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※主に関西で活動するエージェントが、最新の「関西コンサルタント事情」を語って行きます。 |
《今回のテーマ》 『生き残りをかけた関西の景気動向』 |
こんにちは!コンサルジェント西日本担当の廣川です!
さて、関西の景気はどうでしょうか?いや〜、なかなか厳しおまんな〜 (とおっとり京都人のような口調
でごまかしたくなってしまいますが、やっぱり厳しいですね…)
ちょっと大きな視点にしてみますとPWC(プライスウォーターハウスクーパース)の調査、ちょっと古いですが、表によりますと2008年、東京首都圏 (東京・神奈川・埼玉の経済圏)と大阪関西圏(大阪・兵庫・京都等)では、実に3.5倍のGDPの差が付いています。
しかも、東京はGDPで世界一の都市で、日本全体のGDPの34%にも上るそうです。これほど極端に集中している国は他に無いようです。(ニューヨークで10%、上海で4%、パリで21%との事)
先進国では圧倒的に多いようで、ちょっと極端ですよね!効率だけ見ると良い点も有るかも知れませんが、内需を大事に育成、適正配分して行く事も、人口動態で少子高齢化・労働生産年齢及び消費性向の強い年代が減る日本では非常に重要となると思われますので、改善が必要と思います。
それから、この表は2025年の予測が書かれているのですが2025年はこのままで行くと更に差が拡大して行く予想なんです。
東京首都圏と関西圏はほぼ4倍に、一方で新興国が大きく発展すると言う予想です。(サンパウロやムンバイ、デリー、イスタンブール、上海や広州等も)
今、大阪では橋下市長の維新の会が、期待されていますが、単純な道州制だけでは世界の中の日本で見た時に、むしろ東京一極の方が良いという意見も有ります。
確かに行政と大企業の首都機能のリスク分散が必要ですが合わせて、東京―大阪間のリニア化を格安料金にする等、大胆な施策と同時にグランドデザインをして欲しいですね。
さて、関西の景気に戻りますと日本総研様の関西景気動向2012年2月を見ますと、
“関西では、企業部門に弱い動きがみられ景気は足踏み状況にある。鉱工業生産は、輸出の不振のもとで減少している。企業収益は減益見込みであり、設備投資は慎重な計画となっている。もっとも、足元の企業部門の停滞は雇用・所得の悪化にまでは及んでおらず、家計部門では消費が底堅さを保っている。
先行きについては、海外経済の減速、円高傾向の持続など、製造業を中心に厳しい状況が続くなか、中国経済が内需を中心とした高めの成長を維持できれば深刻な調整は避けられよう。もっとも、関西
では電力の安定供給への懸念が他地域と比較して強いことが設備投資の伸びを制約する。
また、震災の復興需要も関西にまではさほど及ばないため、景気回復の牽引役を欠いた状況が当面続くとみられる。”
との事です。
実感レベルでは、一口で申しますと、パナソニックさん、シャープさん等の関西の製造業の柱がここまで弱るのか・・・というのが実感なんですが・・・しかし、対応や改革への深度・スピードを見ていると、流石パナソニックさんとシャープさんとも思う部分もございます。
是非、復活して欲しいです。
そして、中小企業は国内需要での満足度をどう上げれるか、と海外へのシフトの両極で生き残りの戦いを強いられる状況が加速しそうですね・・・。
厳しいですが、顧客の顧客まで見た営業戦略がキーになると思いますので私も、少しづつ頑張って参りたいと思っています!!
また次回にお会いしましょう!
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■株式会社コンサルジェント/「経営堂」運営会社 取締役 廣川智彦 |
1968年大阪府生まれ。立命館大学卒。マツダ株式会社を経て、コンサルジェントに勤務。趣味はアメフト観戦。営業は腰の低さが命!と言いながら、意外とマイペースなタイプです。モットーは『闇夜に人の前に灯火を点せば、我が前も明るき』という?かなり爺くさいかも。口癖は、「まことに恐縮でございます」。 |
メッセージ:「皆さまの経営課題にお応え出来るコンサルタントをご紹介して参ります。450名の提携コンサルタントと共にご協力頂きながら、事業発展の一助が出来ましたら有り難いと思っています。動く事が取り得ですのでお気軽に一声お掛け下さい!」 |
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