1.書くことはあるのに、いざ書くとなるとなかなか書けないワケ
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2.まずはターゲット読者を具体的に想定しよう
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3.肩の力を抜き、ターゲット読者に語りかけるように書き始めてみよう
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・読者との距離感を感じさせない書き出しで引き込んでいく
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4.構成案(仮目次)を作成することはイロハのイ
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5.「まえがき」を先に書いてみる
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6.最初の数行に“著者の心”を込める
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・大仰な書き出しではなく、目の前の読者に語りかける雰囲気がいい
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7.書き出しがなかなか決まらなかった、自信のある章から始める
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8.「シンプル・イズ・ベスト」の気持ちで書き進めていく
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・「ここではあれも入れたい。これも入れたい」と欲張ると、読者は離れていく
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9.上手な文章を書こうと考えない
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・ビジネス書に求められているのは文章の上手さではない
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10.小見出しを入れながら書き進める
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・小見出しは後で編集者が思いっきり変えることがあるが、怒らずお任せ
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11.テーマとのずれがないかの確認を時々しながら書き進める
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12.推敲は、まず章ごとに行っておく
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・一つの章の推敲で既述の章の一部を書き直すことも大いにあり得る
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13.他の著書からの引用は最小限に
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14.困った時には素直に自分のことを書けばよい
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・知り合い、友人などターゲット読者に近い人の体験話も効果的
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15.専門家、コンサルタントの原稿がプロのライターより勝っていること
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・専門知識の深さ、現場の実態をよくつかんでいる経験知が説得力を生む
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16.専門家、コンサルタントの原稿が陥りがちな読者とのミスマッチ
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・自分の言いたいことを強調し過ぎて、読者を置き去りにしてしまう
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17.誇りをもって目線を下げる勇気を持とう
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・やさしさ、わかりやすさを失ったら誰も読んでくれない
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18.プロが使う「読ませる原稿」 五つの工夫
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読者と一対一で向き合っている雰囲気を出す疑問形文章
(例「あなたは、朝起きたときに家族に挨拶していますか?」)
現場のリアル感を醸し出すために使う会話体文章
(例「課長と部下がこんな会話をしています」→そのあと数行、会話例)
ここぞというときに、稲盛和夫やドラッカーなどの“ひと言”を引用する
(但し、頻繁な引用は嫌われるので、必要最小限に抑える)
読者の記憶に鮮烈に残っているニュースを引用する)
(例「2012年12月に起きた笹子トンネル事故は記憶に新しいところです」)
著者自身のことを吐露して読者との共感性を演出する
(例「こういう失敗、実は私にもあります」)
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19.原稿は本になるまで完成品ではありません!
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・原稿チェック、初校・再校ゲラ、そして校閲、どんな自信作にも必ず直しは入る
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20.基本、編集者の声は読者の声
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・編集者は「最初の読者」で「読者の代表」、編集者の求めには応じるのが基本
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21.編集者が困る原稿
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・話があちこち飛ぶ原稿
・流れが悪い原稿
・重複が過度に多い原稿
・自己宣伝の匂いがぷんぷんする原稿
・体験話が自己自慢になっている原稿
・誰のために書いているのかわからない原稿
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※当日の講演内容は一部変更になる可能性もございます。 |
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