大学(院)で勉強するということは、かなり抵抗があること
だと思います。勉強、言葉はもちろん、その国の文化や生活に慣れるまで
は、実際かなりの苦労、苦痛、忍耐が要されることでしょう。ストレスが
たまって体調を崩した人、激やせ、激太り、引き篭もりなどはよく聞いた
話ですね(私はそのようなことはまったくありませんでしたが)。しかし、
留学が終わって日本に帰ったとたん、原因不明のアトピーが出て、楽しい
イギリスに戻って永住を決めたという奇特な方もおられました。

そのように、一般にしんどいといわれる留学(実際に大変なのですが)を
なぜしようと思ったのか。それこそ人それぞれだと思いますが、私の場合、
海外でビジネスを勉強する(ビジネスand英語)、イギリスでは普通1年間で
Master(修士号)が取れる、という2点が主な理由でした。

海外でビジネスを勉強するといえば、まず初めに思いつくのが、MBA(Master
of Business Administration、経営学修士)ではないかと思います。一般に
MBAといえば、アメリカのハーバードなどのトップ校で学ぶのが良いとされ
ます。しかし近年は、ヨーロッパにあるビジネススクールも脚光を浴びてき
ていて、世界的に認知され始めてきているといった感じではないでしょうか。
特に1年でMBAが取れるといった点で、ヨーロッパを選ぶケースが多いよう
です(アメリカは2年)。欧米のビジネススクールの最新ランキングは、
www.ft.comでチェックできます。

私の場合、一流MBAに入学する基準の一つである2〜3年の職務経験がなかっ
たために、MBA以外のビジネスの学位取得を目指しました。どこの大学にも
Management といった幅広のものからMarketing、Accountingなどの絞ったも
のまでかなりワイドにコースが用意されています。こういったコースでは私
のような大学を出たての若い人が多いようで、イギリスを含むヨーロッパで
は1年でMasterがとれます。

そのようなイギリスの大学院で2年間勉強することによって、ビジネスに関
する知識と国際人に必須の英語を習得して、一流のビジネスマンになるとい
う目標に向かい2年間勉強してきた次第です。

そのなかで、私がイギリスで見たり聞いたりしたことを、今回のように軽い
タッチでお伝えしたいと考えています。つまらない文章ですが、なにかお役
に立てたら幸いと思っております。

次回は入学、渡航手続きについてお話します。


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