こんにちは!!コンサルジェント西日本担当の廣川です!
遅ればせではございますが、新年おめでとうございます。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
かなり寒い日が続きますが、皆様お風邪など引いておられませんか?
体が資本と思いますので、健康だけは大事にしていきたいですね。
さて、今回も関西及び西日本エリアのコンサルタント業界や市場状況、所感等をお伝え出来ればと思っております。
昨年は景気がよくないところに大震災がありましたし、円高も進みました。日本にとっては本当に大変な年でしたね。
今年は大激動の年になると巷では言われていますが、まだ目立った動きを感じることはできませんね。今年の追い風は「大震災への復興公共予算」でしょう。なんとその規模は12兆円!
ただ、その恩恵を受けるのは建設・土木業、家財・車等の耐久消費財、周辺地域の飲食・サービス業、地域的には東北と関東くらいまででしょうか。
大阪在住の私としては関西方面まで波及してほしいのですが、まぁそうはいかないと思います。そして何より、復興予算の好影響というのは一時的なものに過ぎないというのが大切なところです。
やはり、地力を付けるしか無いと言う事なんでしょうね。あわせて時代の波に乗ることも重要です。
が、それが難しいとも言えるんですよね(苦笑)。
東大阪では製造系中小企業が集まり、生き残りを図る取組を行っていて、その活動はマスメディアでも多く取り上げられてきたのですが、そちらの団体でも倒産危機など非常に厳しい企業がポツポツ出てきているそうです。
関西の市況は、基本は非常に厳しい状況が続いていると思われます。その一方でしっかり儲けている所はあります。関東に進出している企業もいくつもありますし、我々のコンサル業界でも忙しい方は凄く忙しいです。
確かな満足度を得るコンテンツやノウハウが有る方は、口コミとリピートに繋がっていてよい循環になっています。もうひとつ見過ごせないのが、来年3月で終了するモラトリアム法案。当社のお客様でも、この制度を利用して生き残ったり、業績回復した企業があります。
法律が1回延長になるかどうかはわかりませんが、資金に余裕があるうちに変革に取り組まないと同じことの繰り返しというか、むしろ負債が増えただけという結果になってしまうでしょう。
財務状況が厳しい企業、資金は確保できているが打ち手がわからない企業は外部の力を活用するのも一手です(営業的に聞こえてしまいますが、必ずしもそうではありません)。
逆に、今ビジネス的にうまくいっている企業はというと全てがうまくいっている訳でもないようです。うまくいっていると
・経営者が変える必要をそもそも感じない
・経営者が必要性を感じていても社員がそう思わない
という話をよく聞きます。前者はともかく、後者はやり方次第だなと思います。
今やっているやり方を変えるのは、業績の良し悪しを問わず、大変なことです(私自身も含めて)。私が関わった事例でいってもやはり「人材の育成」がカギになると実感してます。
それは現場の社員から経営トップに至るまですべてです。
いずれにしても企業体力がある段階で早めに、かつどこまで変革に着手出来るか。
経営者、社員を問わず、どこまで本気になれるか。我々も微力ながら、変革のご支援をサポートできればと思っています。どうぞ、宜しくお願い致します。
また次回にお会いしましょう!
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