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◇◆◇ 経営革新!100人のコンサルが語る事業成功の秘訣 ◇
◆◇ 第210号【05/05/10】 ◇◆
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《今回のCONTENTS》
1.『“捨てること”“委任すること”
あなたにそれが出来ますか?』 清水 博正
2.今週のコンサルタントインタビュー
3.今週のおすすめメルマガ
「中小企業のための儲かる仕組みの作り方」
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《今週のテーマ》
『“捨てること”“委任すること”あなたにそれが出来ますか?』
「不良在庫」、良く聞く言葉です。
在庫は、ここまで来ると「資産」では無く「負債」になります。
しかし、これに気が付かない経営者が多いのです。
それは「いつか売れるだろう」と言う淡い期待。
実際に「不良在庫」を抱えてしまい、ニッチもサッチも行かなくな
ってしまったケースを多く見てきました。
「何で今まで処理をしなかったですか?」と質問すると大体が「税
理士が」とか「税務署が」と決算と税金の事ばかり。誰も「在庫」
から発生する「コスト」は考えないのです。
では不良在庫がずっとあると言うことはどういうことなのでしょう?
在庫することによる「コスト」がかかり続けてしまうことですね。
そのため在庫処分、つまり損切りをしてでも、今後発生するコスト
を止めなくてはいつまで経っても改善しません。
また、在庫からいくらかでも利益が出れば、「資金」として活用す
ることは出来ます。会計処理や税務処理も適切な方法があるでしょ
う。
でも、ここで本当に言いたいのは、「物」の在庫ではありません。
それは、社内にある「見えない在庫」の事です。
具体的には「人、業務、仕事」ですね。実はこれまで私が携わって
きた案件の中で特に多く見られる傾向があります。
それは創業社長さんに多いのですが、「自分がいなければ、やらな
ければ」と言って全部背負ってしまうことです。そして、全ての事
に口出しをして、下手をすれば手まで出してしまうのです。
そのため社員のやる気がなくなり、数字は見る見る下がり、ある程
度出来る社員は他社へ引きぬかれ、覇気はなくなり、気が付くと自
分だけで空回りしてしまう事が多いのです。
ここまで来て初めて自分の会社の状況に気が付き「何とか数字を伸
ばしたい」「どうしたら良いだろう」と言ってくる経営者達です。
解決する方法はただ一つ。空回りを止めることです。しかし、それ
はなかなか出来ません。
そこで「何が今一番必要か?」「その必要な事は自分がやらなくて
は行けない事か?」「やらなくて良いことは?」それぞれ整理して
いくことになります。
けんかになっても依頼を受けた以上、これはやりますよ。これを整
理しないと絶対前に進みません!!
そして次に、社長が抱えている仕事を、部下や社員に頼むか、はた
また外部に頼むか、やめるか整理して行くことが必要なのです。
さらに、社内の仕事の分担や流れも同じ様に作り直し、不必要な部
分を切っていきます。つらいかもしれませんが、時には不必要な社
員を切る事もあるかもしれません。
こうやって委任をすると、次第に部下や社員は「責任」を感じるこ
とも多くなり、前向きな考えが出てくるのです。
また不必要な部分にいつまでもこだわるよりは、切ってしまうこと
で「膿」がでてしまい、かえってすっきりします。そのときは「痛
み」を感じますが。
また社外に委任することで余計なコストや労力を下げる事も出来ま
す。これは、多くの会社で取り入れています。
例えば、給与計算業務、保険申請などの総務業務などがありますね。
簡単に結論を言えば、「選択」と「集中」です。
何もかもまぜこぜに行っていても何も発展性が無いのです。
リストラとはまさに「選択」と「集中」。
ただ人を切ったり部門縮小したりすれば良いのではありませんよ。
「切る」ことで、新たに芽が出てくることもあります。
樹木ではありませんが、剪定することで新芽が出たり、大きな実を
付けることがありますね。
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《今週のコンサルタント》
清水 博正(しみず ひろまさ)
クリアウォーターハウスワールドワイドインコーポレイテッド代表
1970年東京生まれ。テンプル大学JAPAN中退。外資系旅行
関連(手配業務)会社に入社、予約業務、営業などを行う。その後、
青果物卸売加工業に入社し、専務取締役に就任。瀕死の状態だった
会社を財務、業務のリストラを行い、建て直しを計る。しかし、バ
ブル時の不動産投資のつけから金融機関からの強制競売がかかり、
事業続行不可能状態に。採算部門を売却しその後倒産。事後処理等
を行い、その経験からコンサルタントとして2002年よりスター
トする。得意分野は、「事業再構築」「事業再編」「最終処理」。
最近、オーストリアやアメリカのコンサルタントと組み、オフショ
アや海外を使った資産管理や企業運営の業務のサポートを開始する。
《私のお勧めビジネス書》
『質問する力』
著者:大前 研一 出版社:文藝春秋
「質問する力」とはイコール「考える力」のこと。さらに「説明す
る力」も必要。「なぜ?」と言う質問には必ず「それは」と言う説
明がセットになっています。世間で起きている事柄から、質問する
が非常に重要な事で、それは今や生きていく上で必須アイテムであ
ると、この本では言っています。同感です。
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《今週のコンサルタント・インタビュー》
●コンサルタントになったきっかけはなんですか?
あまり世間では経験出来ない「会社整理」と「倒産」を経験したか
らですね。一番大変な作業なのに、サポートしてくれる人がなかな
かいない。
経験からなにか出来ることは無いかと思いコンサルタントになりま
した。
●コンサルタントとして一番心掛けていることはなんですか?
お互いに理解するまで話しをすることです。
お互いのコミュニケーションがうまくいっていれば、難しい事や大
変な事も乗り切ることが出来ます。そして、いつでも見方でいると
言う立場を行動や態度で示すことです。
●コンサルタントを活用する企業にアドバイスを!
問題の「解決」させて「あ〜よかった」となりがちですが、解決よ
りその先の「運用」をどうするかを考えて、コンサルタント導入し
た方が良いでしょう。
そうではないとまた「問題」が起き「解決」して・・・と無限ルー
プになってしまいます。
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コンサルタントと言うと敷居が高いと思う方もいらっしゃいます。
専門的な分野での仕事だけではなく、身近な存在としてお役に立つ
ことも行っております。経営者の相談相手兼秘書役と思っていただ
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経営者秘書役/経営者コーチング/海外での資産管理、運用(オフ
ショア)/海外進出/業務再構築/会社再建/最終処理/教育プロ
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《編集後記》
上記インタビュー内にも出てきましたが、今週の清水氏は勤務して
いた会社の“会社整理”と“倒産”という自身の経験から「経営者
のサポートが出来る!」と一念発起し、コンサルタントへの道を歩
むことになりました。先日、彼に“思い出に残る仕事”を尋ねると、
「会社の最終処理です。つまりいかに上手に幕引きをするかでした。
弁護士も嫌がり、顧問税理士も逃げ、どうすることも出来ない状態
でした。幸い「おっかない所」からの借入が無かったので、経営者
にも従業員にも最大限配慮した形で処理が出来ました。私にも経験
がありますが、金が無いと法的処理すら出来ないのです。“地獄の
沙汰も金次第”と言いますが、破産するのにもお金は必要なのです」
…とのことでした。弁護士や顧問税理士も逃げ出しちゃう状況で彼
一人が会社を見捨てず、処理にあたったという、ホント頼りになる
存在ですよね〜。まさに弱気を助けるスーパーマンです♪(にしだ)
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