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◇◆◇ 経営革新!100人のコンサルが語る事業成功の秘訣 ◇
◆◇ 第387号【07/06/06】 ◇◆
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《今回のCONTENTS》
1.『採用難の時代到来!新卒採用成功のポイント』 弥永 尚
2.製造業コストダウンセミナーご案内(東京)
【高収益を目指す製造業のための
製品設計コストダウン&経費削減 事例セミナー】
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『採用難の時代到来!新卒採用成功のポイント』
こんにちは。
採用エージェンシー弥永事務所の弥永(いやなが)と申します。
独立前は情報サービス企業にて採用担当/マネージャーとして約1
2年、新卒および中途の採用業務を担当してまいりました。
情報サービス業界は、BtoBの企業が多いため、特に新卒採用で
は初期認知度が全くと言ってよいくらいに無く、母集団形成と欲し
い人材の確保には大変苦労しました。
これらの経験を活かし、大手・有名企業に比べどうしても認知度、
予算、マンパワー面で制約のある中堅・中小企業の経営を人材採用
戦略の面からお手伝いしてまいりたいと思っております。
■2008年大卒者求人倍率2.14倍、採用難の時代へ
去る4月23日、リクルートワークス研究所より2008年大卒者
の求人倍率が発表されました。
求人倍率は2.14倍と16年ぶりに2倍を超え、求人総数はバブ
ル期を上回り、過去最大の93.3万人という結果となりました。
従業員規模別では、従業員1000人以上企業の求人倍率0.77
倍に対して従業員1000人未満企業は4.22倍と、採用の面で
も企業間の格差がどんどん拡大しており、中堅・中小企業にとって
はまさに採用難の時代といった様相を呈しています。
■採用成功のキーワード:共感
このように採用環境が厳しい状況下、企業側が「採用してやる」と
いうスタンスでは採用成功は覚束ないのは明白です。
学生を純粋に「選べる」のはほんの一握りの超有名人気企業だけで
あり、殆どの企業は「選び」「選ばれる」立場にあるのだというこ
とを認識しておかねばなりません。
特に中堅・中小企業のトップ層は、こういう状況下でも何となく
「人は採れるだろう」と軽く考えている方が少なくないので注意を
喚起したいところです。
こういう状況下で自社に有益な学生を「選び」、そういう学生から
「選んでもらう」には如何にすればよいのか?
そのためには採用選考のプロセスを通じ如何に学生から「共感」し
てもらえるかがポイントになってまいります。
■自社の価値観に合った人材の把握
学生から「共感」してもらうには、まず自社が「共感」できる学生、
即ち自社が必要とする人材(=合っている人材)はどのような人材
なのかを把握することが第一です。
人材要件というとどうしても能力や知識、性格といったことにのみ
目を向けがちですが、むしろ重要なのは自社が必要とする人材はど
のような価値観(=タイプ)の学生なのかということです。
自社の企業理念や社風、業界や仕事の特性からどういうタイプの人
材が必要かを把握し、そのタイプの人材に対してアプローチをかけ
なければ結局ミスマッチを起こしてしまいます。
例えば、私がかつて所属していたような情報サービス企業であれば、
採用職種はSEがメインですので、求める人材のタイプとしては、
仕事そのものの面白さやスキルアップに関心があり、やりたい仕事
ができる環境があることを志向する傾向がある人材ということにな
ります。
■ターゲット人材の価値観にフックするPR展開
自社が必要とする人材のタイプが把握できたとして、どのようにし
てそのような人材の母集団を形成していけばよいのかということで
すが、ターゲット人材が共感するポイントに重点を置いたPRを行
う必要があります。
例えば、情報サービス企業であれば、仕事の専門性の高さや面白さ、
スキルアップできる環境などを重点的にPRするといった感じです。
また、大手就職サイトでのPRのみでは自社情報は埋没しがちです
ので、自社の必要とするタイプに絞り込んでの志向別WEB−DM
の配信や、自業界や自社特性に合った特徴のある就職サイトへの掲
載やテーマ別の合同セミナーへの参加なども活用されるとよいでし
ょう。
■学生の目線に立った選考プロセスの設計
媒体PRなどで母集団を形成し、学生受入〜選考〜フォローと進め
ていくわけですが、そのプロセスも如何に共感してもらうかがポイ
ントになります。
学生は複数の企業を受験していますので当然ながら複数の企業を比
較選別します。特に今の学生はインターネットが当たり前の世の中
で膨大な情報のシャワーを浴びていますので、ある意味大変目が肥
えているわけです。
その中で学生の選択肢に残るためには学生受入後の選考プロセスに
おいても如何に共感してもらえるかがポイントであり、その視点か
らプロセス設計を行う必要があります。
ここでは共感をうむ会社説明会、面接、内定フォローの基本的なポ
イントを挙げておきます。
<会社説明会>
・適度な時間:学生の集中力を考慮すると担当者の説明は質疑応答
を含めてMAX60分以内に収めるのが良いと思います。
・少人数制:少人数であればあるほど企業と学生の距離感は近くな
ります。距離感が近くなれば当然共感度は高くなります。
・社員とのふれあいの場の提供:説明会に足を運ぶまではバーチャ
ルな活動です。ここで生身の社員との交流をはかることでリアル
なPRを行い共感度をアップします。
<面接>
今の学生は面接対策など万全の準備で臨んできます。
一方、企業側はどうかというと面接官は採用担当者以外は現場の
管理職などが担当することも多く、そういう人たちは面接につい
てトレーニングを受けたこともなく面接の素人であることが多い
のが実情です。
これでは学生に手玉を取られたり悪い印象を与えかねません。最
低限、面接に携わる担当者には面接のマナー(礼儀、傾聴の姿勢)、
面接でのスタンス(面接は応募者に話をさせる場である、批判は
厳禁)をしっかり身につけさせておく必要があります。
場合によっては外部の面接官向けのトレーニングを受講するのも
よいかもしれません。
<内定フォロー>
内定フォローの基本は1対1の個別フォローです。
会社からの期待感を伝えるとともに一人ひとりの状況を把握しそ
れぞれの状況に応じて不安を払拭してあげたり、一緒になって考
えてあげるといったスタンスで対応することが重要です。
また、最近は担当者の負荷軽減とフォロー効果アップのための内
定フォローシステムなども出てきていますのでそのようなツール
を活用するのも一つの方法です。
以上、簡単ではありますが「共感」をキーワードに新卒採用のポイ
ントを説明いたしました。
読みいただいた企業の皆様に少しでもご参考にしていただけました
ら幸いです。
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《今週のコンサルタント》
弥永 尚(いやなが たかし)
採用エージェンシー弥永事務所 代表
1963年大阪生まれ、山口育ち。1986年、早稲田大学教育学
部卒業後、川鉄システム開発株式会社(現JFEシステムズ(株))
入社。SE業務を経験後、1992年より採用業務を担当。200
2年、独立系SIベンチャーに入社、新卒採用業務を担当。※企業
での採用業務経験12年。2004年9月、採用エージェンシー弥
永事務所設立。様々な業界の企業の採用業務代行、採用コンサルテ
ィングを請け負っている。
《経営堂・詳細プロフィールはこちら》
《私のお薦めビジネス書》
『若者はなぜ会社選びに失敗するのか』
著者:渡邉 正裕 出版社:東洋経済
本書はこれから就職を控えた学生をターゲットに書かれた書ですが、
わが社はどうだろうかという視点で読んでいくと参考になる点が多
々あると思います。企業の採用担当者の方にお勧めの書籍です。
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《今週のコンサルタント・インタビュー》
●コンサルタントになったきっかけはなんですか?
採用業務に長く携わっているうちに採用できる企業とできない企
業、内定がもらえる学生ともらえない学生の二極化が進んでいく
状況を目の当たりにし、何かおかしい、何とかならないものかと
いう思いが大きくなってきました。
そのようなときに、前職の企業の業績が悪化し採用を中止すると
いう状態になったのを機に、これまでの経験を活かし、人財面か
ら企業のお役に立てればと思ったのがきっかけです。
又、その時期に相談に乗ってもらった人材会社の社長さんから、
「独立してみれば?」とプッシュされたのも大きかったように思い
ます。
●コンサルタントとして一番心掛けていることはなんですか?
月並みかもしれませんが、お客様の視線にたって誠実に取り組む
ことでしょうか?
私の場合、法人ではなく個人事業主なので信用、実績の面でどう
しても見劣りしてしまいます。ですのでいただいた仕事には誠実
に取り組み成果をだすように心掛けています。
また、この分野は就職情報会社出身の方は多いようですが、私の
ように採用業務出身者はそう多くないので、採用担当者の目線か
ら業務を行うようにしています。
●コンサルタントを活用する企業にアドバイスを!
就職情報会社は自社媒体に関する提案やノウハウは高いものがあ
りますが、あくまで自社のものに限ってのこと。
採用にかけられる予算やマンパワーなど企業によって事情は様々
です。
まだまだ採用に関する経験の少ない企業様の場合、媒体に関する
プランニングにとどまらず、トータル的なプランニングや助言を
お求めの際は我々のようなコンサルタントを活用することも一つ
の方法だと思います。
●PR
私の場合、出身母体はBtoBの情報サービス企業ですので世間
一般の認知度は決して高くありませんでした。そのような認知度
の決して高くない企業の採用担当/責任者として採用計画立案〜
活動推進まで全てを経験してまいりました。
そのような経験を活かし、有名ブランド企業に比べ予算やマンパ
ワー面で制約のある中堅・中小企業様にとって効果的な採用計画
立案〜活動の実施まで、採用する側の目線にたったサポートを行
ってまいります!
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☆☆製造業コストダウンセミナーのご案内(6/8金・銀座にて)☆☆
【高収益を目指す製造業のための
製品設計コストダウン&経費削減 事例セミナー】
景況感が大きく改善する中、高収益体質を実現している製造業と、
資金繰りの厳しい製造業の差がより一層鮮明になっています。
これはまさにマネジメント能力の差と言っても過言ではありません。
本セミナーでは製造業マネジメントの重要課題のひとつである「コ
ストダウン」をテーマに、製品設計コストダウンと経費削減の事例
を中心に2名のコンサルタントより解説します。
※製品設計コストダウンでは平均10〜42%、経費削減では平均4%
(事務用品)〜67%(郵便料金)の実績を上げた、説得力のある事
例をご紹介します。
■期待する効果
1.コストダウンすべき対象や基本的な考え方が整理できる!
2.他社のコストダウの実例を知ることができる!
3.明日から会社で実践すべきポイントを理解できる!
■主なセミナー内容
【第一部】「明日から出来るコストダウン!
〜会社の経費を無理なく削減する方法〜」
◆講師:株式会社コストダウン代表取締役/片桐明氏
(1)節約でない、仕組みで経費削減する方法
(2)勘定科目別 コストダウンの手法
(3)コストダウン実績と事例紹介
【第二部】「製品改革・改善・コストダウンの法則」
◆講師:テクノオリジン代表/山本展敬氏
(1)製品開発・設計業務コストダウンの基本法則
(2)社内コストダウンプロジェクトの進め方
(3)コストダウン実績と事例 ※製品コストダウン実績10〜42%
・技術経営的改善(製品に関わる改善)
・業務改善(業務に関わる改善)
■対象者:製造業の経営者・役員・部門マネージャーの方など
■開催日:2007年6月8日(金)13:15〜17:00
■会場:U.S.エデュケーション・ネットワーク セミナールーム2
■参加費/定員 5,000円(1名様)/定員40名
※2名ご参加割引=9,000円(2名様同時にお申込みの場合)
※3名ご参加割引=12,000円(3名様 〃)
■主催:株式会社コンサルジェント(03-3231-7889 担当:小林)
■詳細&お申し込みはこちら↓
http://www.keieido.net/seminar-t/cons_02.html
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《編集後記》
今週の弥永さんは、採用コンサルティングを請け負っているコンサ
ルタントです。この分野の支援は一企業に深く関わっていきますの
で実務も多く、地方出張も重なったりで、日々忙しくされています。
特に彼は採用業務出身者であり“採用担当者の目線”から業務を行
うという専門性が高いこともありますが、地方の企業が交通費や宿
泊費を捻出してまでも「弥永さんにお願いしたい!」という背景に
は、企業が「採用」という切実な問題を抱えているからでしょうか。
最近、友人が転職エージェントを通じ、IPOを目指すベンチャー
企業へ入社しました。エージェントを数社使い分け、紹介された企
業を何社も自分が納得いくまで面談していましたが、結局、入社を
決めた会社では、普段は表に出ない企業側のエージェントも登場し、
役員全員から「ぜひ、入社してください!!!」と懇願されたそう。
この友人ようにスキルの高い人材はどの企業でも必要としています
が、実際のところ埋もれている人材を発掘するのは、至難の業です。
企業が「選ぶ」時代は終わりました。これからは「選んでもらう」
企業になれるよう、採用のプロにお任せあれ〜(^▽^@)ノ(にしだ)
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