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◇◆◇ 経営革新!100人のコンサルが語る事業成功の秘訣 ◇
◆◇ 第310号【06/05/02】 ◇◆
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『ネジ1本で自社技術の漏洩防止に!』ネジ革命のツルガ
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《今回のCONTENTS》
1.『ホスピタリティから考えるモラルとは・・・
〜当たり前のようなことが出来ていない〜』新倉 茂彦
2.今週のコンサルタントインタビュー
3.「経営革新!」読者様限定無料セミナーのご案内※参加特典付!
『売れるツボ 売れないドツボ!
〜自社の営業の強み・弱みを分析した営業スタッフ育成法とは!?』
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《今週のテーマ》
『ホスピタリティから考えるモラルとは・・・
〜当たり前のようなことが出来ていない〜』
ホスピタリティから考えるモラルとは・・・
最近とくに思うことがあります。
それは“ホスピタリティが足りないなぁ・・・”
ホスピタリティとはなにか・・・サービスとの違いは?
例えば、ホテルのスイートルームは専用のフロアーでチェックイン
し、専用のラウンジが使え、もちろん部屋も広く至れり尽くせりの
サービス。
普通のツインルームに宿泊したお客さんとはサービス内容が違いま
す。これはそのサービスに対しての対価が違うからです。
しかしどの宿泊者にもホテルが提供するものとして、お客様に気持
ちよく快適にご利用頂くための心遣いが、ホスピタリティーです。
どのお客様にも違いなく、心からおもてなしする事です。
先日とある有名なお店に行ってきました。休みの日だったのでラフ
な格好と言うよりも、ジャージにトレーナーの部屋着で行ってしま
いました。
まぁこんな格好で行く私にも問題はあるのですが、店員さんの対応
が明らかに違うんです。あまり気分も良くなかったので、同じ商品
を扱っている他店に行きました。
そこでは対応が全然違うんです。
私の外見はまったく同じなのですが・・・
質問にも納得するまで、それ以上にいろいろ教えてくれ、気持ちよ
く買い物が出来ました。
ここで同じものは3つあります。
同じ商品、同じ格好、購入した私です。
一つ違うのは、購入したお店です。
私の仕事は情報漏洩対策のコンサルティングです。
なぜこの話なのかは、漏洩対策にも通じるものがあるからです。
Winny情報漏洩が賑わってます。まるで3月だから年度末棚卸しの
ように発生・報告されています。
これは最近にはじまった新しいことではなく前から起きている問題
です。
個人情報漏洩事件は、個人情報保護法施行から1年経った今でも増
え続けている問題です。法律はもちろん守るためにありますが、本
当に守っているのでしょうか?
Winny情報漏洩でも、Winnyを使わない!なんて事を言われています
が、
Winny使用自体が問題の本質ではなく、
Winnyは一つの漏洩出口でしかありません。
情報漏洩対策の考え方には、
1.予測出来るもの(廃棄、リースバック等からの流出など)
2.予期せずに起きてしまうもの(紛失、盗難、漏洩流出など)
ここで重要なことは、予測も予期も
1.知っていることか?
2.知らないことか?
の違いが漏洩発生の分かれ目になることです。
知らないことは、予測も予期も出来ません。
知っているのに対策しないのは、問題外ですが・・・
事後対策では無理な事がほとんどで、事前対策の必要性がもっとも
重要です。
1.情報漏洩は90%以上が人的要因
2.技術要因の90%は対策可能
この人的要因でホスピタリティの考え方が重要になってきます。
1.情報漏洩は、漏洩した後でないと範囲と規模が見えない。
2.漏洩しちゃった本人の情報でないから、何とも思っていない。
3.善意でも悪意でも、過失でも無過失でも、無知でも漏洩は漏
洩です。
他人事としてしか考えていないのが、漏洩の一番大きな問題になり
ます。
1.ホスピタリティーの基本である心遣いや相手を想う気持ち
2.モラルそのものに、情報漏洩でも明確な範囲のモノサシがな
い
ここにヒントが隠れています。
1.人的要因が漏洩原因の90%あり、
2.他人事でしか考えないホスピタリティの欠如もあり、
3.モラル不足による問題
発生するべくして起きている問題が、当たり前に起きているだけで
す。
原点に戻って考えれば、コンピュータやインターネット上だけの問
題でない情報漏洩の脅威と出口が見えてくると思います。
問題の本質はどこなのか・・・
本当に顧客の事を考えれば”容易に答えと対策”も見えてきます。
(1)多角的な視点と考え方
(2)攻撃が最大の防御をポリシーに、情報を狙う側の思考を折り
込んだ防衛術を追求する
事で見えてくると考えています。どうぞ一度考えてみて下さい。
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《今週のコンサルタント》
新倉 茂彦(にいくら しげひこ)
有限会社ティーシーニック 情報戦略プロデューサー
1969年東京都出身。イベント関連の仕事で手配・管理・調整・
折衝等のコーディネーターを現場で12年経験。その後、コンピュ
ータネットワークセキュリティの論理的分野と物理的セキュリティ
分野で経験を積み、リスクマネイジメントの観点から現在は情報セ
キュリティ分野で活動中。情報漏洩対策に独自思考と現実的なバラ
ンスを折衷することに集中し、情報セキュリティ対策のさらなる追
求を目指し多摩大学大学院で研究中。情報漏洩を、人的・非技術面
から対策するコンサルティングと啓蒙活動をする。なんで?どうし
て?からアプローチする知的好奇心をもっとも大切にする。
《経営堂・詳細プロフィールはこちら》
《私のお薦めビジネス書》
(1)『使える弁証法
〜ヘーゲルが分かればIT社会の未来が見える』
著者:田坂 広志 出版社:東洋経済新報社
恩師である多摩大学大学院教授の田坂先生の本を紹介します。本の
タイトルはとても難しい本に見えますが、モノの見方と考え方をヘ
ーゲルの弁証法で解説されてます。らせん階段を登る人を横から見
ていると、上に登っていき進歩・発展しているように見えますが、
上から見ていると、ぐるっと回って元の位置に戻ってくるように見
える。しかし、ただ、元の位置に戻っているのではなく、かならず
一段登っており、進歩・発展してくる。実践のビジネスに必要な本
質の見極めが書かれています。
(2)『戦略思考トレーニング
―考える力が飛躍的にアップする!』PHP文庫
著者:西村 克己 出版社:PHP研究所
同名の単行本と文庫本があり、文庫本をお薦めします。とてもわか
りやすく解説されてます。文庫本に良くこれだけの項目が入ってい
ると感心するほどの内容です。改めて自分の思考の狭さを実感しま
した。マーケの4P、SWOT分析、ロジカルシンキング、MEC
Eから戦略的考え方、意思決定まで、はじめの一歩に最適な軽く読
める本になってます。具体的事例から考える例えがわかりやすく書
かれています。
こちら→ http://www.consulgent.co.jp/mag/book-amazon.htm
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《今週のコンサルタント・インタビュー》
●コンサルタントになったきっかけはなんですか?
今までの経験から情報セキュリティに独自の考え方を持ち始めた
時に、これはきっと役に立つ事が出来るだろう!って思いました。
イベントコーディネータの経験が長かった事が、コンサルティン
グにもこんなに役立つとは思いませんでした。
●コンサルタントとして一番心掛けていることはなんですか?
常に自分の立場を置き換えて物事を考えるようにしています。い
ろんな立ち位置によって見えるものも、考え方も異なってきます。
やりたいこと、出来ることに分けて実践しています。
理想と現実ですね。
●コンサルタントを活用する企業にアドバイスを!
内部では見えない部分って多いと思うんです。内部・外部って2
つの見方と分け方もありますが、絞り込んだ一つとしての2種類
でしかありません。
客観的な事を外部だから出来る事ってたくさんあると思います。
不足部分を都合に合わせて補えば良いと思います。
同時に企業とコンサルタント双方で作り上げていくものだと思い
ます。
●PR
(1)情報漏洩をテクニカルファクターとヒューマンファクターで
200項目の出口実例にフォーカスをあてたメニューから、
導入セミナーとコンサルティングを進めていきます。
(2)メルマガ:《これだけ!情報漏洩対策のヒント》
http://www.mag2.com/m/0000192148.html
(3)ブログ:独断と偏見の気になる情報セキュリティ
http://mu-te-ki.cocolog-nifty.com/tcnic/
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※参加特典付き!!
『売れるツボ 売れないドツボ!
〜自社の営業の強み・弱みを分析した営業スタッフ育成法とは!?』
■セミナーのねらい
かつてないほど営業職には変化が求められています。
「ソリューションセールス」「コンサルティングセールス」などと
表現されるように、単なる「物売り」セールスだけでは業績が向上
しない傾向が目立ってきました。
では、自社の営業担当者をいままでの「物売りセールス」から「課
題解決型セールス」へどのようにしたら変化できるのでしょうか?
その課題を「営業力活性化コンサルティング」をメイン課題として
いる当社は、
・「コンサルティングでの多くの実績と教育ノウハウ」
・「売れる営業職のコンピテンシー
(恒常的に高実績を上げている営業スタッフの行動特性)」
のデータを融合させた、「研修教育コンサルティング」を行ってい
ます。
多くの企業の教育研修で採用されている独自の「コンピテンシー能
力診断」からその営業職の「現状の強み・弱み」を的確に分析して、
企業の経営・営業戦略課題に沿って「その企業だけの研修教育」を
提供していきます。
■セミナー内容
(1)「売れる営業職のコンピテンシー」と「開発すべき能力」
とは何か?
(2)「売れる営業のモチベーション、EQ」とは何か?
(3)「研修教育コンサルティング事例」
・・・A:住宅設備機器 B:ソフトウェア C:広告代理店
(4)まとめ&質疑応答…組織的な営業力強化に向けて
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につき、講師より感謝を込めて著書「売れるツボ 売れないドツボ
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■対象者:営業力強化を目指す経営トップ・営業部門マネージャー
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■講師:高橋 剛氏(タカハシパートナーズコンサルティング代表)
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■開催日:2006年5月18日(木)9:50〜11:50
■会場:日本橋公会堂 2階 第1・第2洋室にて
■参加費:先着24名様「経営革新!」読者に限り、無料ご招待
■主催:株式会社コンサルジェント(03-3231-7889 担当:小林)
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※メルマガ読者の存在確認をしますので、必ず「経営革新!」の
購読アドレスをご入力下さい。
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《編集後記》
今週は“情報漏洩対策エキスパート”新倉氏の登場です。世間では
Winny による情報漏洩が問題になっていますので、とってもタイム
リーな内容でした。セキュリティーといえば先日、とあるECサイ
トの自分の登録情報ページへログインする必要があったのですが、
IDもパスワードも(自分で設定したもの)全く記憶に無かったの
で、普段使っているような記号を色々試していたところ、なんと私
ではない全く別の女性に偶然ヒットしてしまい、住所、電話、携帯、
PC・携帯アドレス、果ては家族構成やペット名、生年月日…が表
示されたのです。ホントその場で「うわっ!!」と声を上げてしま
ったほど仰天しました。即効、退会したのは言うまでもありません。
身近にこのようなことが起こると改めて情報社会の怖さを実感して
しまいます。悪意がある人は、さもありそうなパスワードを適当に
打って個人情報を入手する事が可能な時代なんですね。私も多くの
個人情報をお預かりしている立場から、身が引き締まる思いでした。
「情報漏洩の90%以上が人的要因」と唱える新倉氏。企業側は顧
客の立場に立ち、問題の本質はどこなのかを捉えられるかどうか、
またどのような防御策をとる事ができるのか、がこれからの情報社
会に生き残れるポイントなのかもしれませんね s(・'・;)(にしだ)
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