こんにちは!!コンサルジェント西日本担当の廣川です!
季節の変わり目で、油断すると風邪を引きそうですね。
(かくいう私の風邪と花粉症でダウン状態で御座います 苦笑)
最近は円安傾向と言う事で、輸出型の製造メーカー様にとっては追い風という話もお聞きしますが、非常に大きな好影響と言う事は聞こえて来ない気もしています。
やはり、大手企業はかなりの比率で海外生産になっているので円安は有り難いのですが、やはり国内の需要促進を同時に上げて行かなくては効果が低いのでは??と感じてしまいますね!!
ともあれ、変わらぬ低成長時代の中で、お客様に満足してもらえる商品・サービスを目指していく必要は変わらないという事と存じます。その為の方向性は様々有ると思いますが最近つとに感じますのは、基本に戻った品質の重要性という所で御座います。
マネジメントや購買心理を活用したマーケティングも、究極で言いますと経営戦略も(経営者様の人格までも含めて)、最終的には、その品質が非常に厳しく問われているのが最近の市場を取り巻く傾向
と思います。(結果的に商品やサービスに顕れてしまうと言いましょうか)
実は、そんな事は昔からずっとですよ〜、と言われてしまい、「はい、その通りです。」とお答えしないと行けない事かも知れないのですが・・・。
しっかりと、品質にフォーカスして行く必要性が高まっているように思っています。裏を返せば、本物志向〜その理由はやはりお客様に情報が行きわたるようになって来た事と、金額と価値に対するシビアさが増していると言う事かと思います。
消費に関する情報が行き渡ってしまっている成熟社会への対応が必要という事かとも思います。
厳しい半面、今の時代に、本当に価値が有ると評価されると、ネットやSNSなどの消費者的な立場からの口コミの影響力が非常に増し、更にそれにマスコミが反応して、プチブレークにもなり易い(狙って行ける)という事かとも思います。
逆に、あまり良くない商品やサービスを営業力は、今でも必要では有りますが、ゴリ押しで売って行くには効率が非常に悪くなって来ているようにも思われます。
商品、マーケティング、営業、アフター等のそれぞれのカテゴリーで、そこそこのレベルにありながら、どこかのカテゴリーで強いという事が大事かと思いますが、特にエンドユーザーの商品そのものへの評価レベルが高くなって来ていると思われます。
顕著に現れているのは、例えば最近のマクドナルドの凋落が止まらない状況などにも良く現れているように思われます。
http://matome.naver.jp/odai/2136315307468947801
11ヶ月連続 対前年比割れ、110店舗を閉鎖するそうです。
(記事引用)
ハンバーガーチェーン最大手の「日本マクドナルドホールディングス」は、節約志向の高まりなどで外食をする人が減って既存店の売り上げが落ち込んでいることから、来年1年間で採算の悪い110店舗を閉鎖することになりました。日本マクドナルドが1日発表したことし9月までの9か月間の決算によりますと、既存店の売り上げが去年の同じ時期よりも2.2%減って、本業のもうけを示す営業利益も17.8%減少しました。このチェーンでは、ことしの春から低価格のメニューを増やしましたが、消費者の節約志向が高まる中で外食をする人が減っていることなどから、売り上げが伸びなかったということです。このため、来年1年間で規模が小さい店舗など採算の悪い110店を、閉鎖することを決めました。また、このところ需要が高まっている宅配サービスを現在の17店舗から来年中には全国250店まで拡大して売り上げの回復を図りたいとしています。原田泳幸社長は「ただ安いだけでは需要を喚起できない。朝食メニューを強化するなどして収益を改善していきたい」と話しています。
(引用終わり)
基本的に外食全体の需要が減っているのも御座いますが、それ以上にマクドナルドが落ち込んでいるのは明らかで、モスバーガー等はそれ程の落ち込みがない所をみると、立地や店舗の雰囲気やCMの上手さなどのマーケティングが得意なマクドナルドでさえ、商品そのものの品質が良くないと大きく売り上げが下がるのが、最近の傾向と言えるのでは無いかと思われます。
その意味で、商品に現れるまでの経営品質からの見直しをもう一歩深く、早めにやっていく事が、非常に重要な時期では無いか、と感じる今日この頃です。
日本人が得意な丁寧な、お客様への配慮の効いたサービス品質へ、すべての領域での品質管理が重要かと思われます。品質管理は製造業だけでは無くなってきたのでは、と思いますが皆様はどうお感じになられてますでしょうか。
ぜひ、我々も品質管理のコンサルタントの先生と小売やサービス業での品質管理にも積極的に取り組んで参りたいと思ったりする今日この頃で御座います。※品質の専門家のお薦めのコンサルタントも居らっしゃいます!!
中小企業の発展に、弊社も役立てるように頑張って参りたいと思っています。
期末で皆様もお忙しい事と存じますが、皆様の更なるご発展、事業成長の少しでもお役に立てれば、と持って居りますので、又、次回何卒宜しくお願い申し上げます。
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