こんにちは、コンサルジェント西日本担当の廣川です!
朝に布団から出るのが辛い今日この頃で御座いますね(笑)。
さて、景気状況で御座いますが、3か月前にスーパーとコンビニの好業績と言う事で記事を紹介させて頂きましたが、「意外なほど業績好調な小売の勝ち組会社」
その後の四半期は、非常に好調とは言えないようです。
http://p.tl/w38e 日経9月25日
≪転載≫主要な小売業は2012年3〜8月期の決算発表で軒並み業績が下振れするだろう。コンビニは足元で既存店売上高の伸びが鈍っており、イオンは一部子会社について業績を下方修正した。ただ、コンビニ大手の株価は直近で下げが鮮明になっており、3〜8月期が会社計画に届かないことは既に株価に織り込まれたのではないか。
という記事が御座いました。
コンビニは足元で既存店売上高の伸びが鈍っているという状況で、大きく落ちた訳では無いと言えるのですが、非常に競争が激しい業界と言えるかも知れません。※セブンイレブンは健闘している様子です。
それから気になる記事としてはマクドナルド 世界全体では2.4%の売り上げ増との事ですが
http://p.tl/O-T3
日本マクドナルドは8ヶ月連続で、対前年割れで苦戦中との事ですね・・・
http://p.tl/_z63
6期連続で増収して来た、経営のプロ中のプロの原田社長でさえ、『会見した原田泳幸会長兼社長は「震災で消費志向が変わり、今までのやり方は通用しない」と話した』
と、今迄の低価格商品でお客様を呼び、高価商品にシフトしてもらうという戦略が上手く方程式が上手く機能しなかった様子です。
価格に対する商品価値についての消費者の価値観やシビアさが、今のマクドナルドの商品群では、納得されなかったと言えると思われます。実際、グラコロでは、私は満足できませんでした(苦笑)
これらの記事を読んでいると、震災を経てより一層シビアになった消費者の価値観と心理の変化に対応する事が、足元では大事にならざるを得ないと感じます。
このような景気状況の中でも、大変に熱血で理想を求める方と言う事で、共感すると言いますか、とても良い方向性でお取組みをされていると思いますのが大和ハウス工業の樋口会長のこれからの取組みのお話です。(結果はこれからと思いますが)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/emf/20121128/240240/
──大和ハウス工業は「ア・ス・フ・カ・ケ・ツ・ノ」というキーワードで事業拡大を進めていますね。その意味と重視している分野を教えてください。
樋口武男氏: 「ア」は安全・安心、「ス」はスピードで、会社の方針を示しています。「フ」は福祉、「カ」は環境、「ケ」は健康、「ツ」は通信、「ノ」は農業で、展開する事業分野を示します。
「何をしたら、もうかるか」という発想ではなく、「どうしたら世の中の役に立つのか」を判断基準に事業に取り組んでいます。会社にとってだけでなく、株主、従業員、世の中、そして将来にわたって良いかどうかを見極め、必要とされるもの、歓迎されるものを手掛けていきたいですね。これは創業者の石橋信夫から引き継いだ考えです」
との事で、大変に素晴らしいと感じました!!
関西本社の電機業界などの企業は今、大変に苦しんでいますが、きっと復活すると信じて行きたいですね。ともあれ、中小企業の発展に、弊社も役立てるように頑張って参りたいと思っています。
年の瀬となりましたが、来年の皆様のご発展、ご多幸をご祈念申し上げます!!
又、次回何卒宜しくお願い申し上げます。
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