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◇◆◇ 経営革新!100人のコンサルが語る事業成功の秘訣 ◇
◆◇ 第274号【05/12/23】 ◇◆
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《今回のCONTENTS》
1.『“縮小リストラ”モードから“成長”モードへ
人事戦略の新展開の兆しが見えてきた?』片岡 俊彦
2.今週のコンサルタントおすすめ情報
【ヒューマンリソースマネジメントに役立つ
ISマネジメント・レター 購読者募集中!』
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おはようございます。コンサルジェント西田です☆今回の「経営革
新!」は趣向を変え、提携コンサルタントによる全編インタビュー
版でお届けします!会社経営の問題点を鋭く切り込んで行きたいと
思っています。初のココロミ、最後までお楽しみ下さいませ〜(*^-^)
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《今週のコンサルタント》
片岡 俊彦(かたおか としひこ)
イノベーションサポート 代表
「志」あるトップと共にビジョンの実現をお手伝いいたします。
1953年生まれ。大学卒業後、就職情報会社において中堅・上場
企業の中途採用、管理職等の人材採用コンサルティング、人材開発
会社において社会人教育講座の開発、企業内研修のコーディネータ
を経て大手コンサルティングファーム入社。中小〜上場企業まで多
くの業種の経営診断、経営・人事労務のコンサルテーションに携わ
る。退職後、戦略実現型人事マネジメントへの変革を企業と個人の
両面からサポートすべく活動している。最近はキャリアカウンセリ
ングに注目している。CDA・社会保険労務士・TWIトレーナー。
《経営堂・詳細プロフィールはこちら》
《参考コラム》
『ビジョン経営のススメ
〜自社のミッションを明確化し、組織パワーを発揮〜』
http://www.consulgent.co.jp/mag/mag030425.htm
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《今週のテーマ》
『
“縮小リストラ”モードから“成長”モードへ
人事戦略の新展開の兆しが見えてきた?』
西田:片岡さん、ご登場頂き有難うございます!率直かつ、お気軽
にお答えをお願いします!
さて早速本題に入りますが、最近の新聞を見ていると、株価
の上昇、冬のボーナス額のアップや新卒の就職内定率が上が
ってきているなど明るい話が多くなってきているような気が
しますが、そのあたりはどのような傾向だとお考えですか?
片岡:そうですね。昨年くらいから、IT・デジタル家電業界・自
動車業界関連企業の業績が回復し、やっとバブル崩壊以降の
“縮小リストラ”モードの企業経営トレンドを脱し“成長”
モードに入ってきたということではないでしょうか。
西田:なるほど。それでは、これからは景気が良くなり、私たちの
給料などもドンドン上がっていくのでしょうか?
片岡:確かに、景気の回復により給料アッに希望が持てる環境は出
来つつあるといえます。しかし、以前のように全員一律に上
がっていくベースアップと言うわけにはいかないでしょう。
西田:うーん、それは残念ですね。いったい何故なのでしょうか?
片岡:なぜならば、バブル崩壊以降、約15年間の企業経営は如何
に生き残るかをメインテーマとして3つの過剰(債務、設備、
人材)の削減、スリムな体質づくりを目指し、その実現に向
けて事業の再構築に取り組み、その結果が今日現れてきてい
るということだからです。
賃金制度面で言えば、年功序列から能力主義、そして成果主
義、頑張った人に報いる仕組みを導入・推進してきました。
これらの施策は、基本的には賃金抑制政策です。今後、経営
環境は上昇トレンドにあるとはいえ、企業が方向転換すると
は考えにくいからです。
西田:なるほど・・・成果主義の本質は、賃金抑制だったのですね。
でも成果主義はデメリットが指摘されていますが、方向転換
しないのでしょうか?
片岡:はい、企業は基本的に成果主義を捨てることはないと思いま
す。確かに、成果主義の悪い面、社員のモラールが下がる、
運用が難しく、不透明など色々指摘されてはいますが、企業
にとっては、非常に魅力的な仕組みなのです。
企業は、我々の生活を豊かにするため継続的に利益を上げて
いかねばなりません。そのためには、明日の糧も大事ですが、
まず今日の糧を確保することも大切なのです。
したがって、今日の糧を稼ぎ出す社員に厚く報いることで、
明日を確実なものにしようと考えるからです。
西田:では、今後とも問題ある成果主義を企業は推進していくとお
考えなのですね。
片岡:はい、先ほど申し上げたように基本的には色々な局面で成果
主義は維持されていくと考えています。
但し、縮小する経済環境の中で導入された成果主義の考え方
は、現象面では「賃金の抑制」の面と「お金で報いる」とい
う面が強調されすぎ、色々な批判の的となりました。
しかし、これからは、景気が成長モードにシフトしていく中
で、賃金抑制の考え方は当然変化していきます。
日本経団連は、2006年春季労使交渉で好業績企業に賃上
げなどの労働条件の改定を促す労使交渉方針を決定しました。
これは、企業業績が上向く中で、バブル崩壊以降続けてきた
一律的な賃金抑制の姿勢を転換し、攻めの経営を推進してい
く上で、社員の労働意欲を高め、優秀な人材をつなぎとめる
ため企業の競争力を損なわない範囲で賃上げを容認して行こ
うという画期的な方針が出たのです。
西田:それはいい傾向ですね。それでは来年の春以降は賃上げをす
る企業が増えてくるということになるのでしょうか?
片岡:はい、好業績をあげている企業は、大いに期待が持てるでし
ょう。
しかし、これで益々企業間格差が広がる可能性もあります。
もともと給与レベルは、その企業の給与支払能力によって決
まっていました。それがいつの間にか業界横並び、規模横並
びになってしまっていたのです。
ですから、バブル崩壊により、これがリセットの方向に働き、
今、新たな競争の方向に動き出したと言えるでしょう。
西田:新たな競争の火蓋が切って落とされたという事ですね。では
具体的に【中小企業の賃金】はどうなっていくのでしょうか?
片岡:はい、中小企業の賃金も方向性としては大企業と同様でしょ
う。したがって、景気が良くなり自社の業績が上がったとし
ても、横並びで賃金水準を底上げするようなベアはありえな
いと言うことです。
確かに、30歳以下の社員の給与は、据え置き期間が長く、
20年後の給与が今の管理職の給与に届くかないなど若い人
の将来は決して明るくないというのも現実です。
西田:え?!それでは折角の若い芽を摘んでしまう事にもなりかね
ませんね…。では最後に、経営者は【中小企業の人事戦略】
をどのように考えていけばいいのかを教えて下さい。
片岡:これからは、企業の将来を担っていく若い人が、希望が持て
るように給与原資の拡大、成果配分の方法を変更するなど、
自社に合わせたオリジナルな工夫をしていくことで企業の成
長性、競争力を高めることが大事なことになるでしょう。
加えて、社員の若返り、働く人のニーズに合った柔軟な雇用
制度なども合わせて見直していくことが必要ですね。
西田:なるほどよく解りました。片岡さん、有難うございました!
90年代バブル崩壊の経済余波は15年ほど経過した今日も
大きく影響しています。特に中小企業はこの厳しい状況の中、
生き残りをかけるには、やはり最後は「人」しかありません。
しかし決して成果主義を導入したから安心、ということでは
なく会社の未来は個々の経営者のタイプやカラー、そして社
風などをふまえ、いかに自社仕様の仕組みを構築し、そして
いかに運用していけるかに掛かっているのかもしれませんね。
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片岡さんは長年「人と組織の活性化を支援するコンサルティング」
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今回のインタビュー内容も貫禄バリバリで少々お堅いイメージ構成
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月に1回、ニュースレターを発行しています。事例にそって解説が
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イノベーションサポート代表 片岡 俊彦
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《編集後記》
彼は京都の方ですが、仕事で訪れた福岡の風土が大のお気に入りに
なり、現在は念願の福岡在住です。そんな生き方も素敵ですね♪そ
れに九州には博多ラーメン、明太子、モツ鍋、芋焼酎…あ〜私の好
きなモノばかり〜(にしだ@私も永住しちゃいそう〜ヽ(^ρ^)ノ)
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