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◇◆◇ 経営革新!100人のコンサルが語る事業成功の秘訣 ◇
◆◇ 第60号【03/11/19】 ◇◆
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《メニュー》
1.『経営革新って難しいこと?』 国分 三記久
2.今週のおすすめ情報 〜経営者向け会報誌〜 「アクティブ」
3.コンサルジェント・ビジネスフェア出展のおしらせin 大阪!
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《今週のテーマ》
『経営革新って難しいこと?』
10月のある日、A県の山間の村に行ってきました。目的は酒類業
界での公的調査、研究事業のためです。
向かった先は田んぼの中に立つ一軒の酒屋さんです。見るからに
“田舎のよろずや”といったひなびた店で、なぜここが・・・?と
思いました。
しかし、お話を店の奥さんにお聞きするに連れて、なるほどと理解
ができてきました。この奥さんはまだ若く、ここへ嫁いで来る前は
銀行でOLをしていたとのことです。
奥さんが嫁いで来た当時の店は経営もままならない状態に近かった
そうです。商売には素人の奥さんが思ったことは“どうして村の酒
屋として当たり前のことをやっていないのだろうか?”ということ
でした。
そこで、奥さんは村の住民が欲しいと思っているはずの品揃えに変
え、それまでやっていなかった地域への“御用聞き”を始めたそう
です。
その後、近年になってはインターネット通販にも進出し、全国へ地
元の銘酒や物産を販売するようにもなりました。また、その関係で
食品加工の分野にも手を染め始めています。
これら取り組みの結果もあり、平成不況下にあっても順調に業績を
伸ばして、安定した経営を実現しています。
また、私の住んでいる地域に近いところには、海から離れた内陸部
にありながら、とびきり鮮度の良い魚を食べさせてくれると評判の
食堂があります。
ここは、何のことはなく、“鮮魚店が経営する食堂”(メニューに
は魚関係のものしかありません)なのです。
これらの事例は事業経営という観点からはやや単純すぎるかもしれ
ませんが、ちょっとしたこと、そして当たり前と思っていても意外
に手が付けられていないことに挑戦して見事に結果を出している事
例ということができると思います。
現代経営にとって最重要なキィワードのひとつである経営革新は、
一般的には経営ビジョンの実現や経営環境変化への対応のため構造
的に経営を変革する試みと解釈されています。
また、平成11年に施行された経営革新に関しての法律「中小企業
経営革新支援法」では経営革新とは新たな取り組みによる経営の向
上と規定されています。
私も在住する県へ提出される「中小企業経営革新支援法」に基づく
支援を求める経営計画の承認審査に当たっていますが、上記のよう
な観点からはどれも良く検討されています。
中には極めて大胆な新分野への挑戦も見受けられます。しかし、そ
れらが実施されたときに実際に成果を挙げられるかどうかは未知数
です。
この法律とは関係なく、新たなチャレンジをして成果を挙げている
事例には、既存事業のコアを基盤としてそこに新たな発想を加えた
ような意外にシンプルなアイデアのものも数多いことに気づきます。
また、そのような方向性を経営者がしっかりと認識していることも
成功の要因のひとつと言えます。
中小企業でも、事業分野が多岐になった場合や経営者が全体計画を
十分に把握できていない場合などには、経営を革新することを必要
以上に大掛かりにとらえてしまい、逆にそれが成果に結びにくくし
ているケースも見受けられます。
前に述べた酒屋さんや魚屋さんが意識して経営革新に取り組んでい
るとは言えないかも知れませんが、“身近にあることの中に改革の
種”を見出す姿勢は企業の大小、業種を問わず重要なことではない
でしょうか。
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《今週のコンサルタント》
国分 三記久(こくぶん みきひさ)
有限会社エム・ケイ・コーポレーション代表取締役
経営活性化サポートコンサルタント
1951年生まれ。コンサルティング・ファーム、民間会社を経て
有限会社エム・ケイ・コーポレーションを設立。中小企業の経営活
性化支援を専門として活動中。特に経営革新、事業再構築、および
チェーン展開サポートなどに力を入れている。主な受託職務は、財
団法人福島県産業振興センター専門家事業、福島県経営革新計画承
認審査委員、国税庁酒類業実態調査委員など。中小企業診断士。
《私のお勧めビジネス書》
『真実の瞬間(MOMENTS OF TRUTH)
−SAS(スカンジナビア航空)のサービス戦略はなぜ成功したか』
著者:ヤン・カールソン 訳:堤 猶二 出版社:ダイヤモンド社
1990年に訳され出版されたサービス業における顧客満足、顧客
重視の企業文化についての著書。“スカンジナビア航空のサービス
戦略はなぜ成功したか”という副題のように、その経営者だった著
者が低迷する会社を“顧客との接点”(真実の瞬間)という切り口
から見直し、経営を立て直したドキュメント。日本の中小企業経営
においてもヒントになる点は多い。
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☆☆今週のおすすめ情報☆☆
「中小企業に役立つ情報はホント少ないよな」
先日、ある有名ビジネス誌を読んでいてそう思ったので、
ちょっとページ構成を調べてみました。
すると…
−大企業向けページ…約50%
これはある程度仕方ないですよね。
−中小企業向けページ…約2%
とても少ない!じゃあ残りは?
そうです、残りはほとんど「広告」なんです。
これでは中小企業経営者が読んでも全く意味がないですよね。
確かに中小専門の雑誌もありますが、これも事例ばかりで
「じゃあ、具体的にどうすればいいの?」
という一番知りたいことが全然書かれてないんです。
そこで100%中小企業専門で、しかも事例紹介だけでなく、
具体的な手順まで法則化して紹介する雑誌を作りました。
もちろん紛らわしい広告などは一切ありません。
我々はコンサルタントなんで、決して文章は上手じゃないですが、
現場を知り尽くしている分、ライターを使っている普通の雑誌より
は、かなり実践的になっています。
◆興味がある方だけでいいです。ちょっと覗いてみてください。
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☆☆ビジネスフェア出展のおしらせ☆☆
【ベンチャー・エキスポ2003 KANSAI】
〜コンサルジェントが、ブース出展(No.27)いたします!〜
◎開催日:2003年11月25日(火)・11月26日(水)
◎時間 :AM10:00〜PM17:00(26日は16時まで)
◎場所 :大阪国際会議所3F・イベントホール ◎入場料:無料
◎主催 :日本経済新聞社 ⇒ http://www.nikkei.co.jp/v2003/
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《編集後記》
「経営革新」というキーワードは日常の中で視点や考えを少し変え
る事で実現可能なのだなと実感させられます。しかしこのお酒屋さ
んのように客観的に物事を見据え、今までとは違う風を吹き込んで
くれる人物(第三者)の存在も大切ですよね〜。こんな金のワラジ
を履いてでも見つけたいお嫁さんが無理な方は、是非コンサルタン
トを活用して下さい!でもこのお家にとっては「嫁よ!よくぞウチ
に来てくれた!」と万々歳でしょうね〜。…がんばろっーと(^.^)b
(にしだ)
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