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◇◆◇ 経営革新!100人のコンサルが語る事業成功の秘訣 ◇
◆◇ 第174号【05/01/05】 ◇◆
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《今回のCONTENTS》
1.『求められる戦略型人事執行役員』 栗田 猛
2.今週のおすすめメルマガ『飲食店経営塾』
〜「5分で分かる」飲食店経営ノウハウ紹介メールマガジン
3.当社組織変更のお知らせ
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《今週のテーマ》
『求められる戦略型人事執行役員』
1.コーポレート・ガバナンス
コーポレート・ガバナンス(Corporate Governance)とは“企業統治”
という意味です。
「企業(株式会社)は誰のものか?」というテーマに対して「企業
は株主のものでありその代理人が取締役である」と捉え、その執行
体制に対し株主の監督是正権や組織内部のチェックの仕組み、ビジ
ネスリスクのマネジメント体制、さらには経営意思決定の仕組みな
ど“企業統治のあり方”が議論されるようになりました。
現実的に問題が発生した場合、後にかかる処理コストと信頼の失墜
が企業業績を悪化させるだけでなく、企業の存続にすら影響しかね
ないという危機感の認識から改めてクローズアップされてきました。
コーポレート・ガバナンスにおける「効率的な業務執行」を実現す
るために導入が進められている制度の一つに、執行役員制度があり
ます。
2.戦略型人事執行役員(CHO)
最近、日本の企業でもCHOとかCOOなど、欧米流の呼称を使う
ことが多くなってきました。
CEOはチーフ・エグゼクティブ・オフィサーの略で、日本語にす
れば「最高経営責任者」と言われています。文字どおり企業経営の
最終的な責任者です。
一方、COO(チーフ・オペレーティング・オフィサー)のほうは
「最高執行責任者」といわれ、企業の日常業務を執行します。
その他にも、さまざまな「最高××責任者」(C×O:チーフ××
オフィサー)があります。
その中の1つにCHO(チーフ・ヒューマン・オフィサー:最高人
事責任者)があります。
CHOの役割として、経営戦略に貢献するために次の5つが上げら
れます。
(1)ダイナミックな評価・報酬・職務システム、雇用制度など、
トータルな効果的運用プログラムの企画、設計、導入。
(2)有能人材を失うことなく社員のモチベーションを高めると共
に、求める人材像を明確にして社内外からの迅速な適材を適
所配置の実現。
(3)企業内外の状況を構成している様々な要素の複雑な相互作用
を把握する力を養い、組織メンバーのコミットメントと創造
性を高め、チームや組織として個々人の力の結集。
(4)有能人材を発掘し、期待される人材へと育成する仕組み作り。
(5)経営者をはじめ全社員がビジネス上の倫理や行動規範を遵守
する体制の構築と運用。
3.CHOの特徴
これまでの人事担当役員は、今企業の中にいる人材が、できるだけ
不公平感なく、チームワークを形成し、成果の平等配分を甘受でき
る体制作りに専念してきました。
その意味では人事部門としての自己完結的な役割は、果たしてきま
した。すなわち組織システムの中における、人的資源管理に徹する
ことによって、企業に貢献するというスタンスです。
しかしながらその範囲では、人的資源を統括する立場から経営戦略
立案に積極的に関与することも少なく企業理念や戦略の具現化に向
けて企業を変革する視点も強くは無かったといえます。
CHOの役割の特徴は、その分野の仕事内容に精通していることは
当然としても、CHOは人事部門を代表しているわけではなく、あ
くまでも会社経営執行(経営陣)の一員として、部門ではなく全社
の利益のために関連する部門を動かす立場でるという点です。
このような、役職位が必要になった背景には、国際化・多様化時代
に対応して、迅速に経営判断を下す必要性が上げられます。
そして、CHOは、CEOを中心とした経営幹部チームを形成し、
様々な戦略的な事業運営において実践的な役割を果たしていくこと
が、期待されています。
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《今週のコンサルタント》
栗田 猛(くりた たけし)
ヒューマンバリュー・マネジメント 代表
1947年生まれ。青山学院大学経済学部経済学科卒。大手化学繊
維メーカー人事部において実務経験を積んだ後(株)日本総合研究
所(研究事業本部人事戦略部長)、アンダーセン(現KPMG)デ
ィレクターを経て99年に独立。コンサルティング歴21年間に中
小企業から中堅・大手企業及び官公庁関係など、人事戦略コンサル
ティング実施企業は200数社に及ぶ。近著「幹部がかならずおさ
えておきたいよくわかる経営用語」→ http://tinyurl.com/4u36m
《経営堂・詳細プロフィールはこちら》
《私のお勧めビジネス書》
『企業の実務家が考えた“新・日本型人事制度”のつくり方』
著者:人事の日本型スタンダードを創る会 出版社:産労総合研究所
明確な経営ミッションに基づく、経営成果につながる人事管理の方
向性を「社員に求めることを明確にした人事管理」「高付加価値を
生む人材の確保・活用を実現する人事管理」として捉えている。
「個性的な」経営ミッションを受けて、「個性的な」人事制度の構
築を考える、すべての人事スタッフのテキストとして活用出来る。
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☆☆今週のおすすめメルマガ☆☆
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《当社組織変更のお知らせ》
この度当社は組織を株式会社に改め、株式会社コンサルジェントと
して新スタート致しました。また業務拡大に伴い東京オフィスを移
転致しましたのでご案内申し上げます。なお新役員組織構成はこち
らをご覧下さい→ http://www.consulgent.co.jp/news/news05.htm
これを機に、より一層お客様の満足度向上に向けたサービスに努め
て参りますので今後ともご支援、ご指導のほどお願い申し上げます。
株式会社コンサルジェント 代表取締役 樋笠 耕治
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《編集後記》
今週の栗田氏は「経済価値の流れと組織人事の融合」をテーマに掲
げ、コンサルタント歴は何と21年という大ベテラン。特に屋号で
もある“ヒューマンバリュー・マネジメント=人的価値管理”に関
するコンサルティングを行っています。また企業のみならず、官公
庁関連では労働省・科学技術庁からの要請も受けており、人材開発、
組織・人事改革業務を推進しています。また近年では法政大学エク
ステンションカレッジの講師も務めていますので、その業務内容か
ら【信頼の厚さ】を感じずにはいられません!東京と大阪にオフィ
スを構え、今日も全国各地で活躍しています♪※法政大学講座の様
子はこちら→ https://www.hosei.org/kouza/A041001.php(にしだ)
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