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◇◆◇ 経営革新!100人のコンサルが語る事業成功の秘訣 ◇
◆◇ 第383号【07/05/09】 ◇◆
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《PR》☆☆製造業コストダウンセミナーのご案内(6/8銀座)☆☆
【高収益を目指す“製造業”のための
製品設計コストダウン&経費削減 事例セミナー】
製造業マネジメントの重要課題のひとつである「コストダウン」を
テーマに、製品設計コストダウンと経費削減の事例を中心に2名
のコンサルタントより解説します。
■開催日:2007年6月8日(金)13:15〜17:00
■参加費/定員 5,000円(1名様)/定員40名
■詳細&お申し込みはこちら↓
http://www.keieido.net/seminar-t/cons_02.html
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《今回のCONTENTS》
1.『製品改革・改善(コストダウン等)には、法則あり』 山本 展敬
2.今週のコンサルタント山本氏によるセミナーご案内(東京)
【高収益を目指す製造業のための
製品設計コストダウン&経費削減 事例セミナー】
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『製品改革・改善(コストダウン等)には、法則あり』
製品の寿命が短くなった今日では、設備などの生産財も価格競争
は厳しくなり、どこの業界もコストダウンは必須の経営テーマになっ
てきております。
このような中で、製品設計者は「どのようにしたらコストダウンがで
きるのか」といつも悩みに続けている現状があります。
かつて、私どもの改善技法を展示会に出展したとき、ある大手電
機メーカーのコストダウンのプロジェクトリーダーをされている方が、
その技法の説明を聞き入っておりました。
その方によるとプロジェクト期間はあと1ヶ月半で、未だにコストダウ
ンの目処が立っておらず、何か手がかりがないかと展示会に来られ
たとのことでした。
お話を聞かせて頂くと、彼に改善のノウハウを教えてくれる人が誰
もおらず、その改善設計プロセスも明確でなく、結局、設計者個人
の能力に頼っている、という危うい状態でした。
製品を改革・改善するには、改善技術(技法)に則って展開してゆ
くことが大切です。
従来の製品イメージが固定化された中で開発や改善を行うことは、
困難なことです。多くの製品は、その改善の視点はほとんど変わる
ことがないものです。
私どもが推奨している『製品開発設計法』では、四つの技術で構成
され、ステップ化されたプログラムを展開してゆきます。
それは、私が若い時に感じた設計情報不足やその判断基準の曖
昧さを解決するステップです。
したがって成果も出ますが、若い技術者が短期間でスキルアップ
することになります。
多くの社長は、何よりもそのこと自体をお喜びになることが多いで
す。
製品改革・改善(コストダウン、製品開発、設計業務改善等)の基
本法則は、
1)仕様が変われば、コストが変わる。
2)仕様と価格には、相関性がある。
3)情報の整備(情報共有度)が期間を決定する。
これらの具体的な方法について、この紙面でご紹介することは難
しいことですが、セミナーなどの機会があれば、是非ともそのハウ
ツウについてもご紹介させて戴きます。
かつて、大手電機メーカーで製品のコストダウン35%を達成した
プロジェクトですが、途中に新規の製品開発の物件が入りながら、
そちらも短期間で見事10%のコストダウンを実現したときのお話
をしましょう。
プロジェクトも3ヶ月目に入ったときのことでした。
いつもと同じように活動しようとした時、プロジェクトリーダーが事業
部で最優先の課題ができて、今、そちらに時間を割かなければな
らないので今会合と次の会合のプロジェクトを欠席すると言い出し
ました。
その間は、リーダー不在の展開でしたが、特に問題もなく進展しま
した。そして2週間後の次会合には、彼は出てきて前会合に出席
できなかった訳を話してくれました。
それは、海外の新製品開発の物件が突然、発生してこの仕事をプ
ロジェクトメンバーを任せることもできず、他に担当できる技術者も
いなかったので自分が取組むことにした、とのことでした。
ただ、彼はこの技法により得られた情報がこの物件で充分に活用
できると判断し、開発に取組めば短期間で遂行できると自信があ
ったようです。
そして、開発に着手したところ、基本設計は1日で、詳細設計は3
日間で取組みが終わってしまい、後は製造に移管して業務は完
了しました。
そしてその製品コストは10%を削減することができたとのことでし
た。彼は、
「今までだったら3週間ほどかかる設計期間が、自分の予想をも超
える大幅な期間短縮になった。これほどまでに効果があるとは思っ
てもいなかった」
と語ってくれました。
法則・原則に基づいたものならば、無駄なく、無理なく改善が実現
できるのです。それは、今では普通となった、七つ道具を使い小集
団活動を行っているQC活動にも同じものがあります。
製品改革・改善を実施するには、その技術のノウハウを習得してい
る人に倣うか、改善技術の法則・原則にしたがって推進してゆくこ
とがとても効果的で重要です。
“先ず、軸となる技法(改善技術)を打ちたてる”ことから始めます。
そして「それを人(プロジェクトメンバー等の担当者)が理解して具
現する」というコンセプトがプロジェクト等で共有されれば、きっと
目的は達成されるでしょう。
今の私たちは、事実と向かいましてもその背景に流れている法則
(原則)に対して余りにも鈍感です。
例えば、職人が人生をかけて技を体得した匠のように、技術の奥
に流れている法則を感じ、把持し、それに則った製品の改善をして
ゆきたいものです。
そして、創造的な製品を産み出す企業風土を醸成してゆきましょう。
それが私の願いです。
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《今週のコンサルタント》
山本 展敬(やまもと のぶたか)
テクノオリジン 代表
1951年横浜生まれ。武蔵工業大学工学部卒。大学卒業後、メー
カーにてプラント業務、設備設計、建材開発等に20年間、機械設
計を中心に従事する。その間、官庁の評価技術等を担当する。19
96年、コンサルティング会社に入り、経営コンサルタントとして活
動。設計スキルを生かし、設計的視点で「新製品開発」「製品コス
ト改善」「(設計)業務改善」を行う。四つの技術で構成した「製品
開発設計法」を構築し、現在に至る。主なるコンサルティング実績
は、日本企業15件、韓国企業2件、台湾企業3件など。
【詳細プロフィール】
《私のお薦めビジネス書》
『「私が変わります」宣言―変わるための24のアプローチ』
著者:高橋 佳子 出版社:三宝出版
プロジェクトの展開では場づくりがとても重要ですが、その場に臨
む視点や心構えは、プロジェクトの展開においてとても参考になる
著書です。
『7つの習慣―成功には原則があった!』
著者:スティーブン・R.コヴィー 出版社:キングペアー出版
1990年代後半、1200万部を突破したベストセラーの本です。
自らの固定的な視点から解放し、原則的なもの見方をする必要性を
唱えたものですが、上記の著書と同様にプロジェクトリーダーの方
々には是非とも読んでいただきたい。
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《今週のコンサルタント・インタビュー》
●コンサルタントになったきっかけはなんですか?
技術は経営と結びついて初めて社会とふれることができる。市場
と関わり合うためには、経営的視点で技術改善を行いたかったた
め、コンサルタントになりました。
●コンサルタントとして一番心掛けていることはなんですか?
技術の共有、情報の共有、創造的な場づくりの縁となること。
●コンサルタントを活用する企業にアドバイスを!
改善の成果において、技術スキルの評価査定および査定方法を組
織体制化して頂きたい。
●PR
今までの製品コストダウンの実績は、10〜42%です。
そして、製品のコストダウンは設計データを集積してゆけば、技
術体系化につながります。
四つの技術は、改善技術としては初めての設計的な視点です。
それは、企業の技術を確実にし、技術者をスキルアップさせます
ので継続的な活動で、相乗的な成果を出していただきいと考えて
おります。
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☆☆製造業コストダウンセミナーのご案内(6/8金・銀座にて)☆☆
今週のコラムに登場した山本氏によるセミナーです!!
【高収益を目指す製造業のための
製品設計コストダウン&経費削減 事例セミナー】
■セミナーのねらい
景況感が大きく改善する中、高収益体質を実現している製造業と、
資金繰りの厳しい製造業の差がより一層鮮明になっています。
これはまさにマネジメント能力の差と言っても過言ではありません。
本セミナーでは製造業マネジメントの重要課題のひとつである「コ
ストダウン」をテーマに、製品設計コストダウンと経費削減の事例
を中心に2名のコンサルタントより解説します。
※製品設計コストダウンでは平均10〜42%、経費削減では平均4%
(事務用品)〜67%(郵便料金)の実績を上げた、説得力のある事
例をご紹介します。
■期待する効果
1.コストダウンすべき対象や基本的な考え方が整理できる!
2.他社のコストダウの実例を知ることができる!
3.明日から会社で実践すべきポイントを理解できる!
■主なセミナー内容
【第一部】「明日から出来るコストダウン!
〜会社の経費を無理なく削減する方法〜」
◆講師:株式会社コストダウン代表取締役/片桐明氏
(1)節約でない、仕組みで経費削減する方法
(2)勘定科目別 コストダウンの手法
(3)コストダウン実績と事例紹介
【第二部】「製品改革・改善・コストダウンの法則」
◆講師:テクノオリジン代表/山本展敬氏
(1)製品開発・設計業務コストダウンの基本法則
(2)社内コストダウンプロジェクトの進め方
(3)コストダウン実績と事例 ※製品コストダウン実績10〜42%
・技術経営的改善(製品に関わる改善)
・業務改善(業務に関わる改善)
■対象者:製造業の経営者・役員・部門マネージャーの方など
■開催日:2007年6月8日(金)13:15〜17:00
■会場:U.S.エデュケーション・ネットワーク セミナールーム2
※数寄屋橋阪急百貨店と同じビルです
■参加費/定員 5,000円(1名様)/定員40名
※2名ご参加割引=9,000円(2名様同時にお申込みの場合)
※3名ご参加割引=12,000円(3名様 〃)
■主催:株式会社コンサルジェント(03-3231-7889 担当:小林)
■詳細&お申し込みはこちら
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《編集後記》
第一部のコストダウン片桐さんは、その社名のとおり「コストダウ
ン」に一点特化したコンサルタント。間接経費のコストダウンは、
けっこう取り組んでいるつもりで、なかなか徹底できていない企業
が多いと思います。
自社のコストダウン活動をチェックするつもりでお聞きいただけば
きっとヒントがあると思います。
第二部のテクノオリジン山本さんは、主に製品開発や設計のコスト
ダウンプロジェクトを支援されている実績豊富な方で、当社でも
今月のおすすめコンサルタントでご紹介しました。
製品開発・設計・購買調達業務などに課題を感じていらっしゃる企
業様なら、きっとよい筋道が見えてくると思います。
1回で2度おいしい(参考になる)セミナーができればと思ってい
ます!(ひがさ)
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〜御社の課題に最適な経営コンサルタントを無料でご紹介します!
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〒103-0023 東京都中央区日本橋本町1-10-2きめたハウジング6F
〒541-0054 大阪市中央区南本町2−1−1本町安達ビル8F
★ご意見・お問合せは: http://www.keieido.net/inquiry.html
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することを禁止します。※同僚・知人へのご紹介・転送歓迎します
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