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◇◆◇ 経営革新!100人のコンサルが語る事業成功の秘訣 ◇
◆◇ 第37号【03/07/18】 ◇◆
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《メニュー》
1.『はたしてホームページで売上はあがるのか?』 吉本 俊宏
2.おすすめ新メルマガ「HPだけではもう勝てない!
できる社長のトータルWEB戦略」
3.<アウトソーシング2003>ビジネスフェア出展のお知らせ
4.「デジタルワークフロンティア2003」のお知らせ
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《今週のテーマ》
『はたしてホームページで売上はあがるのか?』
私は「あきばれネット」という中小企業サポート組織を運営してお
り、約3,000社の会員さまに、様々なインターネットのアドバ
イスをさしあげています。
本日は、私が会員さんにお話ししているポイントの中から、中小企
業の経営者の方が陥りやすい「誤解」についてお話ししましょう。
〜ホームページで売上げ500万円は可能か?〜
先日会員の社長さんに、ホームページに関しての目標をお伺いする
機会がありました。社長さんのご希望は「月商500万円をホーム
ページだけで実現したい」というものでした。
社員5名で、年商6,500万円の会社さんでしたので、月商50
0万円と言うことは、年商で「6千万円」、即ち売上を「2倍」に
するということになります。
気持ちは分からないではないのですが、月商500万円というのは、
実は相当ハードルの高い数字なのです。
「楽天」という日本一のショッピングモールがありますが、ここに
出店している企業の平均月商は、約「100万円」です。
この数字だけだと、結構「いい線」行っているな、と思いますよね。
しかし実は楽天の中では、売上げが上がっているお店と、そうでな
いお店の差が非常にはっきり出ているのです。
例えば、日本で一番有名な「某ワイン専門店」の月商は、なんと約
「3,000万円」です。(凄いですよね〜。(^^)
でもこういうお店の存在が、平均売上げを底上げしています。一部
の大規模ショップが、全体の数字を底上げしている訳です。
正確な数字ではありませんが、いわゆる「2割8割」の法則を元に、
下位8割の平均月商を推測してみると、たったの「25万円」にな
ります。(上位2割の店舗が、売上の8割をあげている、という考
え方です。)
この数字をどう思いますか?楽天に出店している約10,000の
企業のうち、下位8,000社の平均月商がわずか「25万円」な
のです。
月商「500万円」というのは、とんでもない数字に思えてきます
よね。
〜500万円の売上げに、何アクセス必要?〜
ここで実際に500万円の月商が実現可能なのか、簡単な計算をし
てみましょう。
お客さんの平均購買単価を3,000円とすると、500万円の売
上げをあげるためには、
1,667人(5,000,000÷3,000)
のお客さんに購入いただくことが必要です。
1ヶ月で1,667人ですから、1日あたりで計算すると、毎日
55人(1,667÷30)
の人が購入してくれる計算になります。。
ところで、ホームページにアクセスした人のうち、何パーセントの
人が商品を購入してくれるか、ご存じですか?
もちろん商品や価格によって上下しますが、一般的には、ホームペ
ージのアクセス者のうち、実際に購入する人の割合は、
0.2%〜0.5%
といわれています。
つまりホームページに「1,000人」の人がアクセスしたとして、
そのうち商品を購入してくれるのは、たった
2人〜5人
だと言うわけです。
ここでここの「購入比率」を「0.5%」とすると、さきほどの
「55人」のお客さんを獲得するためには、「1日あたり」のアク
セス数が、
11,000人(55÷0,005)
必要だ、ということになります。
多くのHPは、1日あたりのアクセス数が多くても100位でしょ
うから、「11,000」のアクセスというのは、ほとんど不可能
な目標と言うことになりますよね。
つまりホームページだけで月商500万円というのは、このように
中々どうして、難しい課題なのです。
〜ホームページで売上をあげるには・・・〜
このように、ホームページだけで売上をあげるというのは、そう簡
単な話ではありません。そして、ホームページで売上をあげるため
には、下記の3点を改善していく必要があるのです。
◎アクセス数(=実店舗の来店客数、に相当)
◎購買率 (=来店客数に対する購買者数の比率)
◎平均購買単価
ホームページを開設した社長さんは、「ホームページは開設すれば
あとは放っておいても売上があがる」という誤解をしがちです。
でも先ほどの計算でお分かりのように、この3つの数値を改善して
いかないと、ホームページで売上をあげるのは至難の業なのです。
そしてこの数値を上げるためには、単にホームページを開設するだ
けでは不充分です。
電子メール、各種のインターネット広告、郵送やFAXによる資料
請求、担当者からの電話サポート、等、ホームページ以外の「チャ
ネル」を、フル活用していくことが重要なのです。
〜そして・・・〜
先ほどお話した事例では、楽天の下位8,000社の平均月商は、
わずか「25万円」でした。
でも、某ワインショップの月商は「3,000万円」です。
つまり「ホームページを作れば、誰でも売上をあげられる、と言う
訳ではない」
と同時に、「ホームページを活用することで、大変な売上を上げる
ことも可能だ!」
と言うことです。御社がどちらに属すのか、それはあなた次第です。
御社のご活躍をお祈りしております。
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《今週のコンサルタント》
吉本 俊宏(よしもと としひろ)
中小企業IT振興会 あきばれネット代表
中小企業インターネットコンサルタント
1964年生まれ。一橋大学商学部卒業後(株)三和銀行(現UF
J銀行)入社。約10年にわたり社内基幹システムの企画、設計、
開発を担当し、その後(株)野村総合研究所に転職。上級システム
コンサルタントとして、数多くの国内大企業のITコンサルティン
グを担当。「アイワイバンク銀行」の設立を企画推進し、平成13
年より同社に出向。インターネット戦略の企画立案と、ネットバン
キングシステム構築を担当。インターネットを活用した中小企業の
IT化支援を目指し中小企業IT振興会を設立。同社代表に就任。
《私のお勧めビジネス書》
『インターネットなんて簡単だ!できる社長のHP入門』
〜経営者に贈るホームページの勘所〜
元、野村総研上級コンサルタント“あきばれネット”代表の吉本俊
宏が新しく書き下ろしたもので、インターネットに不慣れな経営者
の方にも大変分かりやすく、ホームページ活用のポイントをまとめ
ています。技術用語をほとんど使わずに「経営者の言葉」で書かれ
た、“日本初”の経営者むけホームページ入門書です。
http://www.akibare.net/ak_service_85.asp
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《編集後記》
今日の吉本氏は今、ものすご〜い“夢”があります。それは、な、
ななんと彼が配信する新メルマガを「まぐまぐ史上初の、ビジネス
系メルマガ創刊号読者数“1万人”突破」という大目標なので〜す。
ばんざ〜い\(^_^)/彼曰く、まだ誰も成し遂げたことのないこの
目標実現のために、この2〜3週間は無茶苦茶に忙しく、走り回っ
ていたそう。「経営革新!」をお読みの皆さん全員で、この輝かし
い記録の初期メンバーになりませんか?お知らせこちら〜(^-^)↓
(にしだ)
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☆☆今週のおすすめ新メルマガ☆☆
【HPだけではもう勝てない!できる社長のトータルWEB戦略】
http://www.akibare.net/mag2/mg_01.htm
吉本俊宏氏の本日のコラムで指摘されている問題点に対し、あらゆ
るチャネルを通じて、ホームページを活用する、「トータルWEB
戦略」の考え方を解説したメールマガジンが創刊されました。
具体的な事例を示しながら、「経営者の言葉」で、ホームページを
「商売に活用する」ポイントが届けられます。
ホームページが「売上につながらない」とお悩みの社長さんには、
きっとお役に立つと思いますので、「今すぐ」ご購読されることを
お勧めします。
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☆☆ビジネスフェア出展のお知らせ☆☆
『アウトソーシング2003』 http://expo.nikkeibp.co.jp/os/
〜コンサルジェントが、ブース出展(D−06)いたします!!〜
<開催日>7月30日(水)・31日(木)・8月1日(金)
<時間> AM10:00〜PM18:00
<場所> 有楽町・東京国際フォーラム地下2階・展示ホールにて
<入場料>1,000円(税込)※事前登録すれば無料になります
<主催> 日経BP社
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◇■デジタルワークフロンティア2003のお知らせ■◇
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〜コミュニケーションが変える若手の採用と育成〜
□日時:8月4日(月)13:00〜17:00/開場12:30
□会場:デジタルハリウッド 東京本校 1Fセミナールーム
□コンセプト:IT時代に求められるコミュニケーションスキル。
人材に対する問題を解決して企業価値を高める。自律型人材をいか
にして採用し育成すべきか。
□対象者:若手人材の採用・育成に携わる人事ご担当者及びマネジ
ャー層の方
□参加費用:事前予約:無料(当日:1000円)
□予約方法:http://solutions.dhw.co.jp/dwf/ ←コチラから!!
□プログラム:
講演1)株式会社シンカ 取締役 棚澤 啓介氏
≪タイトル≫自律型人材を見出す採用手法〜インターンシップ
講演2)デジタルハリウッド株式会社 取締役 杉浦 治
≪タイトル≫今20代に必要なビジネスコミュニケーション研修とは
講演3)株式会社リンクアンドモチベーション
取締役エントリーマネジメント事業部門事業部長 榊原 清孝氏
≪タイトル≫社員のやる気を利益に変えるモチベーションマネジメ
ント
4)講演者によるパネルディスカッション
≪タイトル≫コミュニケーションが変える若手の採用と育成
5)エンディング/デジハリ学校長 杉山 知之挨拶
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◆◇ 発行元:経営コンサルタントの購買代理エージェント ◆◇
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〒103-0023 東京都中央区日本橋本町1-10-2きめたハウジング6F
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