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◇◆◇ 経営革新!100人のコンサルが語る事業成功の秘訣 ◇
◆◇ 第562号【10/11/04】 ◇◆
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《今日のCONTENTS》
1.『マニュアルづくりで会社の成長発展を実現する!』
島倉 大輔
2.【中村天風・成功手帳─2011年版】のご案内
3.編集後記
4.今週のおすすめセミナー いよいよ来週です!(11/8 東京)
【出版への最短距離を目指す!コンサル出版セミナー】
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『マニュアルづくりで会社の成長発展を実現する!』
■マニュアルを作成して会社の業績を伸ばす!
マニュアルというと画一的で融通の利かない対応というイメージを
思い浮かべる方が多いかもしれません。
またマニュアルを作るのは、大変地味な作業であり、しかも手間が
かかるために、多くの会社ではマニュアルを作りたがらない傾向が
あります。
マニュアルを作らない理由として真っ先にあげられるのが、うちの
会社では特殊な仕事をしているからマニュアル化は難しいという理
由。思わず納得してしまいそうになりますが、実はすべての会社が
特殊な仕事をしているのです。
マニュアルによって会社を大きく成長させている大手フランチャイ
ズやファーストフードなどの業界の仕事はまさに特殊そのもの。し
かし、それらの会社では、仕事の特殊性を考慮しながらマニュアル
を作成、改訂し続けることで会社の成長を実現しているのです。
「マニュアル人間」という言葉にあるように、マニュアルというと
臨機応変な対応がとれない、または自分で考えて行動することがで
きないというような批判的な意見がよく聞かれますが、マニュアル
の存在理由や活用方法などが正しく理解されていないことが原因だ
と考えられます。
マニュアルとは、書いてある通りにやれば誰もが成果をだせる仕事
のやり方がまとめられたもの、それがマニュアルなのです。
このようなマニュアルの基本的な考え方が理解されていないために、
中小企業はもちろん、上場を控えている成長企業や大手企業であっ
てもマニュアルの整備が進んでいません。
逆に、マニュアルをきちんと整備することがライバル会社に勝つ競
争優位性にもなります。
優秀な人材を採用することも大切ですが、既存社員の能力の底上げ
をする方がはるかに会社の業績は伸びます。ですから、会社の成長
を加速化するには、マニュアルの整備が必要なのです。
■基本となる型を身につけさせることが大切
「守破離」とは、江戸時代に茶匠である川上不白が茶道の修行段階
を表現する際に用いた言葉です。
「守」とは、師匠の教えや型を正確かつ忠実に守り、身に付ける
「学び」の段階、「破」とは、それまで身に付けた技や形をさらに
洗練させ、自己の個性を創造する段階、「離」とは、さらに前進さ
せ、独自の道を確立する段階のことです。
この「守破離」のなかで、もっとも重要なステップは何か。「破」
でも、「離」でもありません。「守」がもっとも重要なのです。
「守」をマスターしなければ、「破」や「離」の域に達することは
できません。まず基本の型をしっかりと学ぶことが重要であること
を説いています。
新人や若手のなかには個性やオリジナルだけを重視して、基本の型
を軽視する人たちがいますが、そのような人は「破」「離」の域に
達することはできません。
人材が成長するには、「守」を大事にすることなのです。トップセ
ールスなど仕事のできる人ほど基本となる型を大切にしています。
マニュアルはその基本となる型を身につける最適な教育ツールなの
です。
つまり、貴社にマニュアルが整備されていなければ、新人や若手社
員は基本となる仕事の型を学ぶことできず、いつまで経っても一人
前にはなれません。
■会社が次の成長フェーズに進む
業務の受け継ぎが口頭でなされ、文書で残すことが習慣化していな
い会社が少なくありません。このようなやり方では人が入れ替わる
と同時に会社からノウハウが消えてしまうということになりかねま
せん。
会社を発展させるには、先輩社員から新人、若手社員へと業務が引
き継がれ、社内にノウハウが蓄積されていくことが必要になります。
そこで、活躍するのがマニュアルです。
マニュアルの作成を通じて、会社にノウハウを文書化して、記録に
残すという文化が定着するようになります。文書化する習慣が会社
に根付くことで、「成功事例からノウハウを吸収する組織」「失敗
事例から学ぶ組織」へと会社が進化します。
マニュアルを作成するのは大変な作業ですが、営業・業務プロセス
改善、組織変革、新人や若手社員の早期育成、ノウハウ流出の防止、
学習する組織への転換など、得られるメリットははかりしれないも
のがあります。
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《今週のコンサルタント》
島倉 大輔(しまくら だいすけ)
株式会社マーキュリーコンサルティング 代表取締役
「中小企業の成長発展に必要なノウハウをトータルに提供する」
1974年生まれ。筑波大学大学院経営・政策科学研究科修士課程
修了 MBA。さらに、博士課程に進学して、博士号取得。博士号
取得後、外資系・国内独立系コンサルティング会社を経て、株式会
社マーキュリーコンサルティングを設立。顧客企業である中小企業
が、国内だけでなく世界で勝つために必要な支援を行っている。ま
た、財団法人埼玉県中小企業振興公社をはじめ、各都道府県中小企
業振興支援センターの専門家として、中小零細企業の経営支援や独
立・創業支援をする傍ら、全国の大学、商工会議所、商工会、青年
会議所、金融機関などの主催による講演会の講師として活躍。年間
100件以上の講演活動を精力的にこなしている。
《経営堂・詳細プロフィールはこちら》
《私のお勧めビジネス書》
『大人げない大人になれ!』
著者:成毛 眞 出版社:ダイヤモンド社
マイクロソフト日本法人の社長として活躍した成毛眞さんが「大人
げなさ」について書いた本。いつのまにか仕事をこなしていくうち
にすべての人が大人になっていく。そして、大事なスピリッツを失
っていく。本書では、それではいけないと警鐘を鳴らしており、い
つまでも「大人気ない」大人であることを勧めている。経営者や起
業家は、新しいものを生みだそうとする姿勢、チャレンジ精神が大
切だが、その気持ちを改めて再認識させてくれる本であり、すべて
の経営者やこれから起業する方にお勧めしたい。
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4478012245/consulgent-22/ref=nosim
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《今週のコンサルタント・インタビュー》
●コンサルタントになったきっかけはなんですか?
祖父や父親が会社経営をしていたので、企業経営には幼い時から
興味がありました。
しかし、不況や技術革新で会社が幾度と苦しい状況に追い込まれ
ていた現場を見て、「どうすれば中小企業が成長発展できるのか」
ということに強く関心を持ちました。そのことがコンサルタント
になったきっかけです。
●コンサルタントとして一番心掛けていることはなんですか?
短期間で成果がでるようにコンサルティングを行っています。そ
のため、ノウハウについては出し惜しみすることなく、すべて公
開するようにしています。
単に、アドバイスするだけでは何も変わりませんので、ノウハウ
をわかりやすくまとめた冊子を使って講義したり、ノウハウがき
ちんと会社のなかで仕組みやツールなど具体化するまで支援して
います。
●コンサルタントを活用する企業にアドバイスを!
なぜ、コンサルタントを活用するのか、導入するのか、その目的
を明確にすることから始めてください。目的が明確でないと、コ
ンサルタントをどのように活用すべきか方針が定まらず、うまく
結果にむすびつきません。
また、コンサルタントにすべて任せるのではなく、積極的にコン
サルタントとコミュニケーションをとりながら、参加するという
姿勢が大事だと思います。
●PR
まず、経営者がやるべきことは売上をあげること。そのためには、
見込み客を集めるための「集客の仕組み」と、その見込み客をク
ロージングする社員を育てる「育成の仕組み」が必要です。
つまり、中小企業が成長発展するには、集客と育成の仕組みが軸
となります。その集客と育成の仕組みづくりを中心に、成長発展
に必要な支援をワンストップで提供します。
オールインワンでご支援することができますので、コストを抑え
られ、しかも最短で成長発展を実現することが可能です。まずは
お気軽にご相談ください。
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日、天風師の感動の教えに触れることで365日、みずから思い通
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《編集後記》
今週のコンサルタント島倉大輔さんは、大学院時代に博士号を取得
されましたが、大学の閉鎖的な体質と硬直的な組織体制に限界を感
じ、経営コンサルタント会社に就職したという経歴をお持ちです。
現在は大学院時代に徹底して鍛えたロジックと持ち前の発想力を活
かして500社以上の企業に支援を行い、うち98%の会社が売上
ベースで2倍以上の成長を実現!という実績は折り紙つき。また企
業支援の他に年間100件以上の講演・セミナー、企業研修をこな
す、お忙し氏。今日は中国に出張中とのことで、きゃー目が回る〜!
特徴として、中小企業やベンチャーなどの「ギャンブル経営」に陥
っている会社を救うべく、最速&最短での成長を実現する為に必要
な全てのソリューションを惜しみなく提供。なかでも集客力強化と
人材育成の仕組みづくりについては定評があり、日本でもトップレ
ベルのコンサルティング会社であると自負されています。また国内
だけでなく、世界で勝つために必要なサポートを実践&展開中です。
さらにはセールスでも抜群の業績を上げていらっしゃって、厳しい
ノルマで有名な外資系コンサルティング会社で3年連続トップセー
ルスの表彰を受けたそうですから、営業手腕も証明されています。
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成長シナリオの実現を目指しましょ〜┗(^▽^)(^▽^)┛(にしだ)
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2010年11月8日(月)13:00〜/東京千代田区にて
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〒104-0032 東京都中央区八丁堀2−1−9川名第二ビル6F
〒541-0054 大阪市中央区南本町2−1−1本町サザンビル8F
★ご意見・お問合せは: http://www.keieido.net/inquiry.html
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