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◇◆◇ 経営革新!100人のコンサルが語る事業成功の秘訣 ◇
◆◇ 第371号【07/02/14】 ◇◆
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《今回のCONTENTS》
1.『経営革新を可能にする!賃金改革<3要件>』 赤津 雅彦
2.今週のコンサルタントインタビュー
3.今週のおすすめセミナー
【社長のつくり方−経営の法則&マネジメント技法セミナー】
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『経営革新を可能にする!賃金改革<3要件>』
「賃金制度改革支援」という仕事を長くやっていますと、
最初の段階で、
「この会社は、うまく経営革新ができる」
「5年後には上場できる」
「この状態では、改革は成功しない」
「成功しないのに、プロとしてお金はもらえない」
「やる気の無い企業なので、コンサルは引き受けるべきではない」
等がわかるようになります。
指導企業が100社を超えたあたりから、こうした「直感」という
ものが、ほとんど当たるようになりました。つまり、この会社は、
賃金制度改革に「成功」するか「失敗」するかが、私には事前にわ
かるのです。
それで、この世界に入って10年を過ぎたあたりから、成功する見
込みがない場合は、ご依頼があっても丁重におことわりするように
なりました。
確かに、経営コンサルタントも商売ですので、大金を積まれれば、
食指が動くのは事実です。しかし、お客様は、「賃金制度改革」と
いう「成果」に対してお金を払っているわけですから…。
経営コンサルタントとして、あるいは、賃金制度改革支援のプロと
して、うまく行かない案件には、最初から正直に言うのが礼儀です。
「こんなに手遅れになる前に、あと3年早く意思決定されてれば」
とか、「経営者ご自身が決断したら、また連絡して下さい」、「労
働者代表の合意が得られた段階になったら、改めてご相談に応じま
す」等・・・。
さて、余談が長くなりました。賃金の革新が成功する要件は、以下
の3点にまとめられます。
(1)経営者の強い「革新意思」
いくら、部課長のような担当者ががんばっても、賃金という重大
な経営課題に対して、経営者が本気になって、リーダーシップを
取らなければ、ことは始まりません。
とくに、賃金をカットしなければならないような場合には、経営
者の報酬を自らカット、ベンツをカローラに乗り換える、くらい
の意気込みが無ければ、社員にバカにされ、見放されるだけです。
ここ一番では、やはり経営者がでていかなければなりません。
(2)新しい制度に対する「合意」
新しい賃金制度に対する合意が必要です。そのためには、制度の
中身が分かっていなければなりません。
私は、これからの時代に相応しい成果創出型の「DKモデルR」
という賃金システムを提唱しています。もし、こうした制度を導
入するのであれば、賃金制度改革プロジェクトのメンバーは、最
低でも、拙著「賃金システム再構築マニュアル:人も企業も活き
る『DKモデル』導入の手引き」くらいは読んでいて欲しいもの
です。
賃金制度はテクニックではなく、「考え方」です。将来、大きな
影響を与えるかもしれない、自分たちの新・賃金制度に関して、
社員のひとり1人が考えて、事前にコンセンサスを得る方が、導
入してからの運用が楽になります。
社長さんと専務さんの考え、社員と経営者の考えをお互い分かち
合いましょう。そのためにも、新制度導入前の社内勉強会の実施
や、導入時の社員説明会の実施は有効です。
私は、遠道のようですが、「勉強会方式」でコンサルを進めます。
この方が、結果的には、導入を成功させる近道ですし、社員の納
得性が増すからです。
(3)「現給」移行
どんな賃金制度にせよ、自社に合わないような制度を温存してき
た責任は、経営者にあります。
最近の傾向では、賃金制度改革への着手が遅れれば遅れるほど、
傷が重くなっています。賃金は、社員にとっては、生活の糧です。
できれば、賃金を減らさずに改革できるのが理想です。
例えば、10年前に改革していれば、月額5千円の減額調整等で
済んでいたのが、5万円近くの調整をやらなければならないよう
な、もはや手遅れの状態に遭遇します。
公務員の給与制度に準拠した制度を温存してきた組織(私立学校、
農協、社会福祉法人等)では、とくにこのような傾向が見られま
す。
また、公務員給与に近い職能給(実態は、昇給額積み上げ型年功
給)を採用してしまった民間の中小企業も同様です。
少なくとも、ルールが変更になった時点(移行時)では、これま
での賃金額(「現給」)を保障して移行すべきでしょう。功を急
いでは、なりません。
もし減額調整が必要であれば、3年から5年かけて行うべきです。
言い換えれば、こうした余裕がまだある時期に、改革を実施せよ
ということです。
以上のような、
(1)トップのやる気
(2)コンセンサス
(3)現給移行
という<3要件>が備わっていれば、貴社の賃金制度改革が成功す
る確率は、かなり高くなります。
私のコンサル経験から得た成功法則です。
ただ、これだけでは、100%にはなりません。
ここで「賃金制度改革支援のプロ・コンサルタントを使う」という
重要な要件も、実はあるのです。
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《今週のコンサルタント》
赤津 雅彦(あかつ まさひこ)
株式会社賃金システム研究所 代表取締役
1953年、福岡県生まれ。東証一部上場メーカーでの営業、貿易、
米国現地法人設立、人事・労務、マーケティング部長等歴任後、日
本国内で、本格的に経営コンサルを開始。知る人ぞ知る、日本を代
表する賃金制度改革支援専門の経営コンサルタント。
《経営堂・詳細プロフィールはこちら》
《私のお薦めビジネス書》
『トップがチャレンジした人事改革
―「溜め池人事」から「川の流れ人事」へ―』
著者:星野 鉄夫 発行:株式会社岐阜車体工業
世界のトヨタを支える車体メーカー経営者が、生の言葉で語った、
「実録」人事改革の書です。革新を起こそうとする経営者に勇気を
与えてくれます。入手方法は、直接発行元におたずねになると良い
でしょう。じ〜んと泣ける、感動の一冊です。
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《今週のコンサルタント・インタビュー》
●コンサルタントになったきっかけはなんですか?
できれば「人のためになることをしたい!」と10代の頃から考
え続けていました。占い師に「あなたは将来、世界を股に、産業
分野で人に教える仕事をするでしょう」と言われたのがきっかけ
かも。
●コンサルタントとして一番心掛けていることはなんですか?
クライアント(お客様)の立場やお気持ちを最優先します。
●コンサルタントを活用する企業にアドバイスを!
「相性が良い」コンサルタントとめぐり逢ってください。やる気が
あり、アンテナを張っていれば、いつかめぐり逢えます。
●PR
第一印象は、「クセがありそう」とか「ズバズバ言う」とかです
が、私は最初から本音で仕事をします。地味でも、長いおつき合
いがモットーです。
経営コンサルのプロ資格(MBA、国際報酬プロ、中小企業診断
士)はもとより、心理カウンセラーのプロ資格(産業カウンセラ
ー、心理相談員、キャリア・コンサルタント)保持者でもありま
す。安心して相談できます。
【メルマガ】
赤津雅彦の「賃金改革キーワード」
http://www.mag2.com/m/0000191023.html
【Webセミナー開講中!】
◎赤津雅彦の「賞与システムの再構築」
http://www.study.jp/school/C_BCSK01002
◎伸びる組織のための賃金制度改革
http://www.study.jp/school/C_BCSK01001
【ベストセラー】
『新訂2版 賃金システム再構築マニュアル』
(赤津雅彦著、実務教育出版刊) 好評発売中!
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☆☆今週のおすすめセミナー☆☆
“社長のつくり方”
企業幹部・役員のための経営の法則&マネジメント技法
〜外資系ファームと上場企業の参謀を経験したコンサルタントが
現場での実践と失敗から編み出したノウハウとは?〜
経営に必要な「経営免許」。この経営免許を取得するための「教習」
「進化した仕事の技法「企業演出」の3つのテーマを解説します。
今回のセミナーを受講することで「経営」がわかり、「具体的な仕
事の進め方」がわかり、そして「会社を発展させる方法」がわかる
ようになります。
■主なセミナー内容
1.なぜ経営には免許がないのか?⇒「経営免許」6つの必修科目!
(1)法律・企業倫理と職業倫理
(2)会社の部品とその機能、会社が動くメカニズム
(3)会社の問題解決
(4)経営の法則性
(5)会社の動かし方の技能、会社の問題解決の技能
(6)経営の技能→マネジメントの進め方
2.経営トップ・役員に求められる“高度な仕事の進め方”
⇒戦略コンサルが実際に使っている、進化した仕事の技法とは?
3.問題解決型だけはもう古い!強みを最大限に活かす“企業演出”
⇒会社の良い部分がより輝く、企業の演出の手法
4.ケーススタディ
■日 時:2007年3月8日(木)9:00〜12:00
■参加費:5,000円(1名様)/東京渋谷にて
■講 師:前田 隆敏(カンパニープロダクション代表)
http://www.keieido.net/pageidx3_catg0_agentflg0_career0_area0_idx129.html
※参加者全員に講師著書「コンサルタントの失敗から学ぶ経営革新
の法則」(1,890円)をプレゼント!
☆詳細&申込み→ http://www.keieido.net/seminar-t/cons_01.html
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《編集後記》
今週の赤津氏は“賃金システム専門コンサルタント”です。このカ
テゴリーに専門特化されているのが素晴らしいですし、現在までの
指導実績は何と600社を超えるということですから、オドロキで
す!背丈は大きな方で(チビっ子の私は見上げてしまいました^^)
頼れる感じですヨ。また福岡県のご出身だからなのか、ユーモアセ
ンスたっぷり、話し方もチャキチャキされていて耳に心地よく、人
事系コンサルにはあまりいらっしゃらないようなタイプですね〜。
さらに人事畑だけでなくマネジメントの視点も持ち合わせており、
上場企業を成長途上から見て来られた経験の持ち主でもありますの
で、特に成長ベンチャー企業にはオススメです♪なお先日より「経
営堂」サイトで始まった【コンサルタント評価】、早速クライアン
ト様から赤津さんへコメントを頂戴しております(プロフィールペ
ージ下部に☆印と共に記載)。是非ご覧下さい(=^ー゜)ノ(にしだ)
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〜御社の課題に最適な経営コンサルタントを無料でご紹介します!
《株式会社コンサルジェント》 http://www.consulgent.co.jp
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〒103-0023 東京都中央区日本橋本町1-10-2きめたハウジング6F
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