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◇◆◇　経営革新！１００人のコンサルが語る事業成功の秘訣　　　◇
◆◇　　　　　　　　　　　　　第５０４号【09/09/16】　　　　　　　　　　◇◆
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《今回のCONTENTS》

１．『日本企業が取り戻した「理念経営」の落とし穴』　武田　斉紀

２．今週のおすすめセミナー（明後日１８日開催です！／東京）
　 政権交代に対応【派遣先指揮命令者の為“派遣法対策セミナー”】

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『日本企業が取り戻した「理念経営」の落とし穴』


■長寿企業を誇る日本が、この一年で取り戻したもの


サブプライムローン問題の発覚から早や一年。行きすぎた資本主義
の反省から、日本企業は本来の姿を取り戻しつつあるように思いま
す。

本来の姿とは何か─「理念を中心に置いた経営＝理念経営」です。

「経営者と社員が事業を通してめざす姿を共有し、全員で追求して
いく経営」のことです。

日経新聞によれば、世界で２５０年以上続いている企業の、実に３
分の２が日本企業だそうです。

元来、強い日本企業はこだわりに満ちていました。

固執し過ぎた企業は消えて行きましたが、変えてはいけないものと
変えるべきものを整理し、お客様や時代に合わせて適合していった
企業が、日本には多かったのです。


■昭和の企業理念は、平成では通用しない


戦後から高度成長期、企業理念として独自の社是や社訓を掲げた企
業が少なくありませんでした。


◆現パナソニックの綱領
　 「産業人タルノ本分ニ徹シ・・・」

◆現ソニーの設立趣意書
　 「真面目ナル技術者ノ技能ヲ最高度ニ発揮セシムベキ・・・」

◆トヨタの豊田綱領
　 「一、上下一致、至誠業務に服し・・・」


などなど。

昭和の日本企業は、社長自らその意味を説明し、先輩から後輩へと
語り継ぐことで全員に徹底していました。可能にしたのが終身雇用
・年功序列という仕組みです。

ところが平成の現在はどうでしょう。

中途入社が増えて上司は自分より年次が下。部下にはパート、アル
バイト、派遣社員がいていつも一緒にいられない。外国人社員には
文化はもちろん言葉さえも通じない。

お客様のニーズが一人ひとり異なり、目まぐるしく変化する平成。

社員全員が、先輩や上司に頼ることなく短期間で企業理念を理解し、
現場で判断して行動しなければ、お客様のニーズに答えることはで
きません。

現場レベルですぐに理解し行動できる“２ウェイ”な企業理念が必
要なのです。


■企業理念コンサルタントの誕生


因みに先ほどの３社はすでに手を打っています。

果たして貴社の企業理念は、新入社員が読んでも理解できる言葉や
表現になっているでしょうか。口語でも抽象的でわかりにくい表現
になってはいないでしょうか。

自社のことは、自社の目だけではなかなかわからないものです。

また表現にはプロが必要で、平成の時代に合った共有浸透のノウハ
ウも社内にはありません。

こうした背景から、企業理念コンサルタントへのニーズが生まれて
きたように思います。


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《今週のコンサルタント》
武田　斉紀（たけだ　よしのり）
企業理念コンサルタント
ブライトサイド コーポレーション　代表取締役社長

「経営の考え、方針を理念にまとめて浸透させ貴社を元気にします！」

１９６２年生まれ。８６年、東京大学卒、株式会社リクルート入社。
人事部を経てＨＲ事業部へ。大手から中小まであらゆる規模、あら
ゆる業種の企業を対象に、採用・組織作りやブランド構築を支援。
その後マーケティングの新規事業立ち上げに参画し、軌道に乗せて
退職。２００３年９月に企業理念を専門とするコンサルティング会
社、ブライトサイド コーポレーション（正式名称ブライトサイド
株式会社）を設立、現在に至る。日本一のコピーライター集団「Ｔ
ＣＣ（東京コピーライターズクラブ）」会員、「東京西ロータリー
クラブ」会員。著書『なぜ社長の話はわかりにくいのか』（ＰＨＰ
研究所）、『新スペシャリストになろう！』（ＰＨＰ研究所、海外
でも発売）。経産省、内閣府他、民間企業および全国の自治体で講
演多数。


《経営堂・詳細プロフィールはこちら》



《私のお薦めビジネス書》

『できる会社の社是・社訓』
著者：千野　浩著　　出版社：新潮新書

企業理念、経営理念を理解する上での入門編です。具体的な社名と
理念や理念の一部となる社訓が紹介されています。
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4106102110/consulgent-22/ref=nosim


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《今週のコンサルタント・インタビュー》


●コンサルタントになったきっかけはなんですか？


　 お客様にノウハウをご提供して課題解決を実現し、お金をいただ
　 くという、ダイナミックでわかりやすい仕事が好きだったからで
　 す。

　 私は新卒で入った会社で１６年間、「採用・人事・組織作り」
　 「マーケティング」「ブランディング」の仕事を、大手から中小
　 まで、あらゆる業種で担当しましたが、ある時私が担ってきた仕
　 事のすべての中心には「企業理念」が存在することに気が付いた
　 のです。

　 その会社には当時、企業理念コンサルティングができる土壌がな
　 かったので、自分で会社を立ち上げることにしました。


●コンサルタントとして一番心掛けていることはなんですか？


　 ポリシーは３つです。
　

　 １）経営の根幹となる「企業理念ありき」で、すべての企業活動
　 の具現化をご支援すること。

　 ２）その際、経営、社員、顧客、社会、株主の５つの視点でご提
　 案すること。特に経営者は他の４つが幸せであれば幸せにならな
　 いわけがないので、「社長は最後に喜んでください」と申し上げ
　 ています。

　 ３）結果にこだわること。たとえば理念に共感する人材採用の支
　 援では、若手の採用担当者の横について具体的なアドバイスまで
　 し、育成もしながら結果をめざします。


●コンサルタントを活用する企業にアドバイスを！


　 独自理論や横文字に惑わされることなく、冷静にコンサルタント
　 個人の実力を見極めることをお薦めします。

　 どれだけさまざまなケースを経験しているか、成功事例だけでは
　 なく、失敗事例にも通じているかが力量を分けると思います。

　 限られた経験では、貴社にとって適切なアドバイスができるとは
　 限らないからです。優秀なコンサルタントは貴社の現状を十分に
　 理解し、最適な解決“レシピ”を用意してくれます。

　 また同業界の先進事例を知りたければ、業界専門コンサルタントが
　 有効ですが、他社がやっていないことを実現したいなら、多くの
　 業界を知るコンサルタントをお勧めします。

　 一生懸命勉強する頭のいいコンサルタントなら、業界の事情はす
　 ぐに理解してくれます。その上で業界の常識の矛盾や、新たな視
　 点を提供してくれるはずです。


●ＰＲ


　 日経ビジネスオンラインにて記事コラムを配信中、人気ランキン
　 グ２位を獲得！

　 企業理念の明確化・浸透について書いた近著『なぜ社長の話はわ
　 かりにくいのか』（ＰＨＰ研究所）のエッセンスをご紹介した記
　 事コラム、『社長の話がわかりやすい会社は伸びる』を日経ビジ
　 ネスオンラインにて配信中です。

　http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090630/198951/

　※２ページ目以降を見るには、無料の簡単な会員登録が必要です。
　 ご了承ください。


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☆☆今週のおすすめセミナー／主催：キャプラン株式会社☆☆

　　　『派遣先指揮命令者ための“派遣法対策セミナー”』
　　　　http://www.keieido.net/caplan/02.html


〜実際に職場で派遣社員を使用される方向けに
派遣法の理解を深めていただける研修をご用意しました！〜

労働者派遣法には細かな規定があり、派遣社員を受け入れる企業の
担当者はそれらを理解しなければなりません。現在の契約が適切か
どうか不安、法令順守の為に労働者派遣法のポイントを知りたい、
などお考えの皆様に、実践的で適切な派遣活用法をご理解いただき、
健全な労働者派遣の活用のお手伝いをさせていただければ幸いです。

【セミナープログラム 】
１．行政の動き
２．労働力需給調整
３．使用責任
４．偽装請負とは
５．景気の悪化と派遣
６．派遣契約の業務
７．今後の法改正の動き
・・・政権交代での派遣法改正の動きをタイムリーにご紹介！！

●日時：2009年9月18日（金）14：00〜17：00
●場所：コンフォート（外苑前駅より徒歩3分）
●費用：14,700円(税込/1名様) ※複数申込割引あり
●対象：派遣先指揮命令者、派遣先ご担当者、人事・総務ご担当者
●講師：石野　琢也氏（キャプラン契約講師）


　　　　　　　　▽▼詳細＆お申し込みはこちらから▼▽
　　　　　 http://www.keieido.net/caplan/02.html

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《編集後記》
今週のコンサルタント武田斉紀さんは、“理念浸透コンサルタント”。
つまり、企業理念の明確化＆浸透に関する専門家というわけです♪

リクルートでブランドコンサルティングやマーケティングの新規事
業立上げに携わり、多くの企業を経営支援する中で「経営の中心に
明確な理念を置いている企業とは、社員が生き生きと働き、顧客や
社会に支持され、永続的に発展成長していく力を持っている！」と
の確信を得て、独立。ご支援の特徴としては、企業理念を始めとす
るコーポレートキャッチや社長のメッセージを社員一人ひとりにわ
かりやすく伝わるように、コピーライターが言語化してくれること。

そしてそれを何時でも何処でも誰しもが確認できるよう、ハンドブ
ックを作成するという裏技を駆使。会社や経営者をより身近に感じ
ることで、理念に共感する優秀な人材を育てていくという手法です。
うちも、そろそろクレドを導入しようか・・とお考えの企業様のご
意向にも沿うよう、コンサルティングメニューが組まれていますよ！

これまで某大手グループ会社の理念を作成し、各社のシナジーで新
たなステージへ導いたり、創業理念を再確認し生き返ったベンチャ
ー企業などなど、武田さんには多数の実績があります〜。そろそろ
御社の企業理念を社員に浸透させ、“真に強い企業になるため”の
ノウハウを手に入れてみませんか？┗(＾▽^)(^▽＾)┛（にしだ）

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◆◇　発行元：経営コンサルタントの購買代理エージェント　◆◇
〜御社の課題に最適な経営コンサルタントを無料でご紹介します！
《株式会社コンサルジェント》　http://www.consulgent.co.jp
◆経営コンサルタント探しの『経営堂』 http://www.keieido.net
◇研修・セミナー講師探しの『研修堂』http://www.kenshudo.net
〒103-0023　東京都中央区日本橋本町1-10-2きめたハウジング６Ｆ
〒541-0054　大阪市中央区南本町２−１−１本町サザンビル８Ｆ
★ご意見・お問合せは： http://www.keieido.net/inquiry.html
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