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◇◆◇ 経営革新!100人のコンサルが語る事業成功の秘訣 ◇
◆◇ 第358号【06/09/26】 ◇◆
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《今回のCONTENTS》
1.『コンサルタント紹介します!』(第22回)
〜初めてコンサルタントを利用する際の注意点〜 樋笠 耕治
2.経営革新!読者様向け無料セミナー/今週、金曜日です!
【製造業のための活性化された組織風土づくりのポイント】
〜開発・生産・営業が一体化できないメーカーは勝ち残れない!
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みなさん、いつもご愛読ありがとうございます。
コンサルジェント代表の樋笠です。
私はコンサルタントの導入をお勧めする立場であり、いわゆる強力
なコンサル推進論者なのですが、
「じゃあ、お前はコンサルタントを使ったことがあるのか?」
というツッコミもあるかと思います。
私は元々コンサル会社出身で、その頃の果たせなかった思いをもっ
て創業したと、以前このコラムで書きました。
一方で、ユーザーの立場を経験したかと言うと、正直に告白します
と、創業してしばらくはとてもそんな余裕がなく、またコンサルタ
ントを使いこなす勇気もなく、もっぱら紹介業に専念していました。
また紹介エージェントがコンサルタントを使うなんて、ちょっと変
かな?という気もなんとなくしていました。
ところが、当社もサービスや製品は違えど、れっきとした企業に違
いありません。当然、経営の悩みは色々とありますし、自社だけで
すべてのリソースを賄う訳にはいきません。
そういう訳で、当社もコンサルタントのユーザーとして、今ではコ
ンサルタントを雇っているのです(内容は秘密ですが)。
■初めてのコンサルタント:その不安とは?
コンサルタントを雇うと、良いかもしれない。だが、なかなか踏み
切れない。そういった気持ちの経営者や役員の方も多いと思います。
当社にご依頼いただく企業様の中には、コンサルタントを初めて導
入する、というところが少なくありません。
そういった企業様は、いろいろな不安を感じているようです。
(よくあるコンサルタントへの不安)
○費用、コンサルティング料金に対する不安
○自社の経営内容を第三者へ開示することへの不安
○コンサルティングの契約内容(何をどういう風に依頼したらよ
いか分からない等)に関する不安
○コンサル会社に話を聞けば、無理やりいいくるめられて契約せ
ざるを得なくなる(断れない)のでは、という不安
○成果が出ず、投資した金額がムダになるのではという不安
○何かトラブルが発生するのでは、という漠然とした不安
当社はいろんなお客様のお話を伺ってきましたので、どの不安も、
よく理解できます。やはり初めてのケースですから、不安があって
当然でしょう。
また、残念ながら、世の中には
「コンサルタントにだまされた」
「コンサルタントを頼んだが、お金をどぶに捨てたようなもの」
といった、よくない風評があるのも事実です。
一部の、心無い(または能力のない)コンサルタントが、こういっ
た評価を受けていることは間違いありません。
また、ビジネス本でも(私も読んだことがありますが)、
⇒コンサルティングの悪魔―日本企業を食い荒らす騙しの手口
⇒ザ・コンサルティングファーム―企業との危険な関係
といった、恐ろしい内容の「実話」も紹介されています。
ごくふつうの会社にとって、不安に思って、当然だと思うのです。
■不安があるのに、コンサルタントを雇う理由とは?
では、そんなに不安で、不透明なものを、なぜ雇うのでしょうか?
私がいつも感じるのは、
「切実なニーズがある」からに、他なりません。
具体例を申し上げますと、
○会社として(経営者として)次の成長段階へステップアップす
るのに、自社の力だけでは限界と痛感した
○この事業を進めていくためには、・・・という専門家、プロの
力が絶対に必要である
○ある期日までに、・・・という仕組みを社内で構築し運用しな
ければならない
といったニーズです。これらの課題は時間が待ってくれません。今
のビジネスの世界では、IT業界だけでなく、どの世界でも時間を浪
費することが致命傷につながります。
つまりライバルよりもいち早く、新たに発見した事業機会をモノに
しなければならない、また、経営の内部体制を強化しなければなら
ない、という危機感や問題意識が強烈にあると実感します。
それゆえに、多少の不安やリスクがあっても、意思決定をして前に
進まなければならないと感じているようです。
■依頼の不安・リスクを最小限にすることを考える
こういったコンサルタント依頼を真剣に検討されている企業から、
日常的に色々なご相談をいただき、アドバイスをさせていただくの
が、当社の大きな役目のひとつです。
コンサルタント依頼の不安を軽減し、うまく依頼するためには、当
社のような「エージェント(第三者)を入れるほうがかえってスム
ーズだ」という風に、だんだんとご理解いただいてきたのをうれし
く感じています。
不安を解消する方法は色々とありますが、私なりに少しアドバイス
をさせて頂けるなら、
○自社が求める成果を明確にすること
○相手が求める成果を出せそうか慎重に見極めること
○1社単独に見積り依頼をしないこと
○最悪のケースも想定して、契約条件の交渉をきっちりと行うこと
という4つの点に、とくに注意する必要があると思います。
また、いったん契約を締結したなら、コンサルタントを良きパート
ナーとして、最大限に力を発揮してもらえるような関係づくり、環
境づくりが大事になってきます。
■成果を実感すれば、コンサルタントほど良いものはない!
コンサルタントを雇うことは、方法さえ間違わなければ、実際には
「非常にリスクの少ない方法である」と、私は思っています。
それはなぜなのか?
一番明確な理由は
1.リスクの範囲で雇えばよい
2.成果を明確にして雇えばよい
3.成果が出なければ止めればよい、からです。
例えば、私はよくフルタイムの社員採用と比較するのですが、たっ
ぷり時間と費用と手間隙を投入して、やっとの思いで採用して、よ
うやく一人前に成長したと思ったら他社へ転職・・・という人材採
用の常識?と較べると、かえってリスクが少ないという考え方も大
いにできると思います。
また優秀な社員が辞めるのは、まだあきらめがつくにせよ、優秀と
はいいがたい「問題社員」が居続けて、周りの社員にもマイナスの
影響を与えるようなダメージがもしあれば、それこそお金では済ま
ない損失があるでしょう。
「採用では決して見つからない」ようなプロを、都合よく、都合の
いい間だけ頼める。
さらに、成果をシビアに評価できる。
こんな好都合なコンサルタントを雇って、その成果を実感した会社
は、「また次、また次」といろいろな課題に使うようになる理由が、
私にはよく納得できます。
(もちろん、私自身もコンサルタントユーザーのひとりとして、
非常に有り難い、助かっています!という実感です)
さらに、よくある「広告費」への投資と「コンサルタント」への投
資を較べてみても、面白いことが分かるはずです。
今回は、このへんで。また来月お会いしましょう。
《経営コンサルタント紹介します!》当社のスタッフブログ
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《バックナンバー情報:『コンサルタントを導入した企業の声』》
《関連情報》
コンサルジェントが書籍で紹介されました!
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『起業家を続々と輩出するリクルート式仕事術』
著者:荒井 裕之 出版社:ぱる出版(2005/12発行)
過去にコンサルタントに関するコラムを寄稿しています。
よろしかったらこちらもご覧下さい。
「失敗しないコンサルタント利用の秘訣」@IT 情報マネジメント
「コンサルタント業を目指すには」All about Japan フリーランス
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☆☆今週のおすすめセミナーのお知らせ(大阪/9月29日)☆☆
【製造業のための活性化された組織風土づくりのポイント】
〜開発・生産・営業部門が一体化できないメーカーは勝ち残れない!
企業は改善し続けるしか発展が無い、又は生き残って行けない、と
いう命題は良く耳にする所ですが極めて高いレベルにある日本の製
造業において、いかに更に改善・改革して行く組織が作れるか、と
いうテーマはいつの時代も根本的な課題かと思われます。
本セミナーでは、大手自動車メーカーの技術者から転身し、大手コ
ンサルファーム等でのコンサルタント暦17年の経験から得た中山
氏による組織活性化の為の最新且つ実践的な考え方と仕掛けの方法、
具体的活動方法などをご提供させて頂ければと存じております。
■主なセミナー内容
1.勝ち続ける為の経営戦略と組織理論
2.組織の不活性化と活性化とは
3.組織の活性化の為の仕掛け
4.組織活性化の為の具体的方法論
■期待する効果
メーカー(又は全ての企業組織でも応用可能)における強い
経営体質・組織つくり
■対象者:メーカーや全ての企業組織における経営者/マネージャー
※経営革新!メルマガの読者に限り無料でご招待いたします!!
■講師:中山 幹男(株式会社A&Mコンサルト 代表取締役)
http://www.keieido.net/index.html?PAGEIDX=3&IDX=276
■開催日:2006年9月29日(金)10:00〜11:50
■会 場:大阪産業創造館 6階/会議室B(堺筋本町)
■参加費:先着24名様「経営革新!」読者に限り、無料ご招待
■主催:株式会社コンサルジェント(06-6910-7808 担当:廣川)
■詳細&お申し込みはこちら↓
http://www.consulgent.co.jp/form/form060929morning6.html
※メルマガ読者の存在確認をしますので、必ず「経営革新!」の
購読アドレスをご入力下さい。
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《編集後記》
当社自身が雇っているコンサルタントの分野は、「IT・ネット関連」
です。コンサルタントを自社の得意なコア分野で雇うという考えも
あるでしょうし、苦手な分野で雇うという考えもありますが、私の
場合はその両方、でしょうか。「IT・ネット」は非常にコアであり
ながら専門家は社内におりませんので、優秀なプロからアドバイス
を受ける価値は非常に大きいと実感します(発行者:樋笠)
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◆◇ 発行元:経営コンサルタントの購買代理エージェント ◆◇
〜御社の課題に最適な経営コンサルタントを無料でご紹介します!
《株式会社コンサルジェント》 http://www.consulgent.co.jp
◆経営コンサルタント探しの『経営堂』 http://www.keieido.net
◇研修・セミナー講師探しの『研修堂』http://www.kenshudo.net
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町1-10-2きめたハウジング6F
〒541-0054 大阪市中央区南本町2−1−1本町安達ビル8F
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