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◇◆◇ 経営革新!100人のコンサルが語る事業成功の秘訣 ◇
◆◇ 第116号【04/06/02】 ◇◆
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《メニュー》
1.『人は誰しも叱られたくないのです』 森 英昭
2.今週のおすすめメルマガ「代官山発★お手軽ウラ技イタリアン」
3.有料・相互広告掲載のご案内
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《今週のテーマ》
『人は誰しも叱られたくないのです』
「叱られる事が好き」なんて人はまずいないでしょう。しかしどこ
の会社でも「失敗が全く無い」なんてことはあり得ません。
そして人は失敗すると「叱られたくない」と直感的に考え、「どう
すれば叱られずにすむか?」と考えるものです。
その結果、無意識に?「どうしようもなかった」という理由を考え、
悪い言い方で言うと「嘘をついたり、事実を一部隠したりする」も
のです。
上司がそれを見抜けるかどうかが「次の失敗を未然に防げるかどう
か」というポイントとなります。
ある運送会社の社長に、「事故がどうしても減らない。何か良い方
法は無いか」という相談を受けました。
そして私が、「事故防止の指導はどんなことをされておりますか?」
と聞くと社長は、「当社では一般道路60km、高速道路80km
を絶対に超えないという指導をしており、社長自ら毎日チャートチ
ェックし、もし1kmでも超えようものならきつく叱ります。」
と答えられました。「では現在、事故を起こしたドライバーへの指
導はどうされておりますか?」と聞くと、「当社では事故を起こし
たドライバーを叱りません。
何故なら、事故を起こそうと思って起こす人は居ないし、その日の
業務を終えて帰社するまでの間に十分反省しているので、傷に塩を
こするようなことはしません」と言われました。
なるほど・・・本当にそうでしょうか?(この社長は社内規則を守
っていないと、とてもきつく叱るタイプの社長です)
そして過去の事故報告を見せて頂くと、70%以上が単独事故で、
その内殆どが『避けられなかった』とか、『だろう運転を改め、か
もしれない運転をします』と書かれていました。
本当にドライバーは反省しているのでしょうか?
制限時速の社内ルールについては、大事故の防止効果はあっても、
事故全体を防止する効果はあるのでしょうか?
別の運送会社でのある事故事例を基に考えてみましょう。4tトラ
ックドライバーが、単独の交通事故を起こしました。
本人の語る状況と原因は、「右の脇道から左折する車輌がセンター
ラインをオーバーしてきたため、衝突を避けようとして左側の電柱
に接触し、相手はそのまま行ってしまいました。
原因は相手が自分に気付いていると思い込んでいたことと、乗用車
なので、センターラインを超えて大回りするとは思わなかった」で
した。
さて、話をそのまま解釈すれば、悪いのは相手であり、今回の事故
は避けられなかった様にもとれます。
また、対策として「相手が自分に気が付いていないかもしれない、
はみ出してくるかもしれない。と、かもしれない運転をします」と
書かれていました。
それでは相手が自分に気が付いていたら、また相手がはみ出してく
るかもしれないと思っていたら今回の事故は防げたのでしょうか?
そもそもこのドライバーに原因は無かったのでしょうか?
この事例について私の作成した「自動車事故指導報告書」(ドライ
バーにヒアリングを行い、根本原因を探り出す書類です。)
※ご希望があれば無料進呈致します
その書類に基づいて約30分の指導を行いました。
その結果、本当の原因は「狭い道でのスピードの出し過ぎと、危険
回避をブレーキでは無く、ハンドルで行った」と判断し、具体的指
導内容は、「法定速度が低いということは、事故または危険が多い。
ということなので、ブレーキを頻繁に踏まないで良い速度で走行し、
危険を感じたら、ハンドルを切るのではなく、ブレーキで!」とな
りました。
そして事故当日と指導翌日のチャートを確認したところ、大きな変
化が見られました。
実際の現場の状況と、運転状況をより詳しく聞くことで、最初の報
告には入っていなかった内容が多数出てきたのでした。
単独事故の場合、「本人しか知らない」内容が多くあります。それ
らをしっかり聞き、根本原因を明確にすることが事故防止に繋がり
ます。
また、この場合本当にセンターラインをはみ出した車輌があったか
どうかも本人以外知らないのです。
しかしそんなものは有ろうが無かろうが、根本的な事故原因では無
く、単なるイチ状況に過ぎないということです。
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《今週のコンサルタント》
森 英昭(もり ひであき)
ロジスティクス研究室 室長
1968年生まれ。大手総合食品卸売商社へ総合職で入社し、2t
トラックドライバーからルートセールス、営業、受発注管理、入出
庫、在庫管理、仕分け等を経験。その後ベンチャー企業へのあこが
れと自分の力を試したく、低温物流機器製造販売、物流コンサルテ
ィングを行う企業へ転職。しかしメーカーのコンサルティングでは、
本当に企業様が必要としているシステムや商品を販売出来ないこと
から独立。現在トラック運送事業者の非常勤顧問として経営戦略室
室長他、物流、セミナー講師、ISO認証取得コンサル等を行う。
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《私のお勧めビジネス書》
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著者:レイコンシダイン/テッドコーン 出版社:ダイヤモンド社
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はとても難しい。しかし、「顧客不満足」とは何かということを、
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《編集後記》
今週の森英昭氏は、大手ファミレス配送コスト削減実績を始めとし、
現場の経験を生かした物流全体に関してのコンサルティングを得意
としています。特に、トラック『同乗』指導・作業分析支援が強み
でもありますし、興味深いものがあります。また、全員が『頭』を
使う各企業様完全オリジナルのコーチング型セミナーも好評です!
(にしだ)
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