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◆◇　　　　　　　　　　　　　第２１８号【05/06/07】　　　　　　　　　　◇◆
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《今回のCONTENTS》

１．『金融機関からの過剰借入の苦しみからの脱出』　

２．今週のコンサルタントインタビュー

３．今週のコンサルタントおすすめセミナー　６／２２（水）大阪
　　 【銀行への超過債務対策セミナー
　　　　　　　　　　　　 〜債務減免を実現に勝ち取る交渉戦略】

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《今週のテーマ》


『金融機関からの過剰借入の苦しみからの脱出』


金融機関の不良債権の話題は、最近はマスコミも話題にしなくなり
ました。政府は金融機関に対して、不良債権の処理を早急に減少さ
せようとしています。

公的資金を早期に国へ返済すると発表する銀行。不良債権２〜３％
に政府の目標を達成！統合してこれから、公的資金を申請して導入
しようとする銀行。


　 世間は随分、不良債権問題が解決に進んで経済がよくなったのだ
　 と思いますか？

　 企業にとって、バブル時代のお荷物は解決したと思いますか？

　 金融機関の変化を認識されていますか？

　 過重債務が本業の足を引っ張り、バブル期に作ってしまった過重
　 債務を返済するために、個人資産を食いつぶして、身内親戚から
　 資金を集めて行き詰まっている企業があることをご存知ですか？


・・・いかがでしょうか、以上の質問をどう感じられたでしょうか？
現状はまだまだ厳しい状況にあります。

日々自己破産があり、倒産があり、債権が銀行から他社へ売られて
います。

昨年４月に金融機関で債権取立業務のプロとして、銀行の中でも数
少ない経験者が集結して、１年が経ちました。

当初は、実績がないことから、「中小企業でも大手企業のように債
務をカットして健全経営になれる！」といっても夢見たいな話だと、
疑いの眼でした。

そんな中、企業が私たちのアドバイスを２〜３回受けるとほとんど
の企業が完全に信頼していただきました。その結果、なんら法的処
分を受けずに正常先に変身しました。

１年で１８社約７０億の債務削減させた経験が自信につながってい
ます。


〜ほかの企業再生業との違いとは〜


再生コンサルというと一昔前は「事件屋」と言われる怖い方が気勢
と脅迫的迫力で相手を押し切り金融機関との交渉をしていたもので
す。

今はそんな先はなくなったと思いますが、良心的に企業再生を願っ
ている先もあればビジネスに徹してやっている先もあります。

苦しんでいるときは藁をも掴む思いなので選択の余裕が無いかとは
思いますが、ちょっと留まり選択をすることを忠告します。

この世界の相場をお話しますと着手金数百万、相談時間給数万円、
債権放棄額の成功報酬として１０〜２０％の要求等をするコンサル
が多いと聞きます。

でもそんな中で良心的なコンサルもいるので、ぜひ、頼む前に条件
を確認しましょう！

再生手法にも多種あり、どんな手法でするのかも大事です。


（１）法的処理はしないのか、弁護士は民事再生、自己破産が中心。
　　　 他の士も法的処理を中心に行っている先が多い。法は債務者
　　　 の為にあるものだとする考えから、法的処理はしない。
　　　

　　　 あくまでも、平和的交渉により、関係者全てが満足して処理
　　　 される。金融機関にも無理は言わない。落しどころを心得た
　　　 対応で喜んでいただける解決策を作りますという方法もある
　　　 ことを知っておきたいものです。

（２）金融機関の内情を知り尽くしている者だからこそできる仕事
　　　 だとも言えると思います。


〜「過重債務先は助かる！」こんなシナリオはいかが？〜


大手企業に対して、銀行は債権放棄を行いました。ほとんどの大口
不良債権先は収束したとマスコミは伝えています。その結果、大手
銀行の不良債権率は２〜３％にまで減少しました。

では、中小企業や個人事業の債務は放棄されることはないのか、
「ありません！」。

でも、借入した借金を減少させることはできます。

返済ができない、銀行から追い詰められる。自己破産が頭をよぎる
時、本業さえしっかり頑張れるなら、金融機関、債務者、関係者全
てが平和的に債権をカットすることに協力してくれます。

ただし、精通したコンサルが必要です。金融機関は、不良債権先
（破綻懸念以下先）に対して、すでに貸倒引当金を引当済みなので、
早く勘定から外したいと思っているのです。

でも、口には出せません。ではどんな企業再生のシナリオがあるの
でしょうか、

まず、担保物件を金融機関から適切な価格で外すことから始めます。
そして適切であることを証明する各種資料を付けることが必要です。

担保物件を売却して売却金を金融機関へ返済する。しかし、残債は
まだまだ大きい。次ぎに無担保になった残債を「返したくても返せ
ない」ことを金融機関へ説明する。

もちろん各種資料を揃えることが必要です。なぜなら、金融機関内
部において、審査があるからです。

金融機関内部で納得いく資料を揃えることから、いつまでも勘定に
留める必要性がない判断してもらう。そして、外部の債権買取会社
へ債権を売却してもらうのです。

ここまで行けば、債権買取会社に自分の債権が売却された時点で買
い戻す交渉をすることで過重債務が減少するのです。連帯保証責任
もなくなります。

例）１０億の債務先　２億の価格で担保を外して売却、２億円減少

　　 残債８億を債権買取会社へ売却される。８億円が１千万円で売
　　 却された。債権買取会社へ売られた価格に＋アルファを載せた
　　 価格で買い戻す。たとえば２千万円で買い戻す。

　　　　　 「８億円―２千万円＝７億８千万円減少」　　　　　

　　 あなたの債務は２千万円になる。身内に物件を売却しておけば
　　 物件は、実質手放してないことになります。

　　 この価格も債務と考えると２億２千万円となり、７億８千万円
　　 のカット。

この場合、

【金融機関】・・・・適正な価格で担保物件が処分された。無担保
　　　　　　　　　　 債務を売却できて不良債権残から外せる。

【債権買取会社】・・銀行から買い取りして、適正利潤を載せて売
　　　　　　　　　　 却が即座にできた。

【債務者】・・・・・１０億が２千万円の債務になる。
　　　　　　　　　　 （身内債務も考慮すると２億２千万円）
　　　　　　　　　　 これなら、本業でも返せる。財務は健全企業
　　　　　　　　　　 になる。連帯債務の奥さんも助かる。

【担保物件】・・・・身内が所有するが、他人へ物件が移らないこ
　　　　　　　　　　 とで本社社屋や工場、収益物件を実質手放さ
　　　　　　　　　　 ないことで済むので対外的信用を傷つかない。


関係者全ての方にとって「平和的に全員の納得いくシナリオ」が実
現するのです。

自己破産をすると全財産が無くなり、社会的信用も無くなる。ほと
んど再生ができなくなります。

私たちは自己破産を甘い考えで踏み切らないように警鐘を鳴らして
います。

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《私のお勧めビジネス書》

『福祉施設の危機管理』

著者：岡本　健／武藤　忠義／他　　　出版社：日総研出版

最近、福祉業界の研究に没頭しており、福祉の世界のリスクに対す
る予防の考えが良くわかる著書です。ぜひ、別の世界にも関心をお
持ちになることをお勧めします。
こちら→　http://www.consulgent.co.jp/mag/book-amazon.htm

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《今週のコンサルタント・インタビュー》


●コンサルタントになったきっかけはなんですか？


金融機関に勤務していた際に、債権回収をしながら心の中では、
「もう払えません」と言って欲しかったときがあった。

その思いから、債権取立てに苦しむ企業を助けたいと思いコンサル
になりました。


●コンサルタントとして一番心掛けていることはなんですか？

まじめに仕事をしていたにもかかわらず、バブル時代に金融機関か
らの誘惑にのって過重債務を背負ってしまった先は何としても助け
たいと思っています。


●コンサルタントを活用する企業にアドバイスを！


明かりが見え始めても最後まで気を許さないように真剣にコンサル
と協力し合う気持ちが大事です


●ＰＲ


苦しんでいる企業をさらに報酬で追い込みなどしないコンサルを選
んでください。さらに、詳しい内容をお知りになりたい方はぜひと
もセミナーにお越し下さい。

きっとご納得頂けるものと存じております。

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☆☆今週のコンサルタントおすすめセミナー（６／２２大阪）☆☆

【銀行への超過債務対策セミナー
　　　　　　　　　　　　 〜債務減免を実現に勝ち取る交渉戦略】

　　　＞＞＞本当に超過債務が減免出来るの？？？＜＜＜　　　

そんな思いで、この告知を見ておられる方も多いと思います。しか
し、本当でございます。事実として、戦略と戦術を知りえれば、減
免が出来るケースが多いにある事を、セミナーでお確かめ下さい！

本セミナーでは、ある銀行の不良債権回収の部門責任者また支店長
を歴任した講師が銀行の内部を知っているが故に出来る『債務減免
を勝ち取る条件・交渉術』を指南します。※無料個別相談あります

厳しい金融機関との交渉術を知り財務状況を一変し、事業再生を実
現してみませんか？（本当に実現している企業様が多数ございます）

《セミナープロプログラム》

１．今、銀行交渉に求められる「戦略」とは何か
２．銀行内部の不良債権処理に関する考え方を理解する
３．債務者に有利な法律など無い、その交渉術とは
４．貴社の借入れが正常債権か否かの自己診断方法とは
５．事業再生の実例紹介
６．質疑　応答
７．無料個別相談の受付

《日　時》２００５年６月２２日（水）１８：１５〜２０：３０
《会　場》ドーンセンター（大阪府女性総合センター）　
《参加費》３，０００円（税込）

※詳しくは⇒ http://www.consulgent.co.jp/form/form050622.htm

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《編集後記》
今回ご登場頂いたコンサルタントは、極めて温厚・親切な方で、一見
すると好好爺という感じですが、多くの経験に基づいた適切なアドバイ
スや極めて実務的な資料収集・作成などを指導されるコンサルタン
トです。弊社でも何社かコンサルティングに入って頂いており、非
常に評価も高い方です。具体的な悩みに誠実にお応え頂ける、大変
売れっ子のコンサルタントです。

また「借入れでお困りの経営者の方」は是非、今回開催するセミナ
ーにご参加下さい。『目から鱗が取れた』と思われる方もきっと多
いと思いますので、是非お越し下さい！セミナーもお待ち申し上げ
ております。（ひろかわ）

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◆◇　発行元：経営コンサルタントの購買代理エージェント　◆◇
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