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◇◆◇　経営革新！１００人のコンサルが語る事業成功の秘訣　　　◇
◆◇　　　　　　　　　　　　　第３８４号【07/05/16】　　　　　　　　　　◇◆
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《PR》☆☆製造業コストダウンセミナーのご案内（6/8銀座）☆☆

【高収益を目指す“製造業”のための
　　　　　　 製品設計コストダウン＆経費削減　事例セミナー】

製造業マネジメントの重要課題のひとつである「コストダウン」を
テーマに、製品設計コストダウンと経費削減の事例を中心に２名
のコンサルタントより解説します。

■開催日：２００７年６月８日（金）１３：１５〜１７：００
■参加費／定員 ５，０００円（１名様）／定員４０名　

■詳細＆お申し込みはこちら↓
http://www.keieido.net/seminar-t/cons_02.html

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《今回のCONTENTS》

１．『企業存続の根本＝入（い）るを図って 出（いず）るを制す！』片桐　明

２．今週のコンサルタント山本氏によるセミナーご案内（東京）

　【高収益を目指す製造業のための
　　　　　　 製品設計コストダウン＆経費削減　事例セミナー】

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『企業存続の根本＝入（い）るを図って 出（いず）るを制す！』

企業は存在する以上、「存続しなければならない」という基本的で、
根本的な社会的使命があります。

要は、「潰れない　潰さない」ということです。
その為には、「お金が回る」ことが必要です。

そのことをわかり易く、先人は「入（い）るを図って 出（いず）
るを制す！」という言葉で表現してくれました。

経営の要諦です。

入る＝売上、粗利は非常に読みにくい部分があります。
それは相手要因（外部要因）だからです。

その逆に、出る＝経費は非常に読み易い部分です。
放っておいても、決まって、毎月出て行くものは、出て行きます。

従いまして、売上・粗利に見合った、経費を維持し続けることが大
切です。

その為の、最大のポイントは経営者自身です。

先日も、ある経営者が「社員には、次の７月のボーナスは出せない
かも知れないのに、自分自身は年間２，４００万円の報酬を取り、
新幹線ではグリーン車に乗り続けている」という話しを聞きました。

愚の骨頂です。

そういう例は枚挙（まいきょ）に暇（いとま）がありません。

人間は愚かで、人生とは上手く出来たもので、そういう経営者には
必ずしっぺ返しが来ます。

人は少し成功して、まとまったお金が入ると、すぐに贅沢をしてし
まい勝ちです。

それがすべての過ちの始まりです。

社員もそうですが、何よりも「経営者が贅沢をしない！」ことが大
切です。

人間一旦、生活レベルを上げてしまいますと、なかなか落せるもの
ではありません。

そのことで、自分は一定以上の役員報酬を欲するようになります。
会社が儲かっていようが、いまいが・・・。

「入（い）るを図って 出（いず）るを制す！」が経営の根本であ
るならば、儲かっていないのであれば、役員報酬はカットすべき
です。

儲けて、会社を存続させるが経営者、役員の仕事なのですから・・。

自分自身の報酬について、「入（い）るを図って 出（いず）るを
制す！」ことが出来もしないのに、そのことを社内徹底出来ようは
ずがありません。

社員から見れば、「そんなことを言ったって、社長自身は高給を取
っているじゃないか・・・」

これが社員の偽らざる気持ちです。

先日、ある新聞社のインタビューに日プラ（大阪：海遊館、沖縄：
美ら海水族館など水族館の水槽メーカー）の敷山社長様が、

「私は持たないようにしている。（お金や財産という意味だと読み
取りました）持つと知恵が生まれなくなる。」

といようなことを答えられておりました。
正直、すごいなーと思いました。

　「入（い）るを図って 出（いず）るを制す！」

その根本は経営者であり、経営者のお金の使い方にあります。

今一度、創業の心に立ち返って、我が身、自社社員、自社を振り返
ってみて下さい。

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《今週のコンサルタント》
片桐　明（かたぎり　あきら）
株式会社コストダウン　代表取締役

１９６３年生まれ。同志社大学 経済学部を卒業後、大手コンサル
ティング会社に２０年間勤務。近年では、コストダウンに特化した
成功報酬型コンサルティングを行う。２００６年、同社退職後、株
式会社コストダウンを設立。現在、会社ホームページ・トピックス
を通して企業、個人向けにお得情報を毎日配信！
【詳細プロフィール】



《私のお薦めビジネス書》

『小説　二宮金次郎』著者：童門冬二　出版社：集英社文庫

勤勉のお手本のようにだけ思われている二宮金次郎について、本著
では、依頼を受けて藩の再生をする金次郎の姿が描かれています。
その中に、私は、ともすれば忘れがちな「商いの原点」を見つけ出
し、一度、自分の頭を振り出しに戻すことが出来ました。

『小説　上杉鷹山』著者：童門冬二　　出版社：集英社文庫

アメリカのＪ・Ｆ・ケネディ元大統領が、尊敬する日本人として上
げたことで、初めて有名になった上杉鷹山公。鷹山公の藩政改革の
為の人選に始まり、その過程、また、人を導いていく姿が描かれて
います。企業に属して、その企業を改革出来る人間とは、「強い意
思を持ち、冷や飯食いをものともせず、流されず、群れない、ふて
くされない愛社精神に溢れる偏屈者なのだ」と確信しました。


『映画　赤ひげ』監督：黒澤明　　販売元: 東宝

山本 周五郎氏原作の「赤ひげ診療譚（しんりょうたん）」を映画
化したものです。私が起業して、「人様のお役に立ち、喜んで頂き、
食べて行ければそれでいい」と腹をくくらせてもらった作品です。

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《今週のコンサルタント・インタビュー》


●コンサルタントになったきっかけはなんですか？


　 大学を卒業して、最初に入社した会社がコンサルティング会社だ
　 っただけです。コンサルティング会社で就職活動をしたのは、そ
　 の会社だけで、あとは銀行、生損保、商社、印刷会社等でした。

　ですからもともと明快に「コンサルタントになる！」という目標
　 はなかったわけです。それも、たまたまリクルート本に載ってい
　 た募集を見て、遅まきがら応募し、結果、採用して頂くことが出
　 来ました。

　応募した理由は「３０歳で年収一千万円！サラリーマンになるか、
　 経営のプロになるか今、決断の時！」というキャッチに魅かれた
　 からです。当時はお金にひかれた単純人間だった訳です（笑）。

　ただ、「コンサルタントになれば自分に実力がつき、食べていく
　 のに困らないなー」とは思いました。そして参加した業界研究会
　 で社長から直接、熱い話しを聞き、自分の中に「絶対、この会社
　 に入りたい！」、「自分にはこの会社しかない！」と思ったのが
　 すべての始まりでした。


●コンサルタントとして一番心掛けていることはなんですか？


　 私の場合は、

　「お客様にとって、どうすれば一番、コストダウンが図れるか」

　です。その１点のみです。


●コンサルタントを活用する企業にアドバイスを！


　 一度、お付き合いが始まると、それはそれで途中でやめられない
　 のがコンサルティングです。

　そのスタートはコンサルタント選びです。

　導入する前の候補選びに始まり肌が合うかどうかまで、十二分に
　 吟味されることが大切だと思います。


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☆☆製造業コストダウンセミナーのご案内（6/8金・銀座にて）☆☆

今週のコラムに登場した片桐氏によるセミナーです！！

【高収益を目指す製造業のための
　　　　　　 製品設計コストダウン＆経費削減　事例セミナー】

■セミナーのねらい

景況感が大きく改善する中、高収益体質を実現している製造業と、
資金繰りの厳しい製造業の差がより一層鮮明になっています。
これはまさにマネジメント能力の差と言っても過言ではありません。

本セミナーでは製造業マネジメントの重要課題のひとつである「コ
ストダウン」をテーマに、製品設計コストダウンと経費削減の事例
を中心に２名のコンサルタントより解説します。

※製品設計コストダウンでは平均10〜42％、経費削減では平均4％
（事務用品）〜67％（郵便料金）の実績を上げた、説得力のある事
例をご紹介します。

■期待する効果

１．コストダウンすべき対象や基本的な考え方が整理できる！
２．他社のコストダウの実例を知ることができる！
３．明日から会社で実践すべきポイントを理解できる！

■主なセミナー内容

【第一部】「明日から出来るコストダウン！
　　　　　　　　　 〜会社の経費を無理なく削減する方法〜」

　◆講師：株式会社コストダウン代表取締役／片桐明氏
　

（１）節約でない、仕組みで経費削減する方法
（２）勘定科目別　コストダウンの手法
（３）コストダウン実績と事例紹介

【第二部】「製品改革・改善・コストダウンの法則」

　◆講師：テクノオリジン代表／山本展敬氏
　

（１）製品開発・設計業務コストダウンの基本法則
（２）社内コストダウンプロジェクトの進め方
（３）コストダウン実績と事例　※製品コストダウン実績10〜42％
　　　　 ・技術経営的改善（製品に関わる改善）
　　　　 ・業務改善（業務に関わる改善）

■対象者：製造業の経営者・役員・部門マネージャーの方など

■開催日：２００７年６月８日（金）１３：１５〜１７：００

■会場：U.S.エデュケーション・ネットワーク　セミナールーム２
　　　　 ※数寄屋橋阪急百貨店と同じビルです

■参加費／定員 ５，０００円（１名様）／定員４０名　

　※２名ご参加割引＝９，０００円（２名様同時にお申込みの場合）
　 ※３名ご参加割引＝１２，０００円（３名様　〃）

■主催：株式会社コンサルジェント（03-3231-7889　担当：小林）

■詳細＆お申し込みはこちら

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《編集後記》
発行者の樋笠です。片桐さんは私も先月大阪でお会いしましたが、
とてもユニークな方ですね。思考がシンプルかつ本質的で、人間的
な魅力のあるコンサルタントだと思います。

今回、当社にご依頼の多い業種のひとつである「製造業向け」に
セミナーを企画したのですが、わざわざ関西からお呼びしてでも、
お願いしたいと思わせる内容がありました。

実は・・・この第一部の「明日からできるコストダウン」の内容は、
製造業でなくとも共通するお話なんです。という訳で、製造業でな
いサービス関係やIT・情報関係などの方がお聞きになっても、第一
部・第二部とも、ヒントになる情報が多くあると思います。

二本立ては本当に「お得」だと思いますので、ぜひご参加下さい！

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http://www.keieido.net/seminar-t/cons_02.html

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