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第039号 『廃棄物からはじめる社内構造改革』 佐々木 雅一
 

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◆◇◆◇                          
◇◆◇ 経営革新!50人のコンサルが語る事業成功の秘訣    ◇
◆◇             第039号【02/11/20】          ◇◆
◇                                     ◇◆◇
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<今週のコンテンツ>
 
1.『経営課題としての物流とは』 花房 陵

2.「環境マネジメント戦略&現場でできる物流改善セミナー」

3.英国マネジメントスクール留学体験記<第5回>

4.今週のおすすめサイト【株式会社エルゴスコープ】

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<今週のコンサルタント>

佐々木 雅一(ささき まさかず)

有限会社グリーン戦略研究所 代表
環境・経営コンサルタント

1947年生まれ。京都大学工学部卒業,神戸大学大学院経営学研
究科修了。民間企業勤務後、1977年に環境コンサルティング業
務で独立。以後、環境アセスメント・廃棄物処理計画等の業務に数
多く従事する。この間、大阪経済法科大学教養部、関西学院大学商
学部で「環境論」の授業をまた(財)日本産業廃棄物処理振興セ
ンターで産廃事業者向け講習会の講師を務めるなど、幅広く活動を
行っている。さらに、早くからISO14001導入のコンサルティングに
取り組み、多くの中堅・中小企業で認証取得の実績を有している。

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<今週のテーマ>


『廃棄物からはじめる社内構造改革』


■第一歩は歩留まり率の向上から


製造業から産業廃棄物が発生することは避けられない。しかし、こ
うした産業廃棄物の多くは、製造ラインとその周辺から発生する原
材料の断片や梱包材で占められている。

水処理汚泥や塗料カスといった廃棄物もあるにはあるが、原材料や
副資材の非利用部分から多くの産業廃棄物が発生するということは、
製品の歩留まり率を考える場合、もっと問題視すべきである。

まして、梱包材などは製品に転化しない部分であり、それでも仕入
れ費用に含まれるということを忘れないで頂きたい。


■有害物の使用が本当に必要か


PRTR法がスタートし、有害物質の移動・排出に向けられる目が
厳しくなってきている。納入先から該当する化学物質の有無の問い
合わせが来た、という企業も少なくないだろう。

有害物質を含んだ製品や工程であるということを意識するだけでな
く、その物質が自社の製品や工程において絶対必要なのか、なぜ切
り替えができないかを、もう一度検討してほしい。

メーカーから購入しているものの中に入っているので、自社ではど
うすることもできない、という回答では、近い将来に自社製品の納
入先から切られるという事態も起こり得る。

まして、そうした化学物質を含む廃棄物の処理費は、ますます高騰
することが考えられる。


■拡大生産者責任という制度が製造業のルールを変える


家電製品はすでに廃家電の引き取り制度が開始されている。次はO
A機器と自動車に制度が導入される。その次は・・・となるだろう。

廃棄製品を引き取るということは、輸送・保管時の荷姿から、解体
時の解体容易性まで、事前にきちんと検討しておく必要があるとい
うことだ。その上、使用可能な部品等は洗浄して再使用するし、壊
れたものは産業廃棄物として自社に処理責任が生じる。製品に有害
化学物質を含んでいれば、ここでも効いてくる。

さらに、組み付け方法によっては再利用できないかもしれない。部
品のモジュール化も必要になる。返送品が油やほこりで汚れていれ
ば、洗浄廃水の処理の問題も生じてくる。

拡大生産者責任は、循環型経済社会では避けて通れないテーマだし、
部品製造であっても納入先からの要求には対応が必要になる。


■産廃削減を社内構造改革のトレーニングに


産業廃棄物を削減するには、まず実態把握を行って、どこから何が
出ているかを知ろう。次に、発生現場で削減策を考えさせよう。

発生個所・内容・発生量・発生原因を突き止め、次に職場単位で削
減策を考えてもらう。その削減策を実行すればどれくらい廃棄物が
減るのか、職場ごとに目標を立ててもらう。

削減の方策がないという回答は認めず、それぞれがなにがしかを削
減することを求める。コスト面、技術面、ライン構成、運用面等々、
否定する理由はすぐに見つけられる。それでも削減するのだ、究極
はゼロにするのだという強い意志で取り組む。

今まで、「だめだろう」で済ませてきたことを、「できる」に変え
るのだから簡単ではない。しかし、産業廃棄物を取り巻く状況は厳
しさが増すばかりである。

産業廃棄物削減への取り組みを、社内構造改革のトレーニングの場
として是非利用していただきたい。



<私のお薦めビジネス書>

『リサイクルを助ける製品設計入門 分解まで考えたモノづくり』
山際 康之 著 講談社ブルーバックス B1256

「世界のソニー」を支えるモノづくりのノウハウの一端がうかがえ
る本です。小冊子ですが、解体容易なモノづくりを目指す考え方が
多くの事例とともにまとめられています。「目から鱗」の内容も少
なくないと思います。通勤電車の中でも読める良い本です。

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★★編集後記★★

佐々木氏は環境、とくに「廃棄物」のスペシャリストです。名刺は
「カレンダーの裏紙」にプリントしたもので非常にインパクトがあ
ります。環境マネジメント一般論のセミナーは多数ありますが、今
回は佐々木氏の専門「廃棄物対策」にテーマを絞ってみました↓

来週のコラムは、同じく12/11のセミナーで講師を務めるアバンセ
の花房氏。こちらは物流コストダウンがテーマです。お楽しみに!
(ひがさ)

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★★いよいよ来週、開催!!

「環境マネジメント戦略&現場でできる物流改善セミナー」
in有楽町・東京国際フォーラム★★

<日時>
2002年12月11日(水)1部:13:10〜14:55
           2部:15:05〜16:50  17:00終了
(終了後に懇親会あります。17:30〜19:00)

<会場>
東京国際フォーラム(東京・有楽町) G410号会議室にて

<テーマ>
  第1部 『廃棄物対策から始める社内構造改革』
  
講師:佐々木 雅一(ささき まさかず)
   有限会社グリーン戦略研究所 代表
   技術士(衛生工学部門)、MBA

<内容> 
1.産業廃棄物の削減は、単なる経費節減だけでなく、
   社内構造改革の第一歩とできる
2.全社を挙げた生産体系の見直しこそが、
   産業廃棄物削減の決め手となる
3.ISO14001の認証取得を、環境パフォーマンスの向上から、
   さらに踏み込んだマネジメント 戦略にまで展開できないのは、
   何かが欠けているからだ
4.産業廃棄物削減策の社内展開から、
   全く新しい環境マネジメント戦略が作り出せる  

<テーマ>
  第2部 『物流費を押さえて、笑う?
             他社のやらない現場の物流改善』

  講師:花房 陵(はなぶさ りょう)
   株式会社アバンセ 代表取締役
   物流コンサルタント

<内容>
  〜自己診断と体質転換の現場でできる物流改善〜

1.物流現場の困った症状
2.物流改善ベンチマーキング表(抜群に優れた物流評価)
3.3つの先行指標を管理して業績向上につなげる
4.SCMの在庫手法−回転率を疑え!最適の誤解
5.物流から経営を変えるステップ

<会費> 6,000円(税込)
      事前振込割引価格 ※12月9日(月)振込分まで

<定員> 24名(先着順。定員になり次第、締め切ります)

<お申し込み・詳細こちらからお願いします>
→ http://www.consulgent.co.jp/form021211.htm

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★★特別連載・英国マネジメントスクール留学体験記★★第5回


渡辺 統一郎(わたなべ とういちろう)

1977年生まれ。大学卒業後、イギリスUniversity of Wales,
Cardiff(Cardiff University)で経営学Postgraduate Diploma
を取得。現在、同じくイギリスのReading University でMSc
International Consultancy and Accountingを修学中(2002
年9月、修了)夏期休暇中にコンサルジェントにて、インター
ンシップとして勤務。


第5回 周りの人々「先生、クラス、日本人」


今回はイギリスで出会った人々についてお話しようと思います。留学
生活でかかわることになるだろう人々の中にはこんな人もいますよ、
みたいな感じで読んでいただければ結構かと。まずは先生から。


■先生との接し方は、大学や、その先生個人によって違うと思います。
オックスブリッジなどの大学では、伝統的に先生が少数の生徒に対し
てゼミ形式でみっちり、という感じでしょうか。しかし、一般的なの
は大勢の生徒を前にレクチャー方式ではないでしょうか。

私がイギリス1年目に在籍したカーディフ大学ではレクチャーとゼミ
のミックス。2年目のレディングではレクチャーのみでした。そんな
わけで、先生とはあんまり親しくしていたということは無く、何か用
事があったときのみ、先生の部屋に訪れるという感じです。

教授はさすが紳士の国の上流階級出身者らしく、ナイスなジェントル
マンが多いです。厳しいかどうかは、また別の話ですが。また、イギ
リス人ではない先生も大勢いらっしゃいます。


■生徒はというと、これはほんとにいろんな人がいます。Under Grad
uate(学士課程)はピンキリといったかんじで、まだまだ階級社会が
残るイギリスの縮図を見ることができます。ほんとに「いいとこ」の
お坊ちゃん、お嬢ちゃんは、例えば乗馬が趣味であったり、「いかに
も」なかっちりしている服装に身を包んでいたりと、ほんとにお友だ
ちになりたいと思わせる方々です。

イギリス王室のウィリアム王子なんかはその典型例といえますね。一
方、もう片側の人々はというと、いつも酒を飲んでて騒いでいる、マ
リファナの合法化を心待ちにしている、サッカ−を見て暴れるなどな
ど、出来るだけかかわりたくない方々です。これまた英王室のヘンリ
ー王子なんかがバッチリですね。こんなことを書いちゃ怒る人もいる
かもしれませんが、あくまで私見です。あしからず。


■大学院になると、やはり少しは落ち着いてきます。年齢層が高いと
いうことと、イギリス人はあまり大学院のような高等教育機関には進
まないということなので、イギリス人の中でもそういった教育意識が
高く、同時に金銭的に余裕のある人が進んできます。結果的に大学院
には裕福な大人の学生と、留学生の比率がどっと大きくなる、といっ
た現象が起きます。


■留学生は、ヨーロッパ、アメリカ、中東、アジアと一通り揃ってい
るといった感じです。しかし、やはりお金を出して海外に来るくらい
だから、みんなお金持ち、といった印象が強いです。特に経済的に裕
福とは言えない国から来ている人たちは、その国の超超大金持ちでな
いと、留学費や生活費の工面が出来ないわけですから、彼らはその国
においては、ほんとにすごい人々なわけであらせられます。

例えば親が政府の高官であったり、貿易で巨万の富を築いたであった
り。そういった人たちは、やはり留学してないと出会えないですよね。
最近は中国からの留学生がすんごいようです。特にビジネスなどの実
学系は。おそるべし。


■一方、日本人はといいますと、私のように全額親のすねをかじって
いる人間、働いて貯めたお金で来ている人間、企業や官公庁から派遣
されてきた人間に分かれるのではないでしょうか。個人的には、普通
の日本人が集まっているといった感じでした。目的は人それぞれです
が、みんなやりたいことをやっている人たちで、面白い人達ばかりで
した。

ビジネスを勉強している私からしてみれば、「それを勉強してどうな
るの?」と小一時間問い詰めたいこともしばしばでしたが、日本人は、
純粋に興味のあることを勉強している人が多いと感じました。これも
豊かな国だからこそですかね。あとはやはりお役人さんたちとは、こ
ういう留学という形を通してでないと、めぐり合うことは無かったの
ではないかと思うので、やはり貴重な体験だったと思います。楽しい
兄ちゃん達でしたよ。ほんと。


■出会う人々は、学校やコースによってかなり違うと思いますが、だ
いたいこんなものではないかと思います。オックスブリッジと、田舎
の三流大学とではだいぶ違ってくるのでしょうが…。留学の一番の利
点は、実はイギリス人だけでなく、世界中にネットワークが出来ると
いうことだと思います。

あとは楽しい留学になるのかどうかを決めるのも、人間関係が一番の
要因になると思うので、いろんなタイプの人間と上手く付き合える力
が必要になるのではないかと思います。国が変われば、人間も常識が
通じないくらい変わってしまうので、上手く付き合っていくにはメン
タル面のタフさが必要ではないでしょうか。


次回からは、もう少し勉強に踏み込んだ話をしていきたいと思います。


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★★今週のおすすめサイト★★

貴社従業員の意識特性、職場環境への評価を
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