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◇◆◇ 経営革新!100人のコンサルが語る事業成功の秘訣 ◇
◆◇ 第555号【10/09/15】 ◇◆
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《今日のCONTENTS》
1.『経営者へ送るメッセージ
─組織は人を知るリーダーの為に働く』 深堀 孝
2.今週のおすすめ講座
【経営コンサルタント独立開業講座】10月開講です!
3.編集後記
4.今週のおすすめビジネス書 ※日本生産管理学会・学会賞受賞!
【プロジェクトを必ず成功させる生産管理システム構築のすべて】
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『経営者へ送るメッセージ─組織は人を知るリーダーの為に働く』
激変する社会環境の中、その変化のスピードに対応する事が勝ち抜
いて行く上で、重要なポイントとしてクローズアップされています。
一般的に「企業として生き残りをかけ○○をテーマに取り組みます」
など生き残るという言葉の意味が放つ効果を考えないで、企業再生
や戦略の実現へ向けて取り組んでいる企業をよく聞きます。
念の為その言葉の意味は─
「生き残る」・・・死なないで生存して残る、もう少しで死んでし
まう処死なずに済む。と言う解釈です。
この文言の中には、一歩間違うと玉砕と合い通じる事の意味合いが
含まれており、名誉や忠義を重んじて潔く死ぬ事を「ビジネス戦士」
の間違った「美」と捉える考え方が潜んでいます。まさに時代錯誤
も甚だしい指揮命令の言葉へと繋がります。
これまでにメディア・マスコミを通しマイナスイメージで賑わせた
多くの企業の中で、会社の売り上げや利益を上げるためだけを大義
とし、また一部の役職者の保全のためにその組織を縦割りのみで
統制している企業など、未だこのようなフレーズで、会社全体を間
違った方向へ導いて先導している企業があるようです。
一方、「勝ち抜く」・・・次々に相手を破って勝ち通す。どんな事
があっても勝つ。
この文言の意味合いは、一致団結、勝ち抜いて優勝を争う事へ繋げ
ると言うフレーズです。まさに全員プレイヤー的発想で、どれだけ
ポジティブで前向きなフレーズでしょう。
その言葉の根底にあるのは、働く仲間、メンバー、パートナーとし
て相手の存在を認めており、「人を道具の一部」として扱っていな
い背景があります。
まさに逆ピラミット組織の背景がある会社程、その傾向が強いよう
です。まさに部下とか管下とか言葉自体存在していない企業なので
しょう。
【事例】
・業種:地元不動産仲介業者
・創立:20年
・従業員数:130名
・テーマ:「営業力強化を計り、次期営業統括責任者の育成」
上記のテーマで、1年契約でコンサルティングに入る。経営側幹部
とのブリーフィングを行い、1年間のカリキュラムおよびコンサル
ティングスケジュールを作成し指導に当たる(実はこの会社を鍛え
るには相当重たいテーマでした。何故ならば・・・)
打ち合わせ当初より、経営側の発言にトップダウンが多く、部下に
対し上から目線の発想を大変強く感じていました。
実際コンサル指導に入り、営業幹部メンバー(平均年齢32歳)と
接していくと、大変ポジティブで吸収意欲も高く、日頃業績だけの
追求で、具体的業務スキルの習得向上、運営などを指導されていな
い事を痛感しました(経営側はよく指導していると、その気にはな
っている様ですが・・・)
それは目標に対する拘りや、計画的な営業ビジョンなど全くなく、
ただ毎日出勤し、形だけの朝礼があり、来られたお客様に応対する
ごく当たり前の業務風景でしたね。
よくこれで此処まで来たなという感じを持ちましたが、オーナー自
身、別会社も2社抱えており「よきにはからえ」でも自身の生活は
困ることなく、ただその組織は鳥合の集団でした。
また自身の都合と気分により、会議を召集したり、夜中まで打ち合
わせを行う等、まさに人は道具としか考えてない経営者でした。
しかし考えてみれば、コンサルタントとしてはこの会社を変化させ
る事は大変自身の得意分野なんだと言う考えから、視点を変え、以
下3本の「組織強化プログラム」を計画しの実行に努めて行きまし
た。
<組織強化プログラム>
1.経営層への帝王学指導。(経営者含む)
1.全職員のお客様応対スキルとサービス体制造り。
(マナーは当然、お客様の視点での応対スキル)
1.営業職・営業管理職強化研修。
(講義、研修、実地訓練、システム造り、目標管理など)
【営業力強化を計り、次期営業統括責任者の育成】
◆社長:
・社内の営業マンが、目標に対す責任感が全くないんだよね。
・自分たちで決めた目標なのに、簡単に諦める。
・最後まで目標をやろうとしない。
・だから単純に、出来たら給料をいくら上げると言うように変えよ
うかと思うよ。
・ボーナスに反映し、出来たらいくらと言う決め方にしようと思う
よ。
・会議でも意見を言わず、ただハイとしか言わない。
・何か言ってくれればいいのに・・・。
◆他役員
・報告書はいい加減で書き方を知らないよね。
・聞けば応えるけど、聞かないなら報告にもこない。
・だからニンジンを与えてやらせるしかないよね。
・生き残るには営業が頑張らないと・・・。
→数字だけで人を判断する会社に良く聞かれるお話ですね。全てと
は言いませんが、比較的多いのでは・・・。指導者自身、人を育て
た経験もない方の見方ですね。
→営業力を強化する前に、営業統括責任者を創る前に、経営者層そ
れぞれの器を造り変える事が急務です。
この会社のコンサルの中で、社長含む経営層と月に2〜3回は食事
しながら意見交換し、1年間を通しその心を変化させる事にチャン
レンジです。
するとどうでしょう、これまでに自分たちが行ってきた事の一つ一
つに、拘りがない事に気が付き、また人を動かすそのフレームさえ
ない事に気がついていきます。
まさに人の生活を預かっているという考え方が欠けていたと言って
も過言ではありません。
「組織強化プログラム」NO1のプログラム運営の中、対象者の変
化が表れ、その言動にこれまでと違う事が続けられる様になり、N
O2、NO3の運営に影響し、順調に会社全体のテーマとして全員
参加で行われるように変化していきました。
■経営者の皆さん!!!
・自身が変われる勇気が有りますか?
・社内業務の運営だけで社員を見ていると人の長所が見えませんよ。
自身が変われば、また変わろうとするならば、社員は必ず見習いま
す。
考え方の基本は、
1.人を育て
2.組織強化を計る事
が基本ですね。
すると従業員の立場で考えてみると、自ずと自身の経営スタンスも
変化が必要であると気付くはずです。もしお気付きにならないので
あれば、組織の育成発展は望めませんよ。
上記の会社では、立派に営業組織が出来上がり、それぞれのチーム
で主体的に業務運営がなされているとのことです。
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《今週のコンサルタント》
深堀 孝(ふかほり たかし)
ワイズ・ライフ・アカデミア 代表
「現場・現物・現実的指導をテーマにトータルソリューションを提供」
1953年生まれ。保険会社勤務時代、組織、支社及び部門の管理・
監督職を務め、本社・首都圏を始め全国9ヶ所で本格的な人事労務
管理、人事・教育育成、マーケティング対策、営業企画・組織戦略
等の推進に努める。同様のスキルを活かし、2004年に独立。省
庁官公庁から一般企業に至るまで、様々な業界でマーケットリサー
チ、マーケットソリューション、人事/教育コンサルティング、人
事労務管理指導、教育・研修企画運営、人材育成システム等を実践
し、指導にあたる。これまでの指導先は1900社。食生活アドバ
イザー、接客サービスマナーインストラクター。
《経営堂・詳細プロフィールはこちら》
《私のお勧めビジネス書》
『医者と薬に頼らない 病気の「本当の治し方」』
著者:世古口 祐司 出版社:現代書林
日本における食文化の崩壊が感じられる中、病気が蔓延し、日本人
の身体を蝕んでいる現状を正しく認識する必要がある。「病院へ行
き病気になり、薬を飲んで病気が増える」今の日本の現状です。企
業経営者を始め関わる全従業員様へ、身体は食べ物で出来ています
よ!健康と元気は違いますよ!ビジネスにおける勝ち抜き戦は、最
後は健康が決め手ですよ!等別の角度からコンサルとしてアドバイ
スしていきたい。
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《今週のコンサルタント・インタビュー》
●コンサルタントになったきっかけはなんですか?
人事教育部門から必然的にトータル指導を行う。
●コンサルタントとして一番心掛けていることはなんですか?
(1)古い考え方、習慣を捨て去る勇気、
(2)新しい考え方、発想、行動等取り入れる柔軟性
(3)古い考え方でも守るべき伝統、文化を守り抜く胆力
●コンサルタントを活用する企業にアドバイスを!
企業の売り上げも大事ですが、行うビジネスでどのような社会貢
献へ繋がっているのかを、常に自問自答する2H3G(※)のフ
ットワークが必要です。
※2H3Gとは・・・
★ヘッドワーク(H)
知恵を出し、工夫しながら常に相手の立場で考える「知」
★ハートワーク(H)
お客様、お取引先、従業員、そのすべての家族への「気遣い、
心使い」
☆現場(G)、現実(G)、現物指導(G)が重要です。
これら3Gも掴まないまま、経験と勘と根性論だけで、会社経
営を行い、また社員への対応を行い、まさに今のお客様、社会
にエゴを追求する経営に対する指摘です。
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☆☆今週のおすすめ講座☆☆
「経営堂」運営会社・コンサルジェント代表が直接指導する、
【経営コンサルタント独立開業講座】10月開講です!
経営コンサルタントで独立・開業するのは簡単。しかし5年後に、
どれだけ生き残っているでしょうか?満足する売上を達成できて
いるのでしょうか?コンサルティング営業の厳しい現場で10年間、
エージェント会社として年間300件以上の依頼を獲得してきた営
業手法を、独立準備中のみなさまへお伝えします(少人数限定)。
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《編集後記》
今週のコンサルタント深堀孝さんは、「現場・現物・現実的指導を
テーマにトータルソリューションからコアマネジメントへアプロー
チ!」をモットーとして活躍中です。これまでの経験から得意分野
は人事・教育、営業支援、マーケットリサーチまで幅広くカバー。
コンサル業+研修の実績は、陸上自衛隊、官公庁、銀行、ホテル、
観光、JR関連、飲食FC、タクシー、運輸業など、多業種に及び、
現在までの支援先は何と1900社に及ぶのですから実力はもちろ
ん、信頼度も高いということになります。実際にお話しをしてみる
と言葉づかいがとても美しく丁寧で、大手生保険会社では入社最短
で支社長に抜擢されただけあって、ガッツも半端じゃないですヨ。
また研修講師としての特徴として、研修を受講してから一定時間経
過すると「忘れ去る研修」にするのではなく、受講時のモチベーシ
ョンを持続可能にする独自ノウハウを駆使するため、実践イメージ
を体感し、行動イメージを創造し、実践行動力へアシストします!
具体的には現状を振り返る事により、今後の取り組みイメージを育
み、実践行動アクションを明確にしていきます。さらには最も必要
な「空読力」を伝授し、その感性を磨くノウハウを導入しますので
成果が表れやすいことが人気の秘訣で〜すo(*^▽^*)o♪(にしだ)
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>>日本生産管理学会の学会賞(実務書)を受賞致しました!!<<
日本の製造業では、満足に動いている生産管理システムは数多くあ
りません。それは「生産管理=MRP=生産計画+購買」という、
開発者の思い込みが原因ではないでしょうか。著者の豊富な製造業
のコンサルティング経験にもとづいて、関連サブシステムの要求定
義の勘どころと、MRPやBOMなどの設計ポイントを具体的に説
明します。製造業で生産管理に携わる実務者、並びに生産管理シス
テムを開発するSEの皆さんに、研修資料としてお勧めします!
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★著者・北村友博氏のプロフィール
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