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◇◆◇　経営革新！１００人のコンサルが語る事業成功の秘訣　　　◇
◆◇　　　　　　　　　　　　　　第３０号【03/05/30】　　　　　　　　　　◇◆
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《メニュー》

１．『仕事は創るモノ！知的財産も創るモノ！』　　　山岡　敬章

２．今日のおすすめメルマガ「知的財産・特許＆ＩＴ」

３．今日のおすすめサイト「有限会社　ヴェローチェ」

４．連載コラム＜粋なオトナが遊ぶ京都・陸の段＞　　西田　恵

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《今日のテーマ》

『仕事は創るモノ！知的財産も創るモノ！』


仕事を獲得するのは難しい。ましてやこのご時世。

しかし仕事はただ待っていてもやって来ない。仕事は獲得するもの
であり、創るものだ。

人脈を辿ったり、いままでの仕事の成果を公開したり、広告をうつ
こともあれば、インターネットのホームページを充実させるという
手もある。

なんにもしないままで仕事になるのは、漬物石代わりくらいで、そ
んな仕事は実際にはない（笑）

ところで知的財産という言葉もお馴染みになってきたことと思うが、
特許や実用新案、広く著作権などの知から生まれる財産のことであ
る。

特許などというと、発明なんてできないよぉ・・・という方も多い
が、そういう方ほど自分がすごいアイデアを持っていることに気付
かない。

発明は難しいものということを知っているからこそ、自分のアイデ
アなんて・・・と考えてしまうからだ。しかし、良いアイデアは、
なにもしないと生れない。これは仕事と同じだ。

日頃の不満や不便や非効率を放っておくような気持ちでは、これか
らの知的財産戦略社会において、すぐについていけなくなるだろう。

単にモノづくりの苦労だけで儲かる時代はとうの昔に終わった。現
在は「一生懸命やってきたことを財産にして運用する時代」なので
ある。

モノづくりをしながらも、そこに注ぎ込んできたアイデアやノウハ
ウを財産にするというわけだ。

いまや特許は敷居の高い世界ではない。特にビジネスモデル特許な
どは、新しいビジネスのやり方をコンピュータやネットワークなど
を利用して定型化できれば、それが特許となる可能性がある。

難しい電機や機械、バイオテクノロジー等の専門知識に秀でていな
くても、どこかの研究員や博士でなくても、発明は可能だ！

しかも私のような特許・知的財産に関するコンサルタントというの
が増えつつあることを認識いただきたい。

弁理士との打合せや、資料の作成、市場の調査など、メンドウなこ
とは任せて、あなたはヒラメキを話すだけでいい。

こんなんじゃ、発明しなけりゃそれだけで損ではないか！

こういう話をしていると、都合の良い投資の案内をしているセール
スマンみたいで、自分で儲けりゃいいじゃないか、と言われるかも
しれない。

そう、ごもっともである。私自身もこの一年で１０件近い出願を行
ったし、以前から持っている特許はライセンス先と交渉がはじまる
ところだ。

発明なんて雲の上の話でもなんでもない！

一生懸命に考え出したアイデアが、あなたの会社に定常的なライセ
ンス収入をもたらすかもしれない。自社で念願の新商品が売り出せ
るかも知れない。

特許のライセンス収入を奪ったら、ほとんどの大企業は大変に危な
い経営状態になる。そのくらい企業が特許戦略を大切にすることが
当たり前になっている。

中小企業はもっと知的財産で儲けるべきだと思っている。大手のよ
うに豊富な資金がないから、思いつきに任せて何十、何百もの特許
出願をするのは費用がかかりすぎて逆効果。

だからこそ良く調査し、良く練って考え、じっくり自社の中に生き
ているノウハウを抽出し、これ！といった特許出願をする必要があ
る。

しかし、それは決して無駄にならない。助成金や補助金の申請にも
特許出願があると効果的だ。

社員に対する活性化の道具にもなる。企業のイメージアップにさえ
なることがある。

長くなるので概念しかお話できなかったが、知的財産はあなたが自
分の中、もしくは自社から見つけるもの。仕事は創るモノであるの
と同じで、はじめなければ、はじまらない。

いますぐ知的財産に対する戦略的な考え方をはじめなければ、なん
の魔法も起きはしない！

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《今日のコンサルタント》
山岡　敬章（やまおか　たかあき）
有限会社ワイズシステム　代表

１９６４年生まれ。２３歳でＩＴ系ベンチャーを興し、様々な業界・
業種２００社以上のシステム開発と効率化コンサルティング、企画、
経営の経験を持つ。大きな資産もない創業時、自らの数々の特許出
願が効果的であったノウハウを活かし、得意分野のＩＴに加え知的
財産の流通・コンサルティング事業を３年前に開始。システム、ハ
ード、技術・営業、経営もわかる知財コンサルタントとして活躍し、
新聞に知的財産入門記事を連載中。


《経営堂・詳細プロフィールはこちら》


《私のお勧めビジネス書》

『なぜ、この人は次々と「いいアイデア」が出せるのか
　　　　　　　　 〜“儲け”を生み出す１２の“アイデア工場”!』

著者：ロバート・サットン　　　　出版社：三笠書房

おすすめしたい書籍は多いですが、本書は、あらゆる局面で使える
「発想」と言う武器を、いかにして持つか、使えるかということを
わかりやすく、楽しく読める本ではないでしょうか。同時に、コン
サルタントの上手い使い方の参考にもなるので、ぜひご一読を。
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《編集後記》
今日のコンサルタントの山岡氏と私は、なんとお誕生日が一緒なの
です。これも運命でしょうか？（何の(^o^；？）お仕事上は関係あ
りませんが、なぜか親近感がわくというのは私だけでしょうかネ〜。
因みに某アイドルグループ“Ｓ”のゴローちゃんも同じですヨ(^-^)
それと素晴らしいアイデアがヒラメイタのですが、聞いてくれます？
皆さんが羨むほどの、悠悠自適の生活が始まる事を期待しつつ・・。
（にしだ）

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☆☆今日のおすすめサイト☆☆

＜有限会社　ヴェローチェ＞　　　http://www.veloce.jp/

〜本物のイタリア製の手作りビジネスバッグ〜

イタリアでは、伝統的に高級皮革製品の生産を行っており、効率で
はなく個性、付加価値を求めつづけて来た結果、各国高級ブランド
の生産を請け負うなど、世界から認められるものになっています。
イタリア人帰化青年が設立したヴェローチェでは、多数の高級ブラ
ンド生産実績のあるメーカーと共同で、稀少価値の高いオリジナル
コレクション「La Selleria del Granducato」を完成しました。

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☆☆今日のコンサルタントおすすめメルマガ☆☆

『知的財産・特許＆ＩＴ』

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《連載コラム「粋なオトナが遊ぶ京都・陸の段」》

西田　恵（にしだ　めぐみ）
東京都生まれ。中学卒業と同時に単身で京都に乗りこみ、花街の置
屋さんの門をたたく。芸事の専門学校で学び、舞妓としてデビュー。
のちに芸妓となり１０年間修行の末、芸妓業（自営業）を廃業。そ
の後、東京、大阪でＯＬを経て現在(有)コンサルジェントに勤務。

〜リスクマネジメント〜肆の巻き〜

続きです。

さて、お話を「一見さんお断りのシステム」に戻しましょう。

花町には「一見さんお断り」のお店は、なにもお茶屋さんだけでは
ありません。

現役の芸妓さんがママを務めるスナックやバーなどはもちろんの事、
喫茶店、はたまた、お好み焼きやさんまでが会員制なのです。

これは、さすがに私も驚きました！びっくりですよネ〜。

まあ、会員制といっても会費などが掛かる訳ではなく、登録をする
わけでもなく、ご紹介者がいなけば入れませんよ！という意味です。

これは、なにも決してお高く止まっているからではありません。

もし、雰囲気を乱す方などが（知らずに）入ってこられたりすると、
常連客に迷惑がかかるからです。それは、非常に困ります。

その為、どんな方が来てもお断りしやすいように、最初から表示を
しているというわけです。

断られた側も、メクジラを立てるでもなく「すんまへんねぇ〜」と、
やんわりと京都弁で言われるので、あぁそうかと、皆さん納得され
ますしね。

昔から女性だけの世界ですので、殿方に腕ずくで来られたら勝ち目
はありませんが、機転を利かせた知恵の一つでもあると思います。

でもどうしても行きたい場合は、常連の方に連れて行ってもらうか、
その方に電話一本入れておいて貰えれば大丈夫ですヨ。

それに、一度そのお店に足を踏み入れば、あなたも見事「一見さん」
から脱却できますしね。次は、あなたが常連客を目指すだけです。

もちろん、マナー違反は絶対にしてはいけません。あなたが怒られ
るのではなく、紹介者にすべて矛先が向いてしまいますから。

噂は瞬く間に広がりますので、そのお店のみならず、花町全域に立
ち入り禁止になるかもしれません。くれぐれも行動にはご注意を！

そして、今日も夜の帳に包まれる頃、花町の玄関には、屋号の照明
と共に会員制の文字がキラリと光ります。ほら、ここにも・・・。


〜次回のお話〜

＜リスクマネジメント〜伍の巻き〜＞

あと一息。もう少しですね〜o(^-^)o

◎コラムを書かせて頂く上でのヒントにもなりますので、ご質問・
ご意見を受け付けています。※お名前とご連絡先もご記入下さい。

ほな、また次も、おたの申しますぅ(^_^)/~

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