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◇◆◇ 経営革新!100人のコンサルが語る事業成功の秘訣 ◇
◆◇ 第598号【12/05/09】 ◇◆
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《今日のCONTENTS》
1.『下請け企業だからこそ学んでおく!破壊的イノベーションと大企業の衰退』
照井 清一
2.編集後記
3.今週のおすすめセミナー:売上げが全ての経営課題を解決する
原資がなければつくるしかない!
トラブルにならない給料”最適化”法(5/24・東京)
4.今週のおすすめイベント
『本当の望ましい子育てと子育て支援とは何か?』
(5/20・さいたま)
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『下請け企業だからこそ学んでおく!
破壊的イノベーションと大企業の衰退』
■持続的イノベーションと破壊的イノベーション
技術革新(イノベーション)には、技術革新により今までの製品を
さらに進化させる持続的イノベーションと、全く新しい製品が出現
し今までの製品が市場から駆逐されてしまう破壊的イノベーション
の2つがあります。破壊的イノベーションの例としては、デジカメ
に駆逐されたフィルムカメラなどがあります。
■最終製品にイノベーションが発生し、廃業した会社
多くの中小製企業にとって自社で製造した部品や製品は、納入先で
最終製品に組立てられ市場へ出荷されます。その最終製品に破壊的
イノベーションが発生し、構成が大きく変化すると、受注が激減す
る場合があります。
私の経験ですが、ある産業機械メーカーの製品に破壊的イノベーシ
ョンが起こりました。その結果、従来の製品が使用していた大型で
高精度の部品はほとんどなくなり、小型でより低コストの部品が使
用されるようになりました。しかし、従来の部品に合わせた設備・
製造方法であったため、小型でより低コストの部品に対応できず、
高い技術を持ちながら廃業した下請企業がありました。この事例か
ら最終製品に常に注目し、その変化に素早く対応することが必要な
ことがわかります。
■破壊的イノベーションが起こる時
新しい技術が市場に提供されると、最初に機能が向上します。次に
小型化・信頼性向上が起こり、最後に低価格化が進みます。そして
新たなイノベーションが起こり、全く新しい製品に取って代わられ
ます。例えば日本語ワードプロセッサーは、当初は変換などの機能
向上、次にポータブルサイズにダウンサイジングし、最後には価格
競争になりました。そしてパソコンのワープロソフトという破壊的
イノベーションにより市場から消えていきました。
■今後発生するイノベーション
今はパソコンのハードディスクがSSD(ソリッドステートドライ
ブ)に変わりつつあります。今後ハードディスクは特定の用途以外
はなくなり、その結果使用していた磁気ヘッド、小型モーター、デ
ィスクなどの部品の需要がなくなってしまうと予測されます。
さらに日本の産業を牽引している自動車も、すでに成熟産業になり
低価格競争も始まっています。今後電気自動車などの破壊的イノベ
ーションにより製品構造が大幅に変わってしまうかもしれません。
■イノベーションの予測の困難さ
しかし「『イノベーションのジレンマ』クレイトン・クリステンセ
ン著」に書かれているように、破壊的イノベーションを正確に予測
することは、かなり困難です。従ってできる限り様々な分野の顧客
を開拓し、特定の業界の製品に依存しないことが、破壊的イノベー
ションの影響を最小限にする方法であるといえます。
株式会社もの造りコンサルティングでは、多くの顧客を開拓し一社
依存から脱却することを「脱・下請け」と呼び、そこに発生する様
々な問題の解決を支援しています。
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《今週のコンサルタント》
照井清一(てるい せいいち)
株式会社もの造りコンサルティング 代表取締役
100人以下の中小製造業の「脱・下請け」コンサルタント
「100人以下の製造業、中でも受注の大半が1社という企業(下請
け)が、顧客を開拓し、多数の企業と取引できる状態に至ること」、
すなわち「脱・下請け」実現するための様々な課題解決を支援します。
メーカーの技術者として長年中小製造業と取引した経験から、新規顧
客開拓は企業の誰にどのようにアプローチすべきか、アプローチの仕
方はどうすべきか、具体的なアドバイスを行います。またそれぞれの
企業の技能・歴史からその企業の強みを発見・強化し、これを広く訴
えることで、「仕事をください」から、「この会社につくって欲しい」
と言われる会社になるように支援します。また展示会でのPR方法、
WEBやSNSの活用をアドバイスします。
《経営堂・詳細プロフィールはこちら》
《私のお勧めビジネス書》
『イノベーションのジレンマ』
クレイトン・クリステンセン著 翔泳社
ハードディスクドライブ業界の研究事例から、破壊的イノベーション
がどのように発生し、その結果市場を支配していた企業がどのように
なったか、そしてそれはなぜかを解説しています。これを読むと現在
の日本企業の苦境の原因が、円高や海外の安い人件費だけでなく、製
品の成熟化による低収益構造にあることがわかります。そしてこの苦
境を日本企業が克服できない可能性も見えてきます。納入先の製品の
将来を考える上で大きなヒントになる本です。
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《今週のコンサルタント・インタビュー》
●コンサルタントになったきっかけはなんですか
独立前、品質保証部として取引先の品質改善指導を行っていました。
その際品質以外の様々な課題も見えてきましたが、品質改善指導では
抜本的な改善にまで至らず、もっと深く入り込んで変革したいと感じ
ました。また自社の改革プロジェクトを推進し、人を変え、組織を変
え、その結果工場が大きく変わる喜びを体験しました。多くの中小製
造業が、取引先が一社に依存するために低い単価に甘んじなければな
らないことや、受注の大幅な変動により収益が安定しない問題がある
ことがわかりました。そこで中小製造業に仕事を出す立場だった経験
を生かし、「脱・下請け」を望む企業に「どのようにしたら仕事が取
れるか」具体的な手法を指導し、「脱・下請け」の実現を支援するた
めに独立しました。
●コンサルタントとしていちばん心がけていること
クライアント企業様の課題に対し、解決策を一緒に考え、クライアン
ト企業様自身が発見するように心がけています。コンサルタントの一
方的な提案や指導はコンサルタントが入っている間は成果が出ますが、
コンサルタントが去ってしまうと元に戻ってしまいます。コンサルタ
ントが入ることでクライアント企業様の業務プロセスが変わり、人が
変わり、最終的にはクライアント企業様自身が変わり、コンサルタン
トが不要になることを目指しています。
●コンサルタントを活用する企業にアドバイスを
クライアント企業様が変革を望まれている場合、変革の水先案内人と
して、プロジェクトを停滞なく進めるにはコンサルタントは大変有効
な存在です。一方コンサルタントが特定の知識・ノウハウをもたらす
ことを期待した場合、その知識・ノウハウがクライアント企業様のニ
ーズに完全に合わないことも多く、期待した成果が得られないケース
が少なくありません。このようなコンサルタントの特徴を考慮し、コ
ンサルタントを有効に活用されることをお薦め致します。
↓↓今回コラムを執筆頂いた照井清一さんよりお知らせです↓↓
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☆☆今週のコンサルタント照井清一氏のおすすめ情報☆☆
このメルマガを配信した日から、1ヶ月の期間限定で無料相談を開催
します。自社の工場で課題があるのだが、どこに相談すべきか、外部
コンサルタントに依頼した場合の費用はいくらかかるのか、ちょっと
聞いてみたいが、ためらっているようなことがありましたら、この機
会をご活用ください。ご相談は下記の問い合わせフォームよりお願い
します。(勧誘など一切ありませんので、お気軽にご利用ください。)
http://mono-con.jp/info.html
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《編集後記》
製造業には克服すべき経営課題が多く、昔からコンサルティング依頼
の多い業種のひとつです。本日コラムを書いて戴いた照井さんは、製
造業の中でも特に脱下請けを目指す意欲のある会社にフィットするの
ではないかと思います。非常に誠実でうそのないお人柄ですし、年齢
も若く、例えば2代目、3代目として後継して、会社を新しく変革し
ていくタイミングには、よき伴走者になってくれると思います!
(ひがさ)
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☆☆今週のおすすめセミナー☆☆
営業強化セミナー:売上げが全ての経営課題を解決する
原資がなければつくるしかない!
【トラブルにならない給料”最適化”法】
売上を伸ばすために手を打たないといけないのはわかっているが、
それを行う原資がないし、銀行も貸してくれない・・という社長!
経営資源の中でもっとも扱いが難しいのは人件費、つまり「給料」。
社員の生活にも関わるため手を出しずらい部分ですが、経営者は自
分で会社を守らなければ明日はありませんよね。社員のモチベーシ
ョンをケアしつつ、経営が安定する方法があるのをご存じですか?
人事制度を入れろという話ではありません。社長が少しの時間と労
力をかけて行うテクニックを、管理会計のプロが大公開します。社
長!今こそ“聖域”にメスをいれるべきなのです。しかも今ならま
だラクにできます。目からウロコの方法をセミナーで学んで下さい。
●日時:2012年5月24日(木)18:15〜20:30
●参加費:5,000円/講師:堀内智彦氏/場所:千代田区にて
★詳細は→ http://www.keieido.net/seminar-t/cons10.html?mgk120509
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☆☆今週のおすすめイベント☆☆
『本当の望ましい子育てと子育て支援とは何か?』
http://work-life-supporter.org/information/0401.html
ワークライフバランス実現支援の特定非営利活動法人「わぁくらい
ふさぽーたー」が5月20日にイベントを主催致します。
今回は「子育て」と「子育て支援」というものにスポットライトを
あて、子育て、保育、ひいては働き方、ワークライフバランスなど
について、それぞれの現場から考えていけたらと思っております。
【第一部:講演】小松君恵氏(株)コマーム代表取締役
本当の望ましい子育てと子育て支援とは何か?
〜子育てと子育て支援の現場から〜
【第二部:パネルディスカッション】
「次世代育成サポートの“今”と“これから”」について
◆日時:5月20日(日)14時〜
◆場所:埼玉県男女共同参画推進センターWithYouさいたま4階
◆定員:100名(資料代500円)
◆代表理事:阿部重利
<お申込&セミナー詳細>
http://work-life-supporter.org/information/0401.html
◆主催:NPO法人わぁくらいふ さぽーたー
〒343-0843埼玉県越谷市蒲生茜町 25-1-1A TEL048-940-0762
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◆◇ 発行元:経営コンサルタントの購買代理エージェント ◆◇
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《株式会社コンサルジェント》 http://www.consulgent.co.jp
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◆広報ブログ http://ameblo.jp/consulgent/
〒104-0032 東京都中央区八丁堀2−1−9川名第二ビル6F
〒541-0054 大阪市中央区南本町2−1−1本町サザンビル8F
★ご意見・お問合せは: http://www.keieido.net/inquiry.html
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することを禁止します。※同僚・知人へのご紹介・転送歓迎します
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このマガジンは[まぐまぐ] http://www.mag2.com/を利用して発行
しています。配信停止は http://www.mag2.com/m/0000085773.html
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