∽∽‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥∽∽
◆◇◆◇　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
◇◆◇　経営革新！１００人のコンサルが語る事業成功の秘訣　　　◇
◆◇　　　　　　　　　　　　　第４７２号【09/02/04】　　　　　　　　　　◇◆
◇　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇◆◇
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ◇◆◇◆
∽∽‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥∽∽
《PR》　　人の本質を“見抜く科学”エマジェネティックス　　
　　　　　　　　　　　　『ＥＧ基礎研修』のご案内

　　〜マイクロソフト・ヒルトンホテルなど
　　　世界の有力企業が導入した人材開発プログラム〜

ＥＧとはプロファイリング（心理測定）を用いた研修プログラムで、
３０万人以上の事例が蓄積されたデータベースを基に思考パターン
と行動パターンの分析を行う、信頼性の高い研修プログラムです。

◆2009年2月26日(木)13:30〜18:30／スター貸会議室市ヶ谷（九段）
◆参加費：31,500円※プロファイル・テキスト・昼食・飲物代含む
★詳細＆お申し込みはこちらから⇒⇒⇒　http://yas-corp.com/


=============================================================
《今回のCONTENTS》

１．『非合理経営のススメ』　　　　　　　　　　　　　菅　正至

２．今週のおすすめセミナー(2/20大阪）
　　　 【金融不況に負けるな！銀行交渉・債務減免スキームとは？】


=============================================================


『非合理経営のススメ』


これまで経営革新とは合理化のことであった。

無駄を排除し、最高の効率性を実現するべく社内を合理化すること
が成功要因であると誰も疑わなかった。人事の世界でも成果主義と
いう合理性に基づく施策が広まったことは周知のことである。

しかし、すべてのことを合理化することが本当に強い会社を作るこ
とになるのであろうか？

かなり昔の話であるがホワイトカラーの生産性を高めるタイムマネ
ジメントが流行ったことがあった。

日々の業務の内容を最大限に効率化するためにトイレの時間まで管
理したという極端な会社もあった。こうした施策が経営の効率にあ
まり寄与せず、社員の不満を買っただけに終わるのに時間はかから
なかったようだ。

すぐにこの流行は消えていった。そして、時代は経て、成果主義と
いう合理性が現れてきた。中高年の賃金を抑えるという本音が裏に
あったにしろ、導入にあたっては経済的な合理性で正当化された。

結果はどうであったであろうか？

行き過ぎた成果主義は拝金主義と人心の荒廃をもたらしただけで、
賃金を抑えられるという実利はあったにせよ、強い会社への変革へ
の道具にはならなかった。

実際に成果主義を廃止する会社も続々出てきている。

人間の内発的モチベーションは外部からの合理的な管理を嫌う。極
端に管理された状況に置かれるとストレスが増すのが人間の性であ
る。

退職勧奨を行う企業は、必ず対象となる社員の管理を強める。会社
の目標予算から算出された時間あたりの貢献期待値と社員の時間あ
たりのコストを毎週のように比較管理するような極端なことをやる
会社もある。

こうした管理を行うと社員は退職勧奨するまでもなく自主的に会社
を辞めるようである。それほど合理的な管理ということは社員にと
って毒となるものである。

一方、社員の目標のベクトルをあわせ戦略的方向性を実現するには
合理的な管理が必須である。したがって管理のない会社は放漫経営
で方向性を失い厳しい競合に勝ち残ってはいけないであろう。

合理性に基づく管理のない会社は会社の態をなしていないといって
過言ではない。したがって会社の本質は、そもそも人間の本性と相
容れないものなのだ。

合理性を追求すれば社員の心は荒み、合理性を排除すれば放漫経営
になる。要するに合理性にバランス感覚が必要なのである。

経営者は何に合理性を求め、何に非合理性を与えるかを考える必要
があるであろう。

長期にわたって強い会社は、企業文化のうえで「厳しさ」と「ぬる
さ」が共存しているものである。「ぬるさ」は非合理の世界である。

理屈では正当化できない世界かもしれない。しかし、その「ぬるさ」
が「厳しさ」を土台で支えていることもあるのだ。企業文化におい
て余裕のない会社は殺伐としている。

結果として社員の定着率が悪かったり、創造的な新規事業に失敗し
ていたりする。非合理という無駄の必要性を再度考えるのも良いと
思う。

合理性と非合理性のバランスを取るという意味で、経営者のミッシ
ョンは企業文化の創造とリーダーシップであるということは納得で
きるところだ。

欧米的な合理性一辺倒のマネジメントではなく、日本的な知恵に基
づく強い会社がこれから多く出現することを望む次第である。


=============================================================
《今週のコンサルタント》
菅　正至（すが　まさし）
すが事務所　代表

「組織変革およびリストラの専門家」

１９５８年、広島生まれ。１９８４年、慶應義塾大学・経済学部卒。
外資系コンサルティングファーム国際部マネジャー、外資系ＩＴ企
業経営管理室長及び社長室長、外資系ＩＴ企業人事本部長などを歴
任。中小企業診断士。


《経営堂・詳細プロフィールはこちら》


《私のお薦めビジネス書》

『強い会社は社員が偉い―社員様第一経営のススメ』
著者：永禮　弘之　　出版社：日経ＢＰ社

最近出版された私の友人の著書ですが、いろんな会社が抱えている
人事面の課題が平易に書かれており、経営者および人事担当者にと
って共感しえる内容となっていると思います。人事的課題に対する
解決のヒントとなる本だと思いますね。
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4822247082/consulgent-22/ref=nosim


=============================================================
《今週のコンサルタント・インタビュー》


●コンサルタントになったきっかけはなんですか？


　 もともと経営に対する関心が学生時代から強かったことと、いろ
　 んな人たちと交流できることで自分の視野を広げることのできる
　 仕事だからです。

　 やはり人生の醍醐味は常に新たな人と出会えることですよね。


●コンサルタントとして一番心掛けていることはなんですか？


　 常にクライアントに対して実利があるコンサルティングを心がけ
　 ています。別に学者ではないので現実的な利益がなければコンサ
　 ルタントの存在価値はないと思っています。


●コンサルタントを活用する企業にアドバイスを！


　 自社の枠にはない発想を持ち合わせるマネジメントの触媒だと考
　 えて欲しいですね。コンサルタントは触媒ですから、もともと化
　 学反応が起きない土壌では活躍できません。

　 こうした意味で外注業者とも違います。あくまで企業と一体とな
　 って意味のある仕事になるということをご理解していただければ
　 嬉しいです。


●ＰＲ


　 国内の案件だけでなく、海外進出などの国際案件も手がけていま
　 す。まずは、お気軽にご相談いただけると嬉しいです。



=============================================================
☆☆今週のおすすめセミナー☆☆

【金融不況に負けるな！銀行交渉・債務減免スキームとは？】
〜クライアントから　本当に助かりましたの声〜

あの２００社以上の企業で７００億の債務減免実績のある
柴口先生のノウハウを実感できるセミナー！！
http://www.keieido.net/seminar-o/cons_01.html

年間この不況下にどう立ち向かうのか。

関西の中小企業の活性化に是非お役に立ちたいという思いからコン
サルジェントが自信を持ってお薦めする財務救済セミナーです。

事業再生のスキームはたくさん有りますが、本当に喜ばれるスキー
ムをご存知ですか？

本当に多くの方に是非お知りになって頂きたいと願っております。
弊社も１０数社以上のクライアントから本当に良かったのお声を
頂いております。是非、その目でお確かめ下さい！！！

★日時：２００９年２月２０日（金）１８：３０〜２０：３０

●場所：大阪市立生涯学習センターなんばＯＣＡＴ　第３研修室
●定員：３０名　※定員なり次第締め切らせていただきます
●参加費：２，０００円（税込）※当日申し受けます

＜詳細＞
http://www.keieido.net/seminar-o/cons_01.html

（主催：コンサルジェントより一言）

この度、柴口敏一先生の債務減免セミナーを開催させて頂く事にな
りました。柴口先生には、弊社からも約６年で１０数社ご紹介させ
て頂いた事例が御座いますが、最初は本当に債務減免が出来るので
すか？？と言われる中小企業様が殆どでしたが、最後には『本当に
助かった』というお声を頂いております。

この未曾有の金融状況に是非、少しでもお役に立ちたいと思ってお
ります。３００社のコンサルタントと提携をしている弊社が自信を
持ってお薦め致したく存じております。セミナーでお待ち申し上げ
ております！→ http://www.keieido.net/seminar-o/cons_01.html


=============================================================
《編集後記》
今週の菅正至さんは、“企業経営のマネジメント・アドバイザー”
として多忙な経営者のため１年３６５日、日の出から深夜まで対応
中のパワフルなコンサルタントです。経営革新、リストラ、企業・
組織変革など、会社の大きな変革を行うには社内のリソースだけで
は難しいことが多くありますよね。菅さんの場合、これまでに１６
０社以上の案件対応の経験と経営者とのディスカッションから経営
のアイデアを生み、そのアイデアによる経営戦略策定を的確に行い
ますので、経営課題のワンストップショッピングを実現しています。

また、外資系コンサルティングファームの国際部でマネジャーを務
めた経験から海外進出や日本市場へ参入する企業の総合サポートも
お得意です。中小企業診断士の資格を有し、何でも相談できる何処
よりも敷居の低いコンサルティング事務所を目指すことをミッショ
ンに掲げ、モットーは長期的視点でクライアントとお付き合いし成
功を共有すること。経営に行き詰まったり、誰かと経営戦略などの
相談をしたくなった場合は、お気軽にどうぞ〜(=^ー゜)ノ（にしだ）

∽∽‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥∽∽
◆◇　発行元：経営コンサルタントの購買代理エージェント　◆◇
〜御社の課題に最適な経営コンサルタントを無料でご紹介します！
《株式会社コンサルジェント》　http://www.consulgent.co.jp
◆経営コンサルタント探しの『経営堂』 http://www.keieido.net
◇研修・セミナー講師探しの『研修堂』http://www.kenshudo.net
〒103-0023　東京都中央区日本橋本町1-10-2きめたハウジング６Ｆ
〒541-0054　大阪市中央区南本町２−１−１本町サザンビル８Ｆ
★ご意見・お問合せは： http://www.keieido.net/inquiry.html
※本メールマガジンの著作権は発行者・執筆者に帰属し、無断転載
することを禁止します。※同僚・知人へのご紹介・転送歓迎します
∽∽‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥∽∽
このマガジンは[まぐまぐ] http://www.mag2.com/を利用して発行
しています。登録解除は http://www.mag2.com/m/0000085773.htm
∽∽‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥∽∽