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◇◆◇ 経営革新!100人のコンサルが語る事業成功の秘訣 ◇
◆◇ 第494号【09/07/08】 ◇◆
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《今回のCONTENTS》
1.『企業人材とサッカー日本代表〜社外出向のススメ〜』
小林 茂雄
2.今週のおすすめ情報(7/9 0:00〜7/10 23:59)
「世界一の会社をつくった男」アマゾンキャンペーンのお知らせ
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『企業人材とサッカー日本代表〜社外出向のススメ〜』
ある大手IT系製造企業での話です。私はそこで、(その企業の)
お客様に提案できる新規企画のコンサル兼社内講師をしていました。
対象は若手から中堅社員。営業現場においても、お客様に直接対応
する役割を担うクラスです。
トレーニング(講義)はケーススタディが主です。私の経験から、
お客様に提案する企画というのは、ビジネスロジックから端を発す
るのではなく、先にアイディアを出し、その後、ビジネスロジック
を当てはめていく(アイディアを科学する)ほうが、良い企画が出
ると思うからです。
対象の社員には、敢えてフレーム的なものを与えず、自由な発想で
アイディアを出してもらいます。そうして、各々が出したアイディ
アをビジネスロジックに当てはめる作業をしてもらい、企画として
のクオリティを上げていってもらいます。
中には、ビジネスロジックを当てはめるうちに、アイディア自体が
変わっていったり、アイディアそのものがやり直しになるケースも
あります。ま、それを含めて、トレーニングだと思うのです。
その企業は、非常に大手で、官公庁やら地方自治体、金融大手など
のお客さんも多く、何かを企画して提案する、ってことは少ないよ
うです。
まぁ、我々、中小企業にしてみれば、羨ましい限りなんですが、そ
ういった企業は企業なりに、社員の企画力レベルが落ちる、私企業
として足腰が弱くなるのでは・・・という懸念はあるようです。
(だから、私が呼ばれてるんでしょうけど・笑)
多くの社員さんは、非常にちゃんとしています。
この「ちゃんとしている」ってのは便利な言葉なんですが、「育ち
が良いなぁ」って感じがするのです。時間には遅刻しませんし、ケ
ーススタディなんかもサボりません。
しかし、社員の人たちの多くに、何か、勝手に型にはまってしまっ
ている感じがしました。
メーカーだから最終的に品物を売るってのは当たり前・・・っての
はあるかもしれませんが、自分の日常の仕事に置き換える、という
名の「型」にはまっているのです。
世間のニュースとかも、一応知っています。しかし、そこから、何
かを発想するってことは、非常に少ない。最終的に官公庁や自治体
などの事情に合わせた提案になっていきます。
ふーむ・・この「殻が破れない状態」、どこかで見たような・・・
あ、サッカー日本代表っぽいな、と。面白くないんですわ。尖って
なくて。
中には、「企画得意ですぅ!」って人がいますが、どちらかという
と、頭デッカチで知識は豊富にあるけど、自らの感性でアイディア
を組み立てる人はレアです。
でも、その社員たちは、最初からそうだったのでしょうか?
もっと自分の感性で物事を考えたりしていたのではないでしょうか?
それが、大企業に入って、まじめに仕事をこなせばこなすほどに、
感性も無くなってしまったのかもしれません。
良くも悪くも、人は環境の影響を強く受けます。企業の良いところ
も悪いところも、すべてが環境であり、その影響を人は受けます
(育つとも言います)。大企業のすばらしいところはたくさんあり
ます。
しかし、こと、ビジネスアイディアの柔軟的発想力の育成に関して
は、もっとも悪い環境なのかもしれません。
私が教えた生徒さん(社員)も、世の中の出来事は、とっても「他
人事感」いっぱいです。
ふーん、大変だぁ・・・って日経新聞、読んでるのだと思います。
そこから、ビジネスを発想したりはしません。ニュースはニュース、
仕事は仕事です。
中小零細企業だと違いますよね。もう少し、世の中に敏になります。
これ、環境を変えない限り、変わりません。
転職や独立すれば、一発変換なのですが、社員を教育するために会
社を辞めさせては本末転倒なので(笑)、大企業の社員は、グルー
プ外の企業へ出向をすれば良いのではないかと思います。
関連会社への出向ではダメ。特に機能会社ではダメダメです。環境
を変え、目線を変え、ビジネス感性を磨くっていう目的には合いま
せん。
なぜなら、機能会社は、ある意味、親会社よりも、ビジネス的に鈍
感でも良いからです。
ずいぶん前に「県庁の星」ってドラマがあったと思いますが(原作
はマンガです)、これも、県庁職員の一応エリートさんが、県下の
スーパーに出向に行って、苦労の末、視野が広がり、考え方が変わ
り、県庁職員に戻っても良い仕事をした(正確には「しそうな感じ」
で終わった)ってストーリーです。
大企業の人も、どんどん、社外の中小零細に出向させると良いと思
いますね。ビジネスも世の中も、よく見えるようになります。
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《今週のコンサルタント》
小林 茂雄(こばやし しげお)
株式会社シープロド 代表取締役
「ネットを生かしたビジネス戦略、企画の構築、運用ノウハウ提供」
1964年生まれ。早稲田大学卒業後、新卒でリクルートに入社。
編集、制作から営業、マーケテ ィングと情報誌全般の業務に携わ
る。30歳前に辞めないとカッコ悪い・・・というR社的理由で、
ソフトバンクに転職。パソコン誌の編集者を経て、ヤフージャパン
のプロデューサーになる。ヤフートラベル、ヤフー不動産などの立
ち上げを担当し、ライコスジャパンに移る。メディア以外のネット
ビジネスを経験したく、アクセンチュアにて戦略コンサルタントに
なる。2000年、株式会社シープロドを創設、代表に就任する。
《経営堂・詳細プロフィールはこちら》
《私のお薦めビジネス書》
『花神《上・下》』著者:司馬 遼太郎 出版社:新潮社
ビジネス書はあまり読みませんので、本書をお勧めします。主人公
の大村益次郎(村田蔵六)は、靖国神 社に像が立っていることか
らもわかるように、新政府軍の軍事参謀です(長州の人です)。も
ともとは医者になろうとして、蘭語、英語を勉強しましたが、時代
の流れで、兵学書を翻訳するはめになり、そのまま軍事参謀になっ
てしまいます。英語の兵学書の中にある「Private(二等兵)」を
「足軽」と訳すセンスがすばらしい。こういった、想像力はビジネ
スにも大切だと思いますね。
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4101152179/consulgent-22/ref=nosim
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《今週のコンサルタント・インタビュー》
●コンサルタントになったきっかけはなんですか?
「コンサルタント」って、呼ばれたのはアクセンチュアに入った
ときからです。
基本的には、非常に現場の人だったので、アクセンチュアの純粋
培養コンサルタントや、中途入社MBAホルダーの中では、ぽっ
かり浮いた存在でした(笑)。
●コンサルタントとして一番心掛けていることはなんですか?
ふーむ、「知識の羅列」に陥らないことでしょうか。
自分の経験、知識を、お客様の状況に合わせてアレンジして伝え
(大村益次郎 のように・笑)、何よりも自分の経験、知識を要
素として、「考える」ことが大事だと思います。
そこは個々人のセンスです。そういう意味では、難しい仕事です
よね。
●コンサルタントを活用する企業にアドバイスを!
良いコンサルタントは、経験、知識があり、一緒に考えます。
しかし、コンサルタントには絶対わからない部分があります。
それは、「人」です。
もっというと「人の感情」「人間関係」です。
そこを理解、共有することで、コンサルタントのパフォーマンス
は上がります。なぜなら、往々にして、それらは問題の根本だっ
たりするからです。
コンサルタントに、それらを理解、共有できるような場を与えて
くださると、良いと思います。
●PR
ネットを使ったビジネスコンサルを得意としています。
パソコン、携帯などを通じ、もはや人々の「常用ツール」となっ
たインターネット。企業のビジネスに使わないほうが不可解です。
ネットのビジネス使途としては、とかく宣伝広告が言われがちで
すが、それだけではありません。
社内活性化、業務効率向上、顧客フォロー、社内教育などなど、
ビジネスのあらゆる側面に使えるのがネットです。また、企業規
模の大小関係なく、効果が出るのもネットの特徴です。
ぜひ、一度、貴社の事業課題をお聞かせください。
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☆☆今週のおすすめ情報☆☆
知人の後藤勇人さんが3作目の書籍を出版しました。
<日本一の個人投資家 竹田和平氏 推薦!>
「世界一の会社をつくった男」(中経出版)
http://www.zenkokujinzai.com/info.cfm?id=87
<死の寸前から、世界一まで這い上がった奇跡の物語!>
今、テレビ局関係者からドキュメンタリードラマの話が舞い込む
一人の男の人生を赤裸々に語った感動の物語があります。
もしあなたがまったく英語が出来ない状況で、今から40年も前の
日本人がほとんどいないニューヨークで、たった500ドルだけの
お金を持たされて、放り出されたらどうしますか?
ほとんどの人がその場から逃げだし、日本に逃げ帰ることでしょう
しかし、その状況から奇跡を起こし、世界一にまで上り詰めた一人
の日本人がいました。その人の名は、横内祐一郎といいます。
彼の人生は壮絶です、ふてくされて街をぶらついていた20歳の時、
街でばったり出会った恩師に「ばかやろー」と一括された時から彼
の人生が変わり始めます。彼は・・・
<キャンペーンに参加すると多くの特典が付いています>
7月9日0:00〜10日23:59まで
「世界一の会社をつくった男」アマゾンキャンペーン実施します。
http://www.zenkokujinzai.com/info.cfm?id=87
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《編集後記》
今週のコンサルタント小林茂雄さんは、リクルート、ソフトバンク、
ヤフージャパン、アンダーセン(現アクセンチュア)などを経て現
職という華麗なご経歴。ネットビジネスにおける主要企業の立ち上
げ等を数多く担当された、eビジネスのプロフェッショナルです。
この5月からは、企業の人材戦略(新卒採用、中途採用、雇用調整)
をネットとリアル双方で支援する人材マッチングサービス「Be-N
(Be Necessary)」」の企画&運営も本格的に稼動。企業と就職希望
者をネットワーク化し、それぞれのニーズをマッチングすることで
企業の人材における課題を解決することをビジョンとしています。
また採用後のミスマッチを削減するために、学生と企業とのざっく
ばらんな懇親会を主催。少しお酒を交え、打ち解けた雰囲気の中で
ディスカッションすることで、お互いの個性が見えてくると好評で
す。ご興味のある方は、お声掛け下さいませ〜(⌒∇⌒)ノ(にしだ)
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