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◇◆◇ 経営革新!100人のコンサルが語る事業成功の秘訣 ◇
◆◇ 第194号【05/03/02】 ◇◆
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《今回のCONTENTS》
1.『一週間後に500万!
〜中小企業の資金繰り事情〜』 武田 健一
2.コンサルジェント社おすすめメルマガ ※ぜひ購読して下さい
「コンサル出版フォーラム〜本はあなたをメジャーにする!」
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《今週のテーマ》
『一週間後に500万!〜中小企業の資金繰り事情〜』
「来週末に500万円足りないのですが!」・・・中小企業の資金
繰りを見ていると、こんな話が日常茶飯事に出てくるわけです。
サラリーマン的な金銭感覚では想像もつかないことですよね。
こんな相談が非常に多いので、弊社としても全力で対応するわけで
すが、そのような人に限って間違いなく銀行やクレジット関係から
資金を枠いっぱいに借りていて、どうしようもないケースがほとん
どです。
資金繰りに奔走する社長が、時間がたつにつれて、手持ちの手段を
一つ一つなくしてゆき、じりじりと葛藤を続けるうちに、ぷちっと
音を立ててその緊張感の糸が切れてあきらめてしまう瞬間があるの
です。はたから見ているとよくわかります。
そうなってしまったら、われわれが何をするかというと、もちろん
金融機関への交渉を行うわけですが、物理的に無理なケースが多い
ので、それに加えてもうひとつ、支払内容の整理を行うのです。
このような段階では社長や経理担当は支払先の優先順位をつけるだ
けの冷静さを失っていますので、われわれが客観的に順番をつけて
いくわけです。
今後の銀行との付き合いを考えて、銀行の返済を優先させるのか、
業者との付き合いでそちらを優先させるのか、はたまた人件費に手
をつけるのか・・・といった具合です。
ここで、いつも思うのは「あと3ヶ月早く言っていただければ何ら
かの手が打てたかもしれないのに・・・」ということなのです。
こんな簡単なことができない中小企業の社長が非常に多いように感
じられます。
このような現場ばかり見てきたので、お金が正義であるなんて、世
の中生きていくのもイヤになってしまいそうですが、その社長にと
ってありがたいのはどんな忠告をしてくれる人より、お金を貸して
くれる人なんですね。
そして、最終的にはわれわれに保証人になってくれないかという話
があったり・・・(それは、われわれの仕事上タブーなのできっぱ
りお断りしますが)。
結局そのような経営者は一事が万事お客様に対しても仕入先に対し
てもそのような対応をしていたから、結果としてそうなってしまう
のだなって感じます。
私は、会計事務所での経験や現在の仕事を通じて、昔勤めていた銀
行時代には知る由もなかった中小企業のどろどろとした深い部分を
たくさん見るようになりました。
もし可能であれば、この知識を持ってもう一度銀行員の仕事ができ
たらとても面白いだろうなーといまさらながらに思います(新卒し
か基本的に採用しない銀行の体質では無理な話かもしれませんが)。
ともかく、経営者は一流大学卒の銀行員に卑屈になる必要はまった
くありません。銀行員の知識は広く浅くなのです(私はそうでした)。
私が見るに、中小企業の社長の知り合いはみんな中小企業の社長で
あるケースが非常に多く、その中に上場企業のサラリーマンが登場
することは非常に少ないようです。
したがって社長の周りにはお金で苦労している中小企業の社長ばか
りになってしまうようです。
そこに唯一登場してくるいわゆるエリート街道を走ってきたサラリ
ーマンである銀行員との付き合い方なんてなかなかわかるものでは
ありません。
その点銀行員は銀行員としての事情があるわけで、客観的な立場と
して、財務内容の分析など行いますが、財務諸表の内容なんて経理
の方法ですぐに変わってしまいます。
たとえば経理上税抜き経理で行う決算書と、税込み経理で行う決算
書、最終的な利益は本来は同じになるはずですが、売上はその他の
数値はすべて変わってしまいますが、その辺の認識は銀行員にはま
ったくありません(私にはありませんでした)。
かれら銀行員からみるとどんな顧客も数十社の中の一社に過ぎない
わけなのです。
銀行員のタイプによりますけど、懸命に会社の細かいアピールをし
てもほとんど理解していません。というか理解しろというほうが無
理なのです。
それだったら、彼らにわかりやすい数値的な資料だったり、稟議書
に添付しやすいような書式の説明書だったりがあるほうが彼らとし
てもよっぽどありがたいわけなのですね。
以上はある意味極論ですが、私の経験上はそうでした。
最近は、医療の世界でも法律の世界でも予防的な対応が重要視され
ています。
これは、経営の世界でも同様であり、特に資金繰りに関しては厳し
い目で日々チェックを行い、悲惨な状況になるリスクを未然に防ぐ
必要があると思います。
ただ、損益がプラスであろうとマイナスであろうと、日々の資金が
回転していると、みんなその重要性に気がつかないうちにずるずる
と悪循環に陥ってしまうような気がします。
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《今週のコンサルタント》
武田 健一(たけだ けんいち)
SBF株式会社 代表取締役
1968年生まれ。理系の大学を卒業するものの、当時の理系から
金融機関へという流行に乗り1992年、某都市銀行入行。退職後、
会計事務所に勤務し2001年独立。有限会社エフピーサポートを
設立し、主に経理業務請負、事業計画策定、中小企業の資金繰り、
融資にまつわる銀行交渉のコンサルタント事業を開始する。顧問先
の業態は多岐にわたるが、最近は遊技場関係の大規模融資の実績多
数あり。従業員は平均年齢35歳の若手で(といっても現在3名で
すが)全員元銀行員であり、顧客の大小に関わらずフットワーク軽
く迅速かつ親身に対応する体制をとっております。
《私のお勧めビジネス書》
『入門 決算書の読み方
―新しい角度から会社の“問題点”を見抜く』
著者:本田 開 出版社:日本実業出版社
財務分析に関する基本から資金繰りにいたるまで非常にわかりやす
く解説してある本です。僕は、銀行時代、会計事務所時代、現在に
至るまで何かあるたびに開いておりますが、時代に流されない財務
分析の基本がわかりやすく説明されています。
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《編集後記》
今週のコンサルタント武田氏が率いるSBF株式会社はメ
ンバーを全て元銀行員で構成しているため、企業を存続していくた
めには切っても切れない融資などの資金繰りを全面的にサポートす
ることが強みとなっています。特に対銀行に対しての交渉術や戦略
的な決算書作成を得意としていますので、経営者にとってはいざと
いう時に頼れる、まさに“右腕”となり得る存在を確立しています。
先日も連絡を取ってみると「今、熊本なんです」とのお返事。彼は
土日も休むことなく、今日もクライアントのもとへ飛び回っていま
す。また昨年には業務拡大に伴い、オフィスをお引越しをされまし
た。渋谷区の昔ホテルだった建物だそうで「結構古いけど12階な
ので眺めは良く、ドコモタワーが目の前に見えますヨ!」と抜群の
ロケーションを報告してくれました。高層ビルが大好きな私にとっ
ては羨ましい限り(また私の地元・代々木ですので自然に親近感が
わいてきます)。そんな全国で活躍している武田氏からのメッセー
ジ→「融資や資金繰りなどでお困りではないですか…?」(にしだ)
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