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◇◆◇　経営革新！１００人のコンサルが語る事業成功の秘訣　　　◇
◆◇　　　　　　　　　　　　　第４７４号【09/02/18】　　　　　　　　　　◇◆
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《今回のCONTENTS》

１．『酒気帯び運転を絶対にしていない！って言い切れますか？』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 森　英昭

２．今週のコンサルタント森英昭氏おすすめセミナー(3/5東京）

３．今週のおすすめ情報　３月開講 in大阪／主催：毎日新聞社
　　　 “関西初”年間定額制の社員サービス『毎日ビジネス講座』

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『酒気帯び運転を絶対にしていない！って言い切れますか？』


新聞を読んでいると「飲酒運転」、「酒気帯び運転」という記事が
後を絶ちません。今月も消防署員、刑務官、市議、教論、市職員が
事故を起こしたり、検挙された等あり得ないような記事が出ていま
す。

昨年１１月には全日空で、国内線に乗務予定だったパイロットの呼
気からアルコールが検出され、乗務を外したケースが２件もあった
という記事も出ていました。

道路交通法の罰則も厳しくなり、呼気中のアルコール濃度基準が
０.１５％と引き下げられ、罰則も５年以下の懲役または１００万
円以下の罰金。

更に飲酒運転幇助行為に関しても、車輌提供で５年以下の懲役また
は１００万円以下の罰金。酒類の提供や、同乗した場合でも、３年
以下の懲役または、５０万円以下の罰金となり、今後の改正内容を
見ても、酒酔い運転での免許欠格期間の延長が決まっております。

会社に対しての罰則も、トラック運送事業の場合、事業所ぐるみで
酒気帯び運転などの悪質違反を命じた場合、または容認した場合、
７日間の事業停止。

悪質違反を伴う重大事故を引き起こした当事者であり、当該違反を
防止するための「指導監督が不十分であった場合」、３日間の事業
停止等がある他、全ての企業において「社員が酒気帯び運転」をし
ていたことが報道されてしまえば、社会的信用が無くなり、企業の
存続すら危ぶまれることになりかねません。

前置きはこれくらいにして・・・


業務で車輌を使用している企業の多くは、「アルコールチェッカー」
というものを利用していると思いますし、飲酒運転防止マニュアル
を作成し活用している企業もあると思います。

しかし、酒気帯び運転対策はそれで十分なのでしょうか？
残念ながら、多くの企業にまだまだ問題があります。

例を挙げると、まず「アルコールチェッカー」の精度問題です。

少なくとも警察が使用している検知器と、一般に販売されているも
のの精度は違いますし、安価なものは「目安」にしかならないケー
スが殆どです。

運転者によっては、ちょっとまずいかな？と思っていれば、息を吹
きかける「フリ」だけしてクリアしてしまうケースもあるでしょう。

また、きちんとメンテナンス対応をしていなければ、精度が落ちて
いても気が付かずに利用していることや、場合によっては故障した
ものを利用していたりします（私の顧問先でも現実に故障したま
ま利用していたケースがありました）。

更にガムやコーヒー等の香料や、タバコの煙で反応してしまうもの
もあり、アルコールチェッカーの検査結果を信用していない管理者
が「飲んでないよね？」と確認してＯＫしてしまうケースがあった
り、替わりの運転者が居ないとか、人間関係が悪くなるのを恐れて、
黙認という最悪のケースもあるようです。

さすがに、「出勤前に一杯飲んできた」なんて運転者は例外として、
実際にアルコールチェッカーで反応した運転者へヒアリングすると、
「寝酒を少し飲んだだけ」や、「飲酒後１２時間休みました」とい
う声が返ってきます。そうです、本人は悪気が無いのです。

つまり、「知識不足」が大きな問題なのです。

実は、アルコールが体内から完全に抜けるのに、どのくらいの時間
を要するか？しっかり理解している人は意外と少ないのです。

因みに冒頭で全日空パイロットのことを書きましたが、法律では飛
行機のパイロットは勤務の「８時間以内」に飲酒してはならないと
なっており、全日空では自社基準を「１２時間以内」に飲酒しては
ならないとしたそうです。

それでもアルコールチェッカーで反応するパイロットがいるために、
「ビール中瓶２本または日本酒２合程度まで」と飲む量までを規則
に入れたと聞いています。

しかし、残念ながらプライベートを監視することは出来ません。

飲酒に対する正しい知識を教育することが、酒気帯び運転を防止す
る、唯一の手段なのです。

アルコールチェッカーで反応したということは、もし自動車通勤を
していれば、通勤時点で酒気帯び運転を行ったことになりますし、
長距離で仮眠前に飲酒習慣があればかなり危険です。

あなたの会社ではどの様な指導、チェックをしていますか？
酒気帯び運転が絶対無い！と言い切れますか？


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《今週のコンサルタント》
森　英昭（もり　ひであき）
株式会社伸　代表取締役

「多くの仮説からトライアンドエラーを繰り返し、成功へ導きます」

１９６８年生まれ、４０歳。大手食品商社のルートセールスとして
７年間２ｔ車に乗り、後３年間営業マンとして部門再優秀賞、優秀
賞を連続受賞。自分の力を試したく、物流機器製造販売のベンチャ
ー企業へ転職。物流改善のコンサルティングと営業部長を経験し、
２０００年に物流と営業のコンサルタントとして独立。営業コンサ
ル先より実務も請け負って欲しいという要望を頂き、セールスレッ
プ（営業代行）業務を開始。２００８年（株）伸の代表取締役とな
る。現在でも机上論ではなく、営業マンや、ドライバーの気持ちを
理解した上での教育等、現場第一主義のコンサルタント業務を行う。


《経営堂・詳細プロフィールはこちら》



《私のお薦めビジネス書》

『毎朝１分で人生は変わる』
著者：三宅　裕之　　出版社：サンマーク出版

自己啓発本の一種ですが、内容が著者の実体験含めかなり具体的に
書かれ、読みやすい上、自分自身が参考となることや、コンサルタ
ントとしての指導方法として参考になる内容も多々あり、経営者か
ら管理職、一般の社員から、学生までの幅広い層にお勧めできる一
冊です。
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4763198181/consulgent-22/ref=nosim

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《今週のコンサルタント・インタビュー》


●コンサルタントになったきっかけはなんですか？


　 営業の基本は「提案営業」イコール「コンサルティング営業」と
　 いう考えより、営業マンになった時から自分はコンサルタントだ
　 と思っております。

　 商社での２ｔ車の運転経験や、受発注、仕分け業務、物流機器の
　 営業等、物流業界の経験を生かし、物流と営業を専門とするコン
　 サルタントという、業界でも珍しいコンサルタントとなりました。


●コンサルタントとして一番心掛けていることはなんですか？


　 机上論をいくら並べても意味がないので、とにかく現場主義で実
　 践可能なコンサルティングプランを立てることを心掛けておりま
　 す。その考えで、いつも実務まで先頭立って行ったりします。


●コンサルタントを活用する企業にアドバイスを！


　 最近即効性を求められたり、成果のコミットを求められることが
　 多々ありますが、PDCAサイクルを回し、成功するための方法を一
　 緒に考えるのがコンサルタントだと思います。

　 コンサルタント任せにせず、自分たちで何とかするんだ！という
　 強い意志の上で、自社に足りない部分をコンサルタントに依頼さ
　 れた方が成果が出やすいと思います。


●ＰＲ


　 ５年連続事故減少、新人事故件数半減、前年対比事故件数２０％
　 削減と、Ｇマーク（安全性優良事業所）取得をはじめ、安全教育
　 での成果が続々出ております。

　 営業コンサルも含め、１〜２年前にお手伝いさせて頂いていた企
　 業様より、再度ご契約頂くことが多くなっております。

　 今年からは感謝の気持ちを込めて、社会貢献活動として「酒気帯
　 び運転撲滅」に空いた時間を費やしたいと考えております。



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☆☆今週のコンサルタント森英昭氏おすすめセミナー☆☆

【受講無料】『“悪意の無い”酒気帯び運転防止セミナー』

※セミナー案内をご覧になる前に、必ずコラム↑↑をお読み下さい※

運行管理者資格と、特定非営利活動法人ＡＳＫ認定飲酒運転防止イ
ンストラクターの称号を持ち、７年間トラック運送事業者の運行管
理者教育や、ドライバー教育の実務を行ってきたコンサルタントが、
酒気帯び運転を防止するための、現実的で分かりやすい解説を行い、
飲酒トラブルを未然に防ぐ経営者、管理者を増やすための無料セミ
ナーです。

また、３月１７日より第二期生の募集が開始されるＡＳＫ認定「飲
酒運転防止インストラクター」養成講座を紹介し、多くの企業内で
同様の講座が積極的に開催されることを強く希望しています。

■受講対象

商業用自動車を保有している企業の経営者、教育担当責任者、安全
運転管理責任者、運行管理責任者等

■セミナー内容

アルコールの「１単位」と体質／「酔いの正体」と運転への影響／
「寝酒の落とし穴」と「節酒のコツ」／飲酒運転防止インストラク
ターになる方法／自動車事故（飲酒に限らず）を減らすための質疑
応答

【注】本セミナーは「飲酒運転防止インストラクター」養成講座で
はありません。

■開催日時

３月５日（木）、１１日（水）、１６日（月）、２４日（火）、
４月８日（水）で、いずれも１７：００〜１９：００

■定員：１開催１０名以内（１社２名まで）で受付順

■場所：東京都中央区日本橋大伝馬町2-5-5F　（株）伸　会議室

■受講費用：無料

※ただしアルコール体質判定キッド代等の教材費として、
お１人様／３００円（税込）申し受けます

■ホームページよりお申込み下さい↓
http://www.executive.jp/nobu/seminar.html


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☆☆今週のおすすめ情報☆☆

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《編集後記》
今週の森英昭さんは、物流改善と営業なら教育から実務までご支援
するコンサルタントです。一見、物流コンサルと営業コンサルでは
全く異なる事業なのですが、それらを結ぶのは「ルートセールス」
というキーワード。今や情報やお金はインターネットでやり取りす
る時代ですが、「もの」は必ず“人”が運びます。実際のお客様と
接する機会はドライバーさんが圧倒的に多いというのが現実です。

そこで自身の２ｔ車のドライバー経験や物流会社の営業経験を生か
し、ルートセールスの方が必要とする知識と技能をコンサルティン
グすることを柱とし、さらには「コンサルタントの机上論だけでは、
成功する会社は無い！」という考えの下、実務の代行も行い机上論
を“現実”に変えていくことをモットーとしている森さんですヨ♪

また今年から「酒気帯び運転撲滅」に力を入れていらっしゃるよう
で、アルコール薬物問題全国市民協会認定の飲酒運転防止インスト
ラクターとしてもご活躍中とのこと。３月からは飲酒トラブルを未
然に防ぐ経営者、管理者を増やす為の無料セミナーを開催されます。

私達の生活や仕事には無くてはならない自動車。それが飲酒運転を
した途端に恐ろしい凶器とかし、命に関わる事例も少なくはありま
せん。たとえ１人でもドライバーを抱える企業様にはご参加頂き、
その目でその耳で現状を感じて頂きたいですね（゜-゜)ノ（にしだ）


↓森さんが講師を務められるセミナーはこちらです↓

【受講無料】『“悪意の無い”酒気帯び運転防止セミナー』
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◆◇　発行元：経営コンサルタントの購買代理エージェント　◆◇
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することを禁止します。※同僚・知人へのご紹介・転送歓迎します
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