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◇◆◇ 経営革新!100人のコンサルが語る事業成功の秘訣 ◇
◆◇ 第511号【09/11/04】 ◇◆
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《今回のCONTENTS》
1.『魂の入った「事業計画書」の作り方とは』 原 眞司
2.今週のおすすめ情報【農耕営業メール講座のご案内】
3.編集後記
4.融資対策は万全?プロが教える資金調達セミナーのご案内
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『魂の入った「事業計画書」の作り方とは』
小規模で人材紹介業を営むC社の社長から、事業計画書の作成で相
談したいという連絡がありました。
C社の社長は、私が独立する前からの旧知で世話になったこともあ
り、私に出来ることならと相談に乗ることにしました。
昨秋以来の景況悪化で人材紹介業も中途採用が細り、非常に経営に
苦しんでいるようです。そういえば大手のリストラも報じられてい
たから零細であればなおさらでしょう。
ついては運転資金の融資を金融機関にお願いするつもりだが、確実
に借入をしたいので事業計画書の作成について、アドバイスをお願
いしたいという。
当座、差し当たって資金繰りに窮することはないものの余裕を見て
運転資金を手当しておきたいとのことです。確かに資金繰りが常に
頭にあっては本業に身が入りません。
零細や中小の場合、金繰りに追われるようになるとまず立ち行かな
くなるのが普通なので早速、事業計画書の作成に取り掛かることに
しました。
手順としては社長は、私がヒアリングして体裁の整ったものを仕上
げることを期待していたようですが、ベースはあえて社長自身に作
成してもらうことにしました。
これが私の流儀です。
社長は経理関係があまり得意な人ではありません。基本的なフォー
マットに所定の数字を入れるのも慣れないことなので、最初は不満
ありげな様子でしたが、自分でリアルな数字を入れるうちに近い将
来の自分の会社が見えてきたようで、数時間で目の色が変わってき
ました。
私の狙いもそこにありました。
数字の妥当性についての検証は一緒に行いますが実際の数字を置く
ことは社長自身にしてもらわなければなりません。
資金借入の事業計画書とは借入のための計画書ではありません。
返済のための計画書です。
幾ら金融機関は融資が仕事といっても返済の目途が不確実な企業に
融資してくれるほど甘くはありません。
どういうキャッシュ・フローで借入返済の原資が生まれるのか、そ
この説明が甘くては、借りられるお金も借入することはできません。
社長は自分で数字を入れ、シュミレーションするうちに経常的な費
用を抑えなくては借入をしても早晩、資金繰りに窮することがわか
ったようです。
そう言えばこの苦境時にもかかわらず社長は新規に人を雇い入れて
いました。現実を見れば、とてもその余裕はありません。また事業
所の家賃負担が大きいこともわかりました。
その日、結局結論は出ませんでしたが、数日、社長は自社のリスト
ラについて考えたようです。思い詰めた表情で、試雇の本採用を見
送ることと事務所の移転を決断してこられました。
根が優しい人なので、本採用を見送ることについては苦渋の決断だ
ったようです。
私とて軽々に本採用を見送ることなど進言したくはありません。
しかしこのままでは立ちゆかなければ仕方がありません。
会社の存続をはかるのが経営トップの使命です。
ときに自分の哲学、理念に反することもあるでしょう。
しかし非情の決断をするのがトップの仕事です。事業計画書を自身
で作成することにより社長は、その必要性を理解したようでした。
この苦渋の決断を反映した事業計画書は、非常に説得力の強いもの
になりました。なぜなら誰かに作らせたものではなく社長自身が作
成したものであり、数字の細部について自身で説明ができるからで
す。
それが自ずと迫力を生みます。
結果として魂の入った事業計画書となりました。
後日、金融機関から資金融資の決裁が下りたことは言うまでもあり
ません。
このように事業計画書の作成支援について私は、最初は当事者自身
に作成してもらうことにしています。
単に作成作業を請け負って、もっともらしい事業計画書を作成する
ことが真の意味での経営コンサルティングではないと考えているか
らです。
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《今週のコンサルタント》
原 眞司(はら しんじ)
株式会社上場サポート 代表取締役
「熱い思いを持った真っ当なベンチャー、中小企業の経営基盤整備
を全力でサポートします」
1957年生まれ。早稲田大学商学部卒業後、シャープ(株)に入
社、主に経営管理業務に従事。その後大手広告代理店で経営企画、
上場準備に従事、ネットベンチャーで監査役を経験した後、ファー
マライズ(株)で上場準備室長としてJASDAQ上場を実現。その
後、ベンチャー管理本部長を経て、2009年3月株式公開支援コ
ンサルティングの会社、(株)上場サポートを設立株式公開支援が
主たる事業ですが、事業計画書の作成支援、経営管理体制整備等も
手掛けています。
《経営堂・詳細プロフィールはこちら》
《私のお薦めビジネス書》
1)『プロフェッショナルの条件─いかに成果をあげ、成長するか』
著者:P.F.ドラッカー 出版社:ダイヤモンド社
私が初めて手にしたドラッカーの著書。ドラッカーの書を手にした
のは、実は遅かったのですがこの本でドラッカーに出会い、そして
信奉者となりました。どんな立場であれ、業種であれ、プロフェッ
ショナルを志向する人必携の本だと思います。
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2)『「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法
─チラシ・DM・ホームページがスゴ腕営業マンに変わる!』
著者:岡本 竜彦 出版社:ダイヤモンド社
1枚のアンケートで、効果的な販促戦略を構築する方法が書かれた
本です。たった1枚のアンケートでも、ポイントをついた質問を並
べると有用な情報を入手できる。非常に説得力のある内容です。
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《今週のコンサルタント・インタビュー》
●コンサルタントになったきっかけはなんですか?
数社で経営企画を経験するうちに、私は自分の性格、そしてもの
の考え方が、こうした仕事に向いていること、そして第三者的な
立場で多くの企業の経営改善に関与したいと考えたことが契機で
す。
●コンサルタントとして一番心掛けていることはなんですか?
月並みかもしれませんが、徹底して顧客(クライアント)の立場
で考え、顧客のニーズに応えることです。これが原点であり、自
分に強く課していることです。
そして求められているニーズ以上の役務を提供できて、はじめて
評価をいただけるものと考えています。
●コンサルタントを活用する企業にアドバイスを!
経営には第三者的な視点が絶対に必要です。多くの企業は客観的
な視点を失って経営不振に陥ります。
そういう危機感を覚えたときこそ、コンサルタントを活用してく
ださい。信頼できるコンサルタントの客観的な意見は必ず役に立
つはずです。
コンサルタントは、人として信頼できるか、一緒に仕事ができる
人間か、人物本位で選んでください。
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大企業から中小企業、ベンチャー等複数の企業を経験してきまし
た。今コンサルタントとして、その経験が生きていると感じてい
ます。
中小企業やベンチャーが直面する経営課題には、かたちだけのお
題目ではなくて、リアルで泥臭い対応が欠かせないと身をもって
知っています。外側からの批評ではなくあたかも内側の社員であ
るかのような視点に立って、仕事に臨むこと、それが私の信条で
あり、強みでもあります。
経営顧問というご用命も承っております。まずはお会いして人物
本位でご判断いただければ、必ず有用な存在となるでしょう。
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株式公開やベンチャー、中小企業の経営について書いています。
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《編集後記》
今週のコンサルタント原眞司さんは、株式公開の準備支援と予算管
理制度整備サポートの専門家。これまで4社の中小企業、ベンチャ
ー各社で上場準備責任者としてジャスダック上場の実績があり、そ
のご経歴を活かし、独立されました。また上場する・しないは別に
して、会社を強くするための有効なプロセスとして経営管理体制の
強化は欠かせません!と原氏。経営者は孤独です。ときに経営に関
して、第三者による適確な意見を聞きたい場合も多いことでしょう。
特にベンチャー・中小企業の弱点は、経営を担う人材の不足があり
ます。まわりがYESマンばかりでは困るし、かといって何かにつ
けて反対する人間ばかりでも扱いが難しい・・・。原さんの強みと
して複数のベンチャーや中小企業に在籍し、内側の人間として経営
に関与したことから、経営の実態とは泥臭くて生々しいものとわか
っているからこそ、どう対応したらいいかという的確なノウハウが
活きるのです。彼は、頼もしい右腕になること間違いナシですね♪
いずれ株式公開をしたいけども「当社は株式公開できるのか」「当
社は株式公開するメリットがあるのか」「どのような手順を踏めば
いいのか」などを知りたいという企業様も大歓迎。ご相談は無料で
すので、まずはお気軽にお問い合わせ下さい((o(^∇^)o))(にしだ)
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