こんにちは!コンサルジェント西日本担当の廣川です!
梅雨も明けて、本当に暑い日が続いてますね〜。
季節の変わり目ですので、皆様お体にお気を付けて頑張って下さいませ!
さて、日本を取り巻く状況は本当に多くの問題が山積している感じですね〜。消費税アップ、円高、TPP問題、原子力問題、少子化、デフレ、教育・いじめ問題、格差問題(地域間格差)などなど、数え上げるといっぱいいっぱいです。
それぞれの立場でも、賛否両論有りそうですが、総じて難しい問題やニュースが多いですね。何とか、良い方向に日本が進んで行く事を期待したいですが、なかなか大変そうです(苦笑)
とは言え、良い方向に行くように一人一人は微力ですが、みんなで頑張れたらという思いが強くなる今日この頃で御座います。
さて、景気全般について、考えておりますと
『意外なほど業績好調な小売の勝ち組会社』@niftyファイナンス
という記事が御座いました。
この記事では、小売業界を取り上げていますが、この春あたりの決算状況から見ると非常に、イトーヨーカ堂を筆頭にコンビニの業績が好調のようです。
ちなみに、先週の日曜でしたが、私、大阪の南の方面のヤマダ電機にお昼13時頃行って来ましたが客足はあまり良くない感じでした。
一方その足で14時半頃にイオングループのダイアモンドシティに行きましたら、凄い混雑で、駐車スペースを探すのに一苦労、屋上までいっぱいの状況でした。
この差は、目玉が無い電機業界の現状と安くて良い生活必需品を目当てに家族で大型スーパーに来る最近の傾向を実感するような気がしました。
ちなみに、上記記事を見ますと、
(転載)
日本最大のセブン&アイ・ホールディングス(3382)は、2012年2月期(前期)の経常利益が2931億円に達し、5年ぶりに過去最高の水準を更新しました。コンビニのセブンイレブン、スーパーのイトーヨーカ堂がいずれも大幅に利益を拡大させています。文句のつけようのない立派な内容です。
セブン&アイと双璧をなすイオン(8267)も前期の経常利益が過去最高となりました。コンビニではローソン(2651)とファミリーマート(8028)も最高益に達しており、2月決算ではありませんが8月決算のファーストリテイリング(9983)も、中間期にあたる2月期でこちらも過去最高。
(転載終了)
との事のようですね!最近のコンビニの成功理由としては
1)都市型のスーパーとしての成功
ローソンストア100(100円ローソン略してヒャクロー)」などのブランドを積極展開で成功。これらの特徴は大型・郊外型のスーパーと小型・都市型のコンビニの中間を狙いつつ、比較的小さな商圏でも成り立つ小型スーパーの多店舗展開。
2)海外へのシフトで成功
ファミリーマートは前期の経常利益(448億円)のうちの1割が海外部門からの収益です。海外店舗数はすでに昨年夏の時点で1万店を突破しており、国内の総店舗数を上回る。
3)震災での地域の物資インフラを保つ機能等による成功
震災発生の直後から被災地はもちろん、日本全国で水や食料、乾電池、ガスボンベなど生活必需品への猛烈な需要が発生。福島第一原発の原発事故による電力供給不足に関しては、節電要請が長引くとの自衛手段からホームセンターやドラッグストア、家電量販店では、暑い夏を乗り切るための「冷えピタシート」やウェットティッシュ、すだれ、扇風機など涼感グッズ、節電用品、耐震補強用品にも特需
発生。
4)地道に続けて来たPBのノウハウが花開き成功
PB(プライベートブランド)を中心に価格を抑えた日用品を数多く扱うようになってた。
などなどが理由のようですね。
いずれにしても、今後の日本の方向性を示唆している部分が有りそうですね。
その方向性としては、
1)大きな成長分野は海外(特にアジア)、それも輸出ではなしに、生産ピラミッドとマーケティング機能と販売機能まで、現地化する。
2)一方で日本の内需拡大への対応として、きめ細やかな選ばれる商品・サービスの提供(安くて良いものか、高くても特定のターゲットには高い満足を提供する)
の2つの流れに対応する事が非常に大事になって来ているように思います。
これらを上手く、実際に反映できるように、弊社ご提携のコンサルタントの方と何かお手伝い出来れば嬉しいと思う今日この頃で御座います!
また次回にお会いしましょう!
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