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◇◆◇ 経営革新!100人のコンサルが語る事業成功の秘訣 ◇
◆◇ 第2号【03/02/21】 ◇◆
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《メニュー》
1.『中小企業の特許活用のポイント』北村 和一
2.「有料広告掲載募集」のご案内
3.「特許情報の有効活用セミナー」in、大阪!!のお知らせ
4.新メルマガ『経営コンサルタントを100%活用する技術』
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《今日のテーマ》
『中小企業の特許活用のポイント』
〜電子特許検索で勝つ為の特許情報を〜
〜特許情報の活用〜
特許情報とは、広義に捉えられており、工業所有権を構成している
ところの「特許権」「実用新案権」「意匠権」「商標権」の4つに
関する情報を総称している。
〜特許情報活用のメリット〜
特許公報・実用新案公報には、定められた様式に則って、その発明
(考案)の分野に係る従来技術に対する新規性・進歩性・有用性が
論理的に記載されている。
意匠公報には、その物品の正面図・背面図・側面図・平面図および
底面図が記載されており、場合によっては意匠に係わる物品の説明
も記載されている。
これらを検索し、読みとることにより技術動向・技術水準やデザイ
ンのトレンド(方向・傾向)を把握することが容易である。
〜特許を活用する為の経営者心得/工業所有権に関する留意点〜
工業所有権制度は、独占権を付与することにより、模倣防止を図り、
研究・開発の奨励と商取引の使用を維持して、産業の発展を目指し
ている。
したがって、特許を活用する為の経営者心得として、技術・製品開
発に当たっては、2つの観点から特許情報を調査・確認をする必要
性があり、場合によっては出願などが必要になる。
自社・自分で権利化されていると優位に事業ができるが、他社・他
人の権利を侵害した場合、損害賠償が必要となり損害賠償額も高騰
してきているので、慎重な対応が必要である。
又、情報技術(IT)の急速な発展と普及にともない、それを駆使
したビジネス方法に関する特許出願が増加する傾向にある。
このいわゆる「ビジネス方法の特許(ビジネスモデル特許)」につ
いては、従来特許に馴染みの薄かった分野、例えば、販売方法やレ
ンタル方法あるいはPR方法等を含めて、広汎な分野に影響を及ぼ
しうることになる。
上述の2つの観点とは、
1)他社・他人の権利を侵害する恐れはないか?侵害を避ける。
2)他社・他人に自社・自分のアイデアを模倣される恐れはないか?
⇒狙い:出願して権利化を図る。
〜特許の有効利用のポイント〜
特許情報を調査・確認して、これを活用する目的としては、類似出
願を検索して、
1)これがなければ出願して権利化の方向でアクションをとる。
2)これがあれば、新規性がないので自社の権利化は不可である。
3)2の場合、経過情報を検索して、権利が存続しているかどうか
確認する。権利期間満了や権利が存続していなければ、何人もこれ
を合法的に使用出来る。
4)3で権利が存続している場合は、
◇そのアイデア以上のものを発明する。
◇ロイヤリティを支払って使用出来るように交渉をする。
◇そのアイデアの活用を断念する。・・・などとなる。
5)他社・他人の技術水準やトレンド(方向・傾向)を把握して、
自社・自分の研究開発分野・テーマを再設定することにより、二重
の研究投資を避ける。
6)公報などを見ることによって、自社・自分の新しいアイデア
発想のヒントにする。など、検索の有効利用で情報戦に勝つ。
〜特許情報の検索に当たって〜
特許情報は、自社・自宅のパソコンからインターネット上で、特許
庁のIPDL(特許電子図書館)にアクセスすれば、約4,000万
件の検索ができる。
〜IPDLの利用方法(操作方法)〜
1)画面上で「ヘルプ」を開いて見る方法。
2)特許庁発行の特許電子図書館サービス利用マニュアルの使用。
3)各都道府県の知的所有権センター主催の特許情報検索の説明会
(数時間)の受講をお奨めしたい。
〜中小企業が大企業に勝つためには〜
人・物・金に加えて技術・情報も重要な経営資源であり、中小企業
が発展して行く上で、「特許情報の宝庫」である特許電子図書館を
有効活用されることを切に望みたい。
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《今日のコンサルタント》
北村 和一(きたむら かずひと)
北村技術士事務所 所長
1945生まれ。大手電機メーカーにおいて、設計、物流、IE、
生産管理、購買管理の要職を歴任。20数年に及ぶ実務経験をもと
に、企業ニーズにマッチしたコンサルティングを展開している実践
派。大手経営コンサルティングファーム時代を含めコンサルタント
歴は、15年になる。調達・購買・生産・物流・特許の実務に精通
しており、最新の知識と事例がふんだんに盛り込まれたセミナーは
実践的であり、分かり易いと評判が高い。また台湾のメーカーなど
海外指導実績も豊富。技術士(経営工学部門)・中小企業診断士・
全日本能率連盟認定マスター マネジメント コンサルタント・全日
本能率連盟研究員
《私のお勧めビジネス書》
『特許調査インターネット活用術』
著作者:高柳 隆 出版社:日本法令
IPDL(特許電子図書館)は、初心者から プロ級の人まで幅
広く使えるように随分配慮されている。「初心者向け検索へ」は、
「特許情報の検索方法に詳しくない方」にとって使い易い。
本書は、IPDLの「初心者向け検索へ」からのエントリー関し
て分かりやすく解説している良著です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4539717707/consulgent-22
◎アマゾン・アソシエイト・プログラムに参加しています。
リンクの収益はすべて読者プレゼントに還元させて頂きます。
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《編集後記》
北村氏は特許有効活用のエキスパート。IPDLを常に使いこ
なしています。「中小企業、特に製造業においては特許情報の
有効活用により早期に新商品を立ち上げて売上増が勝ち残り策」
・・というのが彼の持論です。その北村氏が今日のメルマガと
同じテーマで大阪にて講演します!是非、お越し下さい(^-^)↓
(にしだ)
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《有料広告掲載のご案内》
経営者・マネージャー向けマガジン「経営革新!」に有料広告
掲載しませんか?毎週2回(火・金)約6000部配信中!!
<掲載場所>ここのセンター位置です。テキストのみ。
<料金>1回5000円 <文字数>全角30文字×7行まで
<お申込み>会社名・お名前・掲載希望文を必ずお書き添えの
上、お申込み下さい。後程、詳細をご連絡差し上げます。
尚、メールマガジン及び広告内容により、ご希望にそえない
場合もあります。ご了承下さい。
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《特許情報の有効活用セミナーのお知らせ》
『中堅・中小企業の特許戦略と活用のポイント』in、大阪!!
特許・情報を使って新商品開発や新事業開拓をしよう!という方に
おすすめセミナーです。大手メーカー出身の2名の講師が技術及び
知的財産の管理、有効活用を豊富な経験を通してお話します。
<日時>
2003年3月5日(水) 前半 10:00〜12:00
後半 13:00〜16:30
(セミナー後に懇親会あります)
<会場>
日刊工業新聞社ビル10F セミナー室(大阪・天満橋)
<セミナーの主な内容>
(1)特許戦略(なぜ必要か、どう活用するかなど)
(2)特許の一般知識・特許情報活用のポイント
(3)特許戦略の立案と実践的進め方
(4)IPDL検索のガイド・ブックを用いて特許情報の
検索を紹介して、儲ける企業に変身!!
<参加費>8、000円(事前振込み価格 7、000円)
お申込み・詳細はこちら
⇒ http://www.consulgent.co.jp/form/form030305.htm
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《新マガジン創刊のお知らせ》
『経営コンサルタントを100%活用する技術』
コンサルタントの活用法やコンサルティングのあり方を、双方向で
考える参加型マガジンです。コンサルを活用する企業側と当社提携
のコンサルタントが、お互いの意見をヒントにできる内容を目指し
ます。経営革新!は広く一般向けに、「コンサル100%活用」は、
深く、ニッチな、マニアック?なマガジンを目指す覚悟です。
※まぐまぐの登録マガジンではありません。※購読無料です。
※当社特有のトピックスも扱いますので、当社提携以外の経営コン
サルティング関係者のご購読はお断り致します。ご了解下さい。
※このマガジンのみ、登録制です。『経営革新!』は引き続き、ま
ぐまぐより自動配信されますので、お申し込みの必要はありません。
■予定内容
・いま企業が求めるコンサルティングとは?
・コンサルティングの価格について
・優れたコンサルタントとそうでない・・・はどう違うか
・○○コンサルタントについて(例:人事・営業・IT など)
■購読予約をご希望の方は
会社名・お名前・年齢・性別を必ずご記入のうえ、
「創刊号」の件名でお送り下さい。
◎2月下旬に創刊準備号を発行。月2回発行(1・15日)です。
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◆◇ 発行元:経営コンサルタントの購買代理エージェント ◆◇
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〒103-0023 東京都中央区日本橋本町1-10-2きめたハウジング6F
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